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悠真

あれ…?俺達…こんなに馴染んでていいんだっけ…?

美月

美月

確かに、馴染みすぎは良くないかもしれない

美月

でもさ、少しは馴染まないと異変に気付けないかもしれないでしょ?

リン

俺はこの状況に遭ったばかりだからあまりよく分からないけど…

リン

協力するためには少しくらい馴染んだ方がいいんじゃないか?

悠真

悠真

それもそうだな

悠真

ごめん、ありがとう

そして俺らは昼食を食べ、再び探索することにした。

 

 

『見つからないよー…』

悠真

……

リン

おい悠真

リン

ほんとに手がかりなんて見つかるのか?

リン

昨日全部屋探しても見つからなかったらしいじゃん

悠真

手掛かりがなきゃおかしいんだけど…

きゃぁぁぁぁ!!!

悲鳴が聞こえた。

空気がピリピリと振動した。

悠真

なんだ?!

『悲鳴…?』

リン

『行ってみるか』

コクッ

悠真

ああ。

悲鳴を頼りに進んでいくと、2階の空き部屋前に人集りができていた。

悠真

何かあったのか?

俺は近くにいた仁に聞いてみた。

うん、海斗くん達のグループの話なんだけどね…

1階で探索してたみたいなんだ。

そしたら、急に陽太君がいなくなったらしくて…

海斗

あれ?陽太は?

さあ…はぐれたのか?

海斗

でも今日ってあの日だよな…

海斗

心配だ

探そう

海斗

ああ。

それからずっと探してたんだけど、 結局見つからなかったみたいで

で、この部屋に来たら…

仁が部屋の中を指差す

悠真

っ…!

『酷い…』

リン

悪趣味だ…

そこには、ナイフで刺され血まみれになった陽太がいた。

管理人

ふふふ、どうでしょうか?

管理人

私からの一回目のプレゼント…

管理人

喜んで頂けますでしょうか?

海斗

喜べる訳ないだろ!!

そうだ!

死のプレゼントなんて嬉しくもねーよ!

管理人

あら、おかしいですね?

管理人

あなたたちは自殺を希望してるはずです

管理人

なのに…死が嬉しくないんですか?

海斗

くっ…それは…

……

悠真

いくら死にたくても、こんな殺され方は嫌だ

悠真

それに逃げる方法があるなら死ぬよりも逃げたい

悠真

本当は死にたくないから

管理人

……

管理人

あはははははは!!!!

管理人

ですよねですよね???

管理人

死にたくはないですよねぇぇ??

管理人

じゃあ脱出してみせなさいよ!

管理人

ほんとに生きたいのなら!!!

悠真

望むところだ!!

管理人

それじゃあ明日に備えてくださいよっ!!

管理人

楽しい楽しい脱出ゲームを見せてくださいよ!!

管理人

あはははははははははははははははははははははは!!!!!!!

そこからは、俺が管理人に殴り掛かりそうになったのを陸達に止められて、自室に戻ることになった。

悠真

くっそ、なんなんだアイツ!

俺は陸と律に愚痴を漏らしていた。

『にしても、まさか陽太君が死んでしまうなんて…』

『律君は死体は見てないんだっけ?』

『うん…記憶が無いんだ…』

悠真

今日の考察をしてもいいか?

『うん、考察しようか』

『考察だね?わかった!』

考察では要点をノートにまとめながら会話しているので、手話・筆談表記は省略します

悠真

まず、今日は仁達が見つけた資料を見たな

僕達の情報が全て書いてあったね

律君の人格、リン君のことも書いてあった

え?僕の人格の情報も…?

うん、後で見てみるといいよ

ありがとう

悠真

で、今日は陽太が殺された

血塗れになってたね…

可哀想…

悠真

どうして陽太が殺されたのか関係あるのか…?

わからない

どうして陽太君からなのか…

うーん、わからないね

悠真

じゃあ、明日も探索頑張ろう

うん

頑張ろう

【打ち切り】脱出ゲーム《朱》~集められた10人の自殺願望者~

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