krpt短･長編集

⚠あんてんしょん⚠ リクurhr(hrur) BL/喧嘩/同居設定 主のイラスト付き ３たぷご

寝坊した朝に聞こえた第一声は、怒鳴り声だった

ﾊﾞﾀﾝｯ

だなんて、ちょっと馬鹿みたいなことだけど。

ちょっとだけぶつかるのも当たり前かな？

って、心では分かってるけど＿＿＿

とは口にしてみたものの、

頭にちょっと靄が残ったままだった

数分間歩き回ってみた

案の定見つからなかった

…そこには少しひん曲がった性格に盲目にされている俺がいた

こんなときだけ、不安になって

普段どんなけ嫌いって言っても言われても 好きって思えるのに

一方的な好きが経済のように回っている！

そう、盲目になっていた

随分遠くまで来てしまったようだ

感情がジェットコースターなんて、うまく言ったものだ

暗闇に包まれたと思うと、不安に焦りが乗算され

我を忘れて彼方此方探し回っていた

重々言うけど、恋は盲目。

目の前の自分の思慮に騙されていたようだ

＿＿＿＿＿

彼の姿を目に留めることが出来て、安心で頭が回らなかった

話によると、最初はちょっと感情的かつ面白がって 外に出て行ったらしい

＿＿＿でも、

普段見れないお互いのところ見れて

ちょっと心の距離は縮まった気がするなぁ

「目の前は、たぶん明るい！」

The END.