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主
こんちゃー
主
主です！
主
私のアールです！
主
女の子バージョンです
主
近いうちに男の子バージョンも作るよ！
主
それではどうぞ‼️
〇〇
わたし、屋上で靴を
〇〇
脱ぎかけた時に
〇〇
三つ編みの先客に、
〇〇
声をかけてしまった。
〇〇
「ねぇ、やめなよ」
〇〇
口をついて出ただけ。
〇〇
ホントはどうでもよかった。
〇〇
先をこされるのが、
〇〇
なんとなく癪だった。
〇〇
三つ編みの子は、語る。
〇〇
どっかで聞いたよなこと
三つ編みの女の子
運命の人だった。
三つ編みの女の子
どうしても愛されたかった
〇〇
ふざけんな！
〇〇
そんなことくらいで
〇〇
わたしの先を越そうだなんて！
〇〇
欲しいものが手に入らないなんて
〇〇
奪われたことすらないくせに！
三つ編みの女の子
話したら楽になった
〇〇
って
〇〇
三つ編みの子は、消えてった。
〇〇
さぁ今日こそは と 靴を
〇〇
脱ぎかけたらそこに
〇〇
背の低い女の子
〇〇
また声をかけてしまった。
〇〇
背の低い子は、語る。
〇〇
クラスでの孤独を
背の低い女の子
無視されて、
背の低い女の子
奪われて、
背の低い女の子
居場所がないんだ
〇〇
って
〇〇
ふざけんな！
〇〇
そんなことくらいで
〇〇
私の先を越そうだなんて！
〇〇
それでも、うちでは愛されて
〇〇
あたたかいごはんもあるんでしょ？
背の低い女の子
お腹がすいた
〇〇
と泣いて
〇〇
背の低い子は、消えてった。
〇〇
そうやって、何人かに声をかけて
〇〇
追い返して
〇〇
わたし自身の痛みは誰にも言えないまま
〇〇
初めて見つけたんだ。
〇〇
似たような悩みの子
〇〇
何人目かに会ったんだ
〇〇
黄色いカーディガンの子
黄色いカーディガンの子
うちに帰るたびに、
黄色いカーディガンの子
増え続ける痣を
黄色いカーディガンの子
消し去ってしまうため
黄色いカーディガンの子
ここに来た
〇〇
と言った。
〇〇
口をついて出ただけ。
〇〇
ホントはどうでもよかった。
〇〇
思ってもいないこと
〇〇
でも、声をかけてしまった。
黄色いカーディガンの子
ねぇ、やめてよ
〇〇
あぁ
〇〇
どうしよう
〇〇
この子は止められない
〇〇
私には止める資格が無い。
〇〇
それでも、ここからは消えてよ。
〇〇
君を見ていると苦しいんだ。
黄色いカーディガンの子
じゃあ今日はやめておくよ
〇〇
って
〇〇
目を伏せてまま消えてった。
〇〇
今日こそは、誰もいない
〇〇
わたしひとりだけ
〇〇
誰にも邪魔されない
〇〇
邪魔してはくれない。
〇〇
カーディガンは脱いで
〇〇
三つ編みをほどいで
〇〇
背の低いわたしは
〇〇
今から
〇〇
飛びます。
主
終わりです。
主
見てくれてありがとう。
主
それではバイバイ
主
またね〜
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