私は小さい時から比べられていた…

何かをしても…

何もしなくても…

私がいる限りお兄様と……いや…​兄達と比べられて

生きてきた。

だから…物心を着いた時には自分がどの立場に居るかがわかっていた

私はそれから自分を偽り生きる事にした…それなら自分の事を僕と言ったり頭のおかしい事をした

けれども僕は家族が好きだ特に兄達が好きだ昔はとても優しかった…でも……今は違う

僕は全てを捨てる……これでいいんだ…もう縛るものは自分自身だけで…いいんだもうこれだけで

そして…

僕は……

“ 偽物として生きていく ”

嗚呼、こうやって叫んで何がいいんだかもうこれも見飽きた

それから僕は誰にでも偽りの自分で接した…そして自分自身にも偽りで接した