???
…。

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…。

???
…。

千夏
(子供組だぁぁ!?しかも、こりゃまたサイバーな服装……。)

梛人(?)
そこのソファに座って。

千夏
あ、ハイ(向かい合わせかー……)

千夏
(いや、今私の眼の前に居る人たちは推しではない!!別の人だ!!うん!)

裏卜(?)
……随分とフォーマルな格好だな。

千夏
あ、それさっきも言われました…(声のトーン低!!)

初兎(?)
なるほどなぁ〜……データの通り、パワースーツ装着なし、この時間帯に単独行動…まあ、処罰対象に入るわな。

仏(?)
でも、仕留めはしなかったんだ?リーダーにしては珍しいね?

梛人(?)
道中で勝手に事情聴取にチェンジさしてもらった。

千夏
え?さっきこの人?…と出会った時は、殺生は不可能だって…

ちなみに、裏卜(?)くんの声のトーンの低さはずっと続いてます。いつか高くなる日が来るんでしょうか?
裏卜(?)
それはリーダーなりの不意打ち作戦だよ。

梛人(?)
あーね…そのまま付いてこさせて………まー……ね?

千夏
こわすぎる…にげたい💧

梛人(?)
やっぱり、足も拘束するべきか。

千夏
え、ガチで1ミリも動けない…

初兎(?)
事情聴取すればすぐ終わるから…な?

千夏
でも………

仏(?)
言いにくい事でもあるの?(低音

千夏
ビクッ

千夏
(ビビっちゃだめだ…。)

千夏
スゥ~……ハァ~……

裏卜(?)
心拍数上昇中……そんなに言いにくいんだ?(低音

初兎(?)
圧かけ過ぎやろwそれだと、もっと言いにくいんとちゃう?

千夏
いえ、、、、大丈夫です。ただ…今から私が話す事は全て事実です。それを忘れないで頂けると。

仏(?)
わかった。

私は仕事をしていたらいきなりこの場所に居て、全く知らないことだらけなことを話した。
パニックになりすぎてうまく言葉にならなかったが、4人とも途中相槌を打ったりと、真面目に聞いてくれた。
梛人(?)
それなら、いろいろ納得いく。

仏(?)
別環境で育ってれば、この空間に居て耐えられるってことだもんね。

千夏
ん?どういうことですか?

初兎(?)
君の居た世界でもギリギリ通じると思うんだけど…僕たち人体改造してて、瘴気が悪いんや。

千夏
えっ!?そうなんですか?全員……

梛人(?)
俺だけ人間だよ。だからマスクしてんだ。

千夏
理解しました。(色々危険なことが判明したわ……この人ら普通に私のこと殺そうと備えてる……。)

裏卜(?)
リーダー、どうすんの?この事態。

梛人(?)
まず、あとの二人にも報告して…世間には発表無し。

裏卜(?)
だよね。でも、本人の意見も聞いたほうがいいんじゃない?

裏卜(?)
瞳孔の開き方、心拍数…その他諸々の確率で、この人は本当の事言ってる。お粗末な扱いは可哀想な気がするんだけど…。

千夏
(意外と優しい……のか?疑心暗鬼になってきた…。)

梛人(?)
そうだね…それも交えて話がしたいから、ひとまず段取りとして、自己紹介でもしようか。

梛人(?)
じゃあ、俺から…いや待った。

初兎(?)
どしたん?

梛人(?)
君が俺の名前をなんで知ってるのかを聞いてない。

千夏
(あぁ~……すごくややこしい話に…。)

千夏
えーっと…私の世界に貴方と声と姿がまるっきり同じ人が居て、つい名前を呼んでしまったんです…。

仏(?)
同姓同名ってことか…ややこしいね。

千夏
(同姓同名どころじゃないんだけどな…)
