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オレの顔を見てすぐ、下を向いた じゃぱぱ
重苦しい空気が
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開口一番に罵声が飛ぶ。
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ポカポカと殴られた (男の拳で殴られるのはそれなりに痛い)
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アイツの考えてることが見て取れた。 どうせ俺を元に戻そうとか、今頭の中で考えているはずだ。
先手を取り、無理だと主張する。
jpp
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じゃぱぱに先を読まれた。
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jpp
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jpp
これは元々仕入れていた"情報"だ。 いざという時にあたためていた切り札
じゃぱぱに会った時のために プランはいくつか用意していた。
組に入れてくれないだろうと 早々に思っていたことだ。
ならば
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jpp
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ur
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jpp
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jpp
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ur
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jpp
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泣き出しそうな声でじゃぱぱは言った。
俺の口ぶりでわかったはずだ。 この決心はだいぶ前から 用意されていたもので
とてつもなく固いってことが…
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jpp
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jpp
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ur
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jpp
呆れたじゃぱぱがへなりと座り込んだ。
完敗だわ、すげーなうり。 ぽつりとつぶやいた。
jpp
jpp
ur
ur
こうして
オレとじゃぱぱとのなかで
契約が成立した。
naさん
naさん
ur
のあさんには一通り経緯を話した。
『そうですか』
静かに一言、これだけだった。
naさん
ur
naさん
ur
のあさんの手にはもういちご飴が
今日のリップと同じ色だ。
着物も白で
肌も白いから…よく映えた。
naさん
naさん
ur
大興奮してるのあさんを 見て笑ってしまった。
いつも下を向いて考え込んでいる様子しか、組の中では見れなかったから…
ur
naさん
naさん
ur
ur
ur
ur
naさん
naさん
のあさんが俺の前にいちご飴を差し出す…
naさん
あーんて
ur
ur
歯が浮くような砂糖の塊
人工的な甘味料
なのに
naさん
ur
あぁ
これが本当だったらいいのに
ur
naさん
naさん
naさん
他愛のない話の中でものあさんは
本殿を盗み見ている。
じゃぱぱのことが頭の隅にあるのだろうか。
ur
会いたいよね、近くにいるなら
気持ちはわかるけれど
naさん
naさん
naさん
明らかに悲しんでいる。
naさん
ur
ur
ur
naさん
連れてこなければよかったのか いや、でも行きたそうにしていたし。
天龍会が交渉中なのに
なんで連れてきたのかなんて
ur
きみとふたり
並んで歩いてみたかった。
rn
rn
yanくん
えとさんとヒロくんも合流して
hrくん
etちゃん
etちゃん
ついでにどぬを紹介。 やっぱりここ同い年なこともあって
5人すぐ仲良くなれた。
dn
dn
rn
みんなでヨーヨー誰が多く釣れるか かき氷賭けてやってたんだけど
yanくん
オレのヨーヨーは上げる手前で 落ちてしまった。
yanくん
etちゃん
rn
rn
となりにいたるなが 赤いヨーヨーひとつ摘んでオレの前に
yanくん
rn
せっかく並ぶ赤と水色のヨーヨー 離れ離れは嫌だった。
yanくん
rn
hrくん
yanくん
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どぬに味を聞こうとしたら ぐいっと腕を掴まれ引き寄せられた。
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yanくん
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yanくん
そんなのあるんだ。 るなとか好きそう。
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dn
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yanくん
のんびりした口調で何言ってんだ。
顔を真っ赤にして怒った。
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yanくん
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ぽんぽん! どぬに背中を叩かれる。頑張ってね!
そう、言われてる気がした。
そんなこと言われたら 意識しちゃうじゃないか…。
yanくん
yanくん
るなの横顔を見て思い出す。 あの告白した日…
yanくん
あの時は雰囲気で キスしそうになっただけで
普通に考えたら早くない!?
yanくん
rn
etちゃん
hrくん
rn
etちゃん
hrくん
rn
まだすくってもいない金魚の名前を 三人があーだこーだ決めあってる。
yanくん
るながころころ笑ってる その度に揺れる後毛に目を引かれる。
るなが顔をふせ 綺麗なうなじが見えた。
yanくん
rn
yanくん
yanくん
rn
ちょっと落ち着こう。 ふぅ、と一息吐くとヒロくんがオレを見ているのに気づいた。
hrくん
yanくん
hrくん
hrくん
yanくん
どぬにもヒロくんにもお膳立てされて
意識しないように… なんて無理な話だった。
yanくん
hrくん
yanくん
ブルーハワイふたつなんとかゲット アイスとさくらんぼまでのってる。
豪華なかき氷、るなは喜ぶだろうな。
hrくん
yanくん
yanくん
目先によく知った人物が
あれは
yanくん
ur
汗だくのうり先生 オレのとこへと一直線に走ってきた。
yanくん
ur
ur
hrくん
yanくん
こんなに焦る先生を初めて見て 胸の奥がざわついた。
ur
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登場人物紹介
🎸りん(26) 突然消えてしまった🦖たちを追いかけて、自力でこっちの世界に片足を突っ込んだ強者。 ほぼツテなしゼロから情報屋としてのしあがる。グレーな界隈では知らない人はいない。 棚ぼたラッキーで天龍会に転がり込み(ずっと天龍会を調べてる情報屋がいると聞いていた🦖の交渉条件だった) オレを入れろと啖呵を切った。いまは契約の身として桃虹組にてスパイ活動中。 若頭の動向をも探るために、"護衛"として高校にて養護教諭をしている。 体術武術拳銃などなど一通りのことはこなせる。身の動きかるく高いとこにのぼったり、降りたりすることが得意。 ただし手を出す戦い方は絶対にしない。その理由はピアノが弾けなくなるから、である。 ちなみに隠れ相棒は、別邸で飼ってる猫のるるである。 一話目でるるが外に出てたのは🎸りんと会ってたため。
補足
このシーンですが、 意味としては🎸りんは、 『🦖が言ってくれればなんでもするよ』と言ってるのに対して 🦖が 『自分は🎸りんの運命を決めることなんてしない』という意味です。神になるつもりなんてないよ、ということです。 二人とものあさんを救いたいという思いが一致しております。 いいように使えという🎸りんに対してそんなことできないと🦖が言ってるわけです。
ちなみに 🍗くんの買ったかき氷は、極楽湯浴衣ビジュの❄️ちゃんが手に持ってたものです。 極楽湯浴衣❄️ちゃん激推しです。
ずっと🎸りんの登場人物紹介は、この過去編を書いたら書こうと思ってました! かけて嬉しいです😊 他のみんなは『8話目 ふたりのきもち』の末にて書いてあります。
お読みいただきありがとうございました!
コメント
9件
一気見してきました、!初コメ失礼します、!! すごく面白かったです、!続きまってます、 主人さんの無理のない範囲でがんばってくださいっ、!
うおうおほんと面白い 笑 それと今回も最高でした‼︎
じゃっぴとうりりん、そんな会話してたんだ…まさかるるがスパイの相棒だとは思わなかった…w次回🍗❄️来るかな!?どぬちゃんとも仲良くなっててほっこり😊 極楽湯の❄️ちゃん好きなの同じです!!!