ハルミ
あ、それなw
ユキナ
うけるw
私は高校2年のキラキラ女子!
ハルミ
つーかさ、あいつ暗くね?
ユキナ
暗すぎだわw
…ではなく暗い女子です。
そんな私の楽しみは…
ミサ
…よし、投稿っと。
某小説アプリで小説を投稿すること。
ミサ
…はぁ…
ミサ
やっぱりいいねは10止まり…
しかし、いいねは増えない。
ミサ
人気ユーザーになりたいよ…
ブーブーブーブー
ミサ
え、なんの音っ!?
ミサ
…電話?
ミサ
…もしもし?
早野
こんにちは、某小説アプリの早野という者です。
ミサ
はぁ…
早野
突然ですが、アプリ内で
面白い企画をすることになりまして。
今、抽選で選んだ3人に試して貰おうと。
面白い企画をすることになりまして。
今、抽選で選んだ3人に試して貰おうと。
ミサ
私が選ばれた…!?企画って何ですか!?
この企画に成功したら…きっとあの 人気ユーザーyukinaさんみたいに…!!
早野
はははっ、急に食いついてきましたねぇ(笑)
早野
企画の内容は…
早野
小説に書いたことが現実に起きるんですよ(笑)
ミサ
え…!?
早野
それを、どう使うかはあなた次第ですよ?
早野
では。
ツーツーツー
ミサ
嘘…!
さっそく私は小説を書き始めた。 タイトルは「人気」 売れない小説家が人気になる話だ。
ミサ
これで…yukinaさんみたいに…!!
次の日
ミサ
!…小説が、人気ランキング一位に…!
ミサ
!ユーザー人気ランキングも2位!
ミサ
…yukinaさんには勝てないんだ…
くやしい。
くやしい。
くやしいくやしい
ミサ
…他の投稿しよっと。
タイトルは 「事故」 ライバルと嫌いな人、合計3人が事故で大怪我する話。
ミサ
これで、yukinaは消える!
次の日
先生
お知らせがある。
ザワザワ
先生
松本ユキナが事故にあった。
ハルミ
はぁっ!?
先生
まぁ、幸い命に別状はないが……
ミサ
(消えて欲しいのはこのユキナじゃない…)
ミサ
あれ…?小説
いいねついてない…?
いいねついてない…?
プップー
運転手
危ない!
ドンッ!
ミサ
パチッ
ミサ
ここ…どこ?
早野
はぁ…気が付きましたか?
ミサ
誰よ?
早野
はははっ(笑)
早野
もうお忘れで?
早野
早野ですよ(笑)
ミサ
!あんた!!!!
早野
何ですか?
ミサ
おかしいじゃないっ!
ミサ
私の書いた小説、主人公は
事故にあってないわよ!
事故にあってないわよ!
早野
はははっ(笑)
ミサ
何よ!ヘラヘラしてないで
答えなさいよ!
答えなさいよ!
早野
いやー、面白い(笑)
ミサ
は?
早野
僕、いつ、主人公の経験した事が現実に起こると言いましたか?
ミサ
は…?
早野
その小説であったこと、
全て君に起きる(笑)
全て君に起きる(笑)
早野
つまり、君は3回事故にあった。
早野
そして消えた。
早野
そういうこと(笑)
ミサ
何よ…!!
ミサ
嘘つき!
早野
はははっ(笑)
早野
あ、君が消える前に1つ
早野
僕は某小説アプリの者じゃない。
早野
悪い奴をこの世から消す。
早野
死神だよ(笑)
ミサ
は…うそ、つき、
ミサ
のろ、ってや、る
早野
はははっ(笑)
早野
消えちゃった(笑)
早野
つーぎーは誰にしよっかなー(笑)
早野
悪い奴はいっぱいいますから(笑)