テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
カラー二
カラー二
カラー二
カラー二
カラー二
深夜二時
部屋の中は静かで、
時計の秒針の音さえ聞こえそうだ。
ソファーでは山本が横向きになり、
完全に夢の中にいる。
ねっぴー
ねっぴー
ねっぴー
ねっぴー
ねっぴーはゆっくり立ち上がり、
足音を出さずにスマホを手に取る。
検索履歴には「地震速報の音」の文字。
ねっぴー
ねっぴー
音量を最大にして、
スピーカーを山本の枕元ギリギリに置く。
試しに小さく再生してみて、自分でも少しビクッとする。
ねっぴー
ねっぴー
ピロリンッ!……ピロリンッ!
部屋の静けさを切り裂くような、
あの不安を煽る音。
ダークネス山本
ダークネス山本
ダークネス山本
山本は飛び起き、目を見開く。
焦点が会わないまま周囲を見回すが、
ねっぴーの姿はどこにもない。
ダークネス山本
ダークネス山本
ダークネス山本
慌ててリビングを飛び出し、
キッチン、廊下、玄関まで駆け回る。
ダークネス山本
ダークネス山本
ダークネス山本
音はまだ続いている。
山本の呼吸は荒く、手も足も震えている。
ダークネス山本
その時、ふと立ち止まり、
眉をひそめた。
揺れていない。
ダークネス山本
ダークネス山本
背後から軽い足音が聞こえる。
ねっぴー
ねっぴー
ダークネス山本
ねっぴーはスマホの画面を見せつけ、ニヤニヤ笑っている。
ねっぴー
ダークネス山本
ねっぴー
ねっぴー
ダークネス山本
ダークネス山本
ねっぴー
ねっぴー
ダークネス山本
ダークネス山本
ダークネス山本
ねっぴー
ダークネス山本
ダークネス山本
ねっぴー
ダークネス山本
ダークネス山本
ねっぴー
渋々と山本の前に立つねっぴー
ねっぴー
ダークネス山本
ねっぴー
ダークネス山本
ねっぴー
観念したねっぴーは、
山本の胸に顔を埋めるように寄りかかる。
山本はその瞬間、がっしりと背中に腕を回し、
強く抱き寄せた。
ダークネス山本
ダークネス山本
ねっぴー
ダークネス山本
ねっぴー
ダークネス山本
山本はさらに抱きしめ直した
ねっぴー
二人はしばらく、そのまま動かない。
ダークネス山本
ねっぴー
ダークネス山本
その瞬間、昨日のドッキリも、今の仕返しも、
全部がただの笑い話になっていた。
カラー二
カラー二
カラー二
カラー二
カラー二
カラー二
コメント
7件
え、あれ... もしかして山ねぴ..?! ほんとにお願いなんでねぴ山下さい
やまねぴのドッキリ系もっと見てみたいです!