この作品はいかがでしたか?
333
この作品はいかがでしたか?
333
ぬっし。
ぬっし。
ぬっし。
ぬっし。
ぬっし。
ぬっし。
ぬっし。
〜注意⚠️〜 この話には死ネタが含まれます。 苦手な方は、他の方の小説を見て下さい! 誤字等があったら教えて下さいっ!
ぬっし。
僕には桃君という小さい頃から仲良くしてくれた幼馴染がいる
今日、学校から帰ってくるとお母さんが、深刻な顔をして こういった
青母
青母
青母
桃さんの病気が進行して、もう、3週間の命となりました。
青母
青母
青母
青
青母
青
青母
青
青
僕は頭が混乱して、訳もなくトイレに閉じこもった
そして、声を押し殺して泣いた…、泣きまくった………、、
青
青
青
青
青
青
青
ガチャ
目を真っ赤に腫らしやっとでてきた僕を見て、お母さんは言った
青母
青母
青
青母
青母
青母
青
次の日から、僕は皆と放課後に遊ぶのをやめた
友達A
友達A
誰に
友達B
友達B
なんて言われたって
皆と遊ぶことはしなかった
その代わり、学校から帰ってお母さんが用意してくれた、弁当を持って 自転車で桃君の居る病院にお見舞いをしに行った
トントン ガラガラガラ
青
桃
青
桃
青
青
僕と桃君は、学校の話や小さい頃の思い出話をしながら楽しく夕食を食べた
それからというもの、僕は毎日欠かさず病院に行った
桃君も、僕が来るのを楽しみにしていて
病院の売店で僕の好きなお菓子を買っては、いつも枕元に置いてくれていた
でも、日に日に桃君は痩せていった
1週間経つと痛みのために強い薬を使うようになって 意識が朦朧とする時があった
そんな時は、僕は静かにベッドのそばの椅子に座って、 目を閉じている桃君の顔を見て話した
青
青
青
お母さんに言われてから約3週間が経った
桃君の食事は点滴に変わった
だから、もう二人で一緒に夕食をたべることは出来なくなった
それでも僕は
青
と、小さいようで大きいような期待を胸にし
大好きな桃君に毎日会いに行った
そんなある日、学校から帰ると、いつもリビングに居るお母さんが居なかった
代わりに、リビングには
青母
と書かれた置き手紙があった
言い知れぬ不安が、僕をおそった
僕は、何も持たずに無我夢中で家を飛び出した
ッタッタッタ ガチャッ!!!!
青
青
青母
桃君は酸素マスクをつけられていた
そのピッ…ピッという機械音だけが病室に響いていた
瞬時に、僕は色々なことを察した
僕は、目を閉じて静かに、苦しそうに、横たわっている桃君の手を握った
小さい頃から何百回も繋いだ桃君の手だった
桃
静かな病室には、機械音だけでなく桃君の息使いも微かにあった
僕は、桃君に聞こえるようにすぐそばで言った
青
青
青
青
その時だった
桃君は無言ではあるけれど、少し笑った顔で、繋いでいた僕の手を
弱いながらも握り返してくれたのだ
けれどその日の夜遅く、桃君は僕と手を繋いだまま、 天国へと旅立った
僕は、桃君の使っていた布団に顔をうずめて声を上げていっぱい泣いた
しばらく経って、看護師さんが桃君のマスクを外そうとちょっと頭を上げて 枕を外したとき、何かがあった
看護師
枕の下にあったのは、しわくちゃの手紙、、、とネックレスだった
青
青
桃
震えて力のない、桃君の字だった
僕の誕生日は、1ヶ月も先だった
青
桃君の温かな、そして強い想いがぎゅっと
僕の胸いっぱいに押し寄せた
コメント
9件
最後の方泣いちゃった~、、 めっちゃ良かったです!
泣きそう…