学長、硝子、高専関係者に挨拶を終え、墓地を歩いている
月鵺蓮
……
「月鵺家之墓」と書かれた墓の前に立つ
月鵺蓮
…父さん、母さん久しぶり。
月鵺蓮
海外任務は大変だったけど特級になったよ。
月鵺蓮
これで沢山の人守れるよ。
月鵺蓮
……俺にはそんなに時間が残されてないから、限られた時間で沢山守るよ
五条悟
……なるほどね…
近くの木に身を隠し盗み聞きしている
そして去る
次の日
蓮は授業に参加せず家入の元へいた
家入硝子
月鵺、また来たのか。
月鵺蓮
授業めんどくさいから
家入硝子
まァそこは否定しないよ。
蓮はソファーで横になる
家入硝子
また聞くが、ほんとに呪術師を辞める気はないのか?
月鵺蓮
硝子姉、何度も聞かれても答えを変えるつもりはない。
家入硝子
だが、このまま呪術師を続けるなら後5年しか生きられないんだよ?
呪術をやめて治療に専念すれば完治するんだから
呪術をやめて治療に専念すれば完治するんだから
月鵺蓮
……俺はさ、死ぬのが怖いんじゃない。誰かを守れなくなるのが辛いんだよ。呪術師をやめてしまったら、俺の生きる意味が見いだせないんだ。
家入硝子
……だから伏黒を振ったのか?
あの子はまだ月鵺の事、好きだぞ?
あの子はまだ月鵺の事、好きだぞ?
家入硝子
お前だってほんとは、
月鵺蓮
硝子姉、言わないでくれ。
月鵺蓮
俺が弱っていく姿を見せたくないし、死ぬ所も見せたくないんだ。
月鵺蓮
だから早めに離れる事を選んだ。
月鵺蓮
後悔してない…してないのに。
月鵺蓮
恵には幸せになって欲しいんだ。だから俺の事は忘れて長生き出来る女と幸せになって欲しいんだよ。
月鵺蓮
なのにアイツ、忘れるところかまだ好きだって言ってきやがる
家入硝子
そんな事言って君もまだ好きなんだろ?
家入硝子
一緒に居たいって思ってるんじゃないのか?
月鵺蓮
……悪いかよ…
声が小さくて聞き取れず
家入硝子
ん?なんて?
月鵺蓮
好きで悪いかよ!って言ったんだ!
ピッ!
月鵺蓮
。。。?
家入硝子
あ、すまない。録音してしまった
月鵺蓮
。。。は?は!?消して!
家入硝子
それは無理なお願いだね。
家入硝子
…誰にも話してないんだろ?余命の事
月鵺蓮
はぁ〜…うん、誰にも言わないつもりだ
家入硝子
1人で死ぬつもり?
月鵺蓮
うん。今更1人なんて慣れてる
家入硝子
君はさ、わかってないよね
月鵺蓮
…え?
家入硝子
私から言う事じゃないし、自分で気づきな。
家入硝子
まぁ、辛くなったらいつでも来な。
月鵺蓮
……うん…
廊下を猛ダッシュで走ってくる音が聞こえ
真希が現れる
禪院真希
おいコラ!蓮!お前また授業サボったのかよ!
月鵺蓮
はぁ〜…うるさい
禪院真希
お前、授業サボったんだから次の時間の体術付き合え!
月鵺蓮
嫌だ
禪院真希
は?拒否権ねぇぞ?
蓮を引っ張り連れていく
家入硝子
…ほら、君は独りじゃないだろ
蓮が居なくなったのと同時に五条がやってくる
五条悟
ねぇ硝子。聞きたいことがあるんだけど
家入硝子
月鵺についてか?
五条悟
話が分かってるなら早い。
五条悟
何?蓮って余命僅かな訳?
家入硝子
…悪いけど何も話せない。月鵺との約束だからな。
五条悟
。。。ふーん。ま、いいけど。
家入硝子
あ、これあげるよ
五条悟
なにこれ
家入硝子
録音。聞けば分かるよ。
先程録音した音声を五条にわたす
家入硝子
案外面白いよ






