何だか、何をしても上手くいかなくて
寝ようとしても、怖い夢ばかり見る様になってしまったのは
いつからだっただろう
眠いけど眠れなくて、寂しいけど言えなくて
苦しくて苦しくてたまらない日が続きすぎて、そんな事も分からなくなってしまった
そんな時だった
グルちゃんが来たのは
普段は僕からグルちゃんの部屋に行く事が多いから
珍しいな、と思った
そしたら、寝ろって言われて
最初はどういう事か分からなかったけど
引きづられるうちに理解してきて
別に、自分の部屋で寝れるのにって言っても
全然聞いてないみたいだった
グルちゃんの部屋に着くと、ベットに投げ込まれた
普通のベットよりふかふかで、なんだか温かった
その時、ちょっと調子に乗って
ut
なんて言った
案の定グルちゃんはいやそうな顔してたし
僕なんかと嫌だよなぁって思った
そしたら、グルちゃんが毛布の中に入ってきて
一緒に寝ると言ってくれた
その事が嬉しくて、体の中に張り詰めていたものが解けていくように
僕は眠りについた
その時に見た夢は、久しぶりに楽しくて、嬉しい夢で
何だか、おひさまの匂いがした
グルちゃんはなんでかトンちに怒られてたけど
後で謝っとかないとなぁ
コメント
4件
グルちゃんみたいなお兄ちゃん欲しいわ〜
やさすぃ
グルちゃんがやさすぃ…