現在
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4年前
7月上旬。 高校3年生の私たちは、最後の夏休みに差し掛かり、青春に心を躍らせていた。
夏奈
夏樹
夏奈
夏奈
夏樹
夏奈
夏樹
君への想いも募るばかり
夏樹
夏樹
夏樹
夏奈
夏奈
夏奈
夏奈
夏奈
夏樹
夏樹
そう聞いてホッとしただなんて言えない。
夏奈
だって…
1週間前
玲那
夏奈
玲那
夏奈
玲那
夏奈
一瞬、呼吸止まった
なぜかって、夏樹は私がずっと片想いしている相手だ
玲那
玲那が夏樹を好きになる事を止める資格なんて私にはないけど
玲那
夏奈
嫌だ
玲那
夏奈
玲那
夏奈
私が夏樹と一緒に行こうと思ってた祭りなのに
夏奈
夏奈
私こんなに嘘つける人だっけ
顔に出てないかな
玲那
玲那
夏奈
玲那
夏奈
ああ、本当に嫌になっちゃう
私めっちゃ性格悪いな
夏奈
夏樹
夏樹
夏奈
夏樹
夏奈
胸がチクっとする。
私たちが両思いだったらいいのに。2人で行けたらいいのに。
そう願う私はずるい。
夏奈
夏樹
夏奈
夏樹
夏樹
笑わないで、鼓動が速くなるから
夏奈
夏奈
夏奈
夏樹
夏奈
夏奈
翌日
祭の日の夜は星が一段と綺麗で、綺麗すぎて、星の光に呑み込まれそうでなんだか嫌な予感がした。
夏樹
夏奈
夏樹
夏奈
あくまでも玲那と近づけるため。 そう考えると締め付けられるような感覚がして、呼吸が荒くなる。
夏樹
夏樹
夏奈
改めて名前で呼ばれるとなんだか耳が熱くなる。
夏樹
夏奈
夏奈
夏樹
夏樹
夏奈
かき氷、綿飴、フランクフルト
魅力的な食べ物達を夏樹と一緒に食べさせあっていると本当にカップルみたいだ。
スマホの電源も切って…
夏奈
夏奈
夏樹
夏奈
夏奈
夏樹
夏樹
夏奈
そうして私達は人気のないトンネルに入った。
薄暗くて、涼しくて。声の響く気味の悪いその空間は、今だけは明るく照らされているように感じる。
玲那を置いてった裏切りに対する罪悪感だってもちろんある。 でも、
この衝動を止められる人なんていない。
夏奈
夏樹
夏樹
夏奈
夏樹
脳はもう私達は恋人だと認識し始めていた。もう我慢なんてする方が馬鹿馬鹿しかった。
夏樹
夏奈
夏奈
夏樹
夏奈
夏樹
夏奈
夏樹
なんとなく予感してた。
夏樹は唇を重ねた後、トンネルに音を響かせる程音を立ててキスをした。
生温い吐息、フランクフルトの味の残る舌、吹き抜ける風、お腹に響く快感、生々しい音。
私の鼓動は最高潮だった。
夏奈
夏樹
Tシャツをまくって、彼の手が侵入して、私の胸を揉む。
夏奈
夏奈
夏樹
夏樹
今日は運良くスカートだった。
夏樹
夏奈
夏樹
どうかしてる。私達。
下着を避けて、彼が私に入ってくる
夏奈
夏樹
夏奈
責任?未成年?将来? 後先なんて考えず夢中で私達は揺れていた。
夏奈
夏樹
夏樹
夏奈
私達は非常識だ。それでも。
夏奈
夏樹
夏奈
夏樹
目の前の快感に身を任せ、摩擦で2人の肌が赤くなるほど求め合う。
夏樹
夏奈
夏奈
夏樹
夏奈
夏奈
夏奈
夏樹
生暖かい何かでお腹がじんわりと熱いのを感じる。 トンネルには2人の吐息が響き続けていた。
夏奈
夏奈
夏奈
夏樹
かき氷は溶けていた。
現在
夏樹
夏樹
娘
コメント
1件
性描写が上品で好きです…