キヨ
レトルト
キヨ
キヨ
レトルト
そう言うとレトさんは無表情な癖に 不満そうな声を出した
…たくっ……小学生かよ。
レトルト
キヨ
キヨ
そう聞くと彼はへにゃりと 気の抜けた笑みをこぼした。
年上だろ…この人……。
こんな顔して大丈夫か…?
レトルト
レトルト
ん?なんか…全部平仮名に聞こえてくる。
絶対この人眠いだろ。
ぶつくさ言うと彼に怒られてしまうので俺は何も言わずに正座をする。
レトルト
キヨ
レトルト
俺は真上へと手を上げた。
ぽすんっ
キヨ
レトルト
キヨ
な、なんでのってんの? 俺の太ももになんでのってんの
レトルト
レトルト
言葉は嫌みにしか聞こえないが 声質が楽しそうだった。
キヨ
キヨ
ちょっと嬉しそうなのに…。何だよ
レトルト
キヨ
俺はさらりと彼の髪を撫でる。
いつも整えられている髪がやっぱり愛おしい。
大好き、お疲れ様。
レトルト
キヨ
心の中で話していたはずが聞こえていたらしい。
彼はその後布団を俺の膝までかかるように自分の頭も隠した。
…きよくんも、おつかれ
………………す
キヨ
キヨ
レトルト
俺の膝は愛する人のお役にたてただろうか?
いや、この寝顔を見れば分かるか。
レトさんの寝顔は安心しきった表情をしていた。
了
いつも眠い さん(眠ちゃん) タイトルありがとうございました!
解釈違いあったら教えて下さい m(_ _)m
コメント
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フォロー失礼します!