姫
...ここか
姫
呪いとは無関係な美しい森だがなぁ?
兵士(兄)
あぁ...さす光が葉にあたって綺麗だ...
K
まぁ、パッと見そうだろうな
K
だが、お前だって気づかないわけではないだろう?
姫
まぁな
兵士(兄)
?
姫
黒い...気配がする
姫
私と同じ...な
兵士(兄)
!!
兵士(兄)
黒魔法か!?
K
あぁ、それもかなり強力...な...
ふとKは森の奥を見つめ黙り込んだ
姫
...?
姫
K、どうした?
K
...
姫
K?
K
何でもない
兵士(兄)
なぁ...それより
姫
ん?
兵士(兄)
弟は、本当に生きてるんだろうな?
姫
分からん
兵士(兄)
分か...!?
姫
私はただ、「死んだとは限らない」としか言っておらんぞ?
兵士(兄)
っ...!
兵士(兄)
へ...屁理屈だ!!
K
事実しか言ってないよ
K
この森で生きているのは難しい
K
だけど、遺体は見つかっていない
K
なら、死んだとは限らないよね?
兵士(兄)
...
姫
まぁ、それを今から確める訳だ
森の奥へと進もうとした、その時
K
待って
兵士(兄)
?
K
...懐かしい、匂いがした
姫
...?お前の知り合いか?
K
...多分
兵士(兄)
悪魔も懐かしさを覚えるのか
K
そこ、うるさいぞ
姫
悪魔か?
K
まぁ...そんなところだ
姫
(違うんだな)
姫
危険か?
K
分からない...でも、そっちに行くのは最後にしよう
姫
...
兵士(兄)
分かったよ...
兵士(兄)
...おい
姫
言うな...
兵士(兄)
いやでも...
姫
くどいぞ
K
同じ道をぐーるぐる♪
姫
...
姫が猫を睨む
K
アハハ!
K
おっかし〜!
兵士(兄)
これも黒魔法...?
姫
...
K
ブー!
K
ただただ姫が方向音痴なだけ〜
姫
森は木ばっかりで分かりにくいんだ!
K
街にお忍びで行った時も迷ってたよね?
姫
ぐっ...!
兵士(兄)
(嘘だろ...)
兵士(兄)
(完璧少女かと思ってた...)
姫
おい...
兵士(兄)
え?
姫
お前今失礼なこと考えてたろ?
兵士(兄)
...
慌てて顔を背ける
姫
どいつもこいつも...!!
兵士(兄)
(あ、泣きそう)
兵士(兄)
(顔は可愛いんだよなぁ)






