憂
憂
憂
Mira
ミラ
ミラ
階段
正直に言うと私は憂が何を想像したのか分かっていた
今も何を背負って、引きずっているのか分かる
彼女は優しくて友達想いすぎた、ただそれだけだった
Mira
Mira
憂
憂
玄関
Mira
ミラ
憂
Mira
ガチャン
ミラ
ミラ
ミラ
ミラ母
ミラ
ミラ
ミラ
ミラ母
ミラ母
ミラ
ミラ
ミラ母
リビング
ミラ
ご飯を見ても食欲があまりわかなかった
ミラ母
ミラ
ミラ
ミラ母
ミラ
白くつやつやの白米を口に入れた
さっきと違って喉を通るようになった
不安事が消えた証拠なのだろう
ミラ母
ミラ
ミラ母
ミラ母
私の頭に何かが触れた
それは、温かくはないけれど、どこか暖かいものだった
久しぶりに私は優しさに包み込まれた気がして、泣きそうだった
ミラ
ミラ
ミラ母
ミラ
これが母なりの受け止め方なのだろう
照れ屋だからこうなっているだけでお母さんは良い人だ
こんな家庭に生まれてきて本当に良かったと思う
ミラ
ミラ母
ミラ
ピロン
ミラ母
ミラ
ミラ
ミラ
ミラ母
ミラ
ガチャ
今でも暖かさが残っている
都会のLEDで照らされてはいたけれど、温かさや暖かさはあまり受けられなかったのが今気づいた
本当なら水無月龍女町に住んでいたい
そう、来たときと違う感情を今は抱いている
ミラ
コメント
6件
違ったらごめん 暖かくはない温かいもの みたいなのなかった?そこらへんで ミラちゃんのママが撫でたって思ってたからビックリした
最後の「住んでいたい」のところでさえ 不穏を感じてしまう私は末期??