TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

はいどうも主です
はいギリギリですけどかけましたよ七夕!

こっちの方何もあげてなかったのでなんか上げよーってずっと思ってたんですよ

一応書き途中のやつがあったんですけどでも七夕が最初っていいなぁって思って最初にこちらを仕上げさせてもらいました

⚠️注意⚠️ BL nmmn ご本人様と一切関係ありません 通報、荒らし、シェア、パクリ等禁止 ぱくってません 地雷さん回れ右 エセ関西弁 誤字脱字🈶 コメント欄でご本人様のお名前を出すのは御遠慮ください

あにき!

大好きな君の声。その声をずっと待っていた。どんなにうるさくてもこの声だけは拾う俺の耳も大概だなと思う

まろ!

遅れてごめんn…

ゆ、かた…

あ、そ、そうなんよ…//

まろはスーツ姿。確かに仕事帰りそのまま来るなら俺も浴衣なんて合わない服装にしなければよかったな。と思っていると

あぁ〜俺も浴衣が良かった…

あにきまじで似合ってる。最高

ん…//ありがとう…//

今日は七夕祭り。片思いの相手、まろを試しに誘ってみた。めっちゃ緊張したけどまろは嬉しそうに俺も行きたい!と言ってくれてほっとした

けれどやっぱり仕事が長引いてしまい、行くことも危ぶまれたが、それでも来てくれるのが彼だ。スーツ姿のまま走ってきてくれた

んじゃ、いこっか

ぁっ…

ん?どうかした?

い、いや!俺りんご飴食べたい!

りんご飴?wwじゃあ探しに行こっかw

繋ぎたかった手を「繋ぎたい」という声と共に引っ込めた

やっぱり人多いなぁ…

そ、そうやね…

おっ…すみません…

あにき俺の後ろおってな

ありがとう…

まっ…

歩く度にぶつかる人に、俺を守るようにまろは前を歩いていく。必死について行くけどそれでもついていけなくて少しずつ距離ができてしまう。どんどん彼が遠ざかっていく。色んな人に足を踏まれたりして追いかけるのも困難だ

一旦外でな…

この人混みじゃまろに声をかけてもまろも戻ってくることは難しいだろう。だから一旦人混みのないところに行き、電話をかけようと思った

…電話繋がらん…

やっぱりこれだけ人がいるとこうなってしまうのかもしれない。電話も繋がりずらい。俺と同じように考えてる人がいるのだろう

…もっと一緒に入れると思ったのに…

探しに行くか…

きっとこのままだと見つからない。自分から動かないといけないと見つからないだろう。そう思って立ち上がると

いっ…!

さっき足を踏まれたのと、履きなれない下駄のせいで靴擦れを起こしていた。絆創膏も持ってきていない。動けない

さすがにまろも俺が居ないことに気づいて探し回っているだろう。まだ人混みにいるならまだしも、こんなに人気のないところの来てしまった。電話も繋がらないし、見つからないだろう

ほんま…情けない…

どないしよ…

あにき!

‼️

俯いていた顔を声のする方へ向ける。すると焦った顔をしてこちらへ走ってくるまろがいた。そんな焦らんでもええのに…と思っていると

ギュッ

⁉️///

はー良かったぁ…いなくなったからまじで焦った…電話も繋がらんし…

す、すまん…

いや、俺もあにきのこともっと気にかければよかったのに気にかけられなかった。ごめん…

大丈夫…

夏だから暑いはずなのに、まろの温かさから離れたくなくて少し抱きしめる。するとそれに気づいたのかまろは我に返った

まっ…!///ご、ごめんあにき!//

きゅ、急に抱きついたらびっきりするよな!//あ、安心したらつい…//

大丈夫…//

そう言って焦って離れるまろ。もっとぎゅーしてたかったな…と思うけどそんな恥ずかしいこと言えない。お互いが顔を真っ赤にしている。もちろん暑さのせいじゃない

じゃ、じゃあ、そろそろ行く…?

(。_。`)コク

あ、

ん?

はぐれんように…ギュッ///

っ…///

手を繋ぐ勇気はない。けれど…はぐれないようにって理由にして君の袖を掴む。これくらい許してくれんかな…

あの…///こっちじゃダメですか…//

っ⁉️///

そう言ってまろは恋人繋ぎをしてきた。ちゃんと指を絡めている。いやいやいや、はぐれないようにやから。まろは特になんも思っておらんはずやから。そう自分に言い聞かせる

い、行きましょう…//

はい…///

すごい恥ずかしいけど、繋いでくれた手が嬉しくて少しだけ握り返した

あ、短冊ある!

お、書く?

書く!

たくさんの笹の葉、たくさんの短冊が並んでいる。色とりどりでとても綺麗だ

お願い事…

まろと恋人になりたい

っ!//あほっ!///

なにが?

な!なんでもない!///

けれど、やっぱり今の距離はじれったい。ずっと一緒にいれるけど抱きついたりもできないし、キスもできない。手を繋ぐことすら…それらを許される恋人って関係にはやはり憧れる

まぁとりあえず武道館は絶対やな

!そうやな( ˊᵕˋ*)

あとは美味しいもの沢山食べたいし、億万長者なりたいし、あれもやりたいこれもやりたい…

多いわ!wwもっと減らせ!ww

えぇ〜?ww

この辺りにつけようかな

なぁあにき?高いところにつけた方がええんちゃう?

高いところ…んぐっ!んぎぎっ!

…ww

つけたるわww

ありが…///

そうしてまろは俺の短冊をとって高いところへつけてくれた。けれどまろが俺を覆い被さるように、俺の上からつけるからまろに包まれているようでドキドキしてしまう

よし

まろは?つけたん?

ん〜?じゃああにきにこの短冊付けてもらおうかな?

俺低いところになるで?

ええの。星に願わんでも叶えてみせるから

かっこええこと言うなぁ

そう言ってまろから短冊を渡される。その短冊には…

えっ…

あにきと付き合えますように

まろ…これ…

俺の短冊はもうつけた。その短冊はあにきに向けて

俺はあにき、悠佑のことが好きです

今日の七夕祭り誘われた時ほんとに嬉しかったしめっちゃ浮かれてた。だから仕事の時もたまに上の空になっちゃうくらい

好きな人から誘われるってこんなに嬉しいんやなって…

俺とお付き合いしてくれませんか?

真っ直ぐな目で俺を見ている。青色の澄んだ瞳が俺を離さない。答えなんて決まってる

よろしくお願いしますっポロポロ

なっ!泣かんとってやぁ!

嬉しくて…ポロポロ

ずっとこの距離が焦れったくて…でもここから先に進んだら、もしかしたら元の関係には戻れなくなるかもしれないって…怖かった…ポロポロ

俺も…でも俺はそれよりも他の奴にあにきが取られることが不安だった…取られる前に奪わないとって…

そして今は俺のものやし

ハンカチで俺の涙を拭うまろ。その手つきが優しくて、好きだという気持ちが溢れ出す

これからよろしく。俺の彼女

…うん…///

この作品はいかがでしたか?

1,311

コメント

2

ユーザー

「そして今は俺のものやし」そう言ってハンカチで涙を拭う青くんに惚れました。いや、浴衣の黒くんにも惚れました。 短冊をお互いにつけ合うのが好き……、 初コメ失礼しました🙇‍♀️

ユーザー

スーツのまま来てくれる青くん優しすぎるっ!! それとお互い照れたら敬語だったり初心っぽくなるの可愛すぎますっ!!🤦‍♀️

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚