br
ぅぁ〜ッ…まにあった…、。
kn
あつい…、。
br
ぇ、きんさんいくら熱いと言っても汗すごくない?大丈夫?
kn
ん…、。多分…ぶるーくより、熱いの弱いんだと思う
br
なるほどねぇ…、、
そう話すきんさんの着ている僕のTシャツは 透けている
相当熱いらしく顔も赤くなってる
呼吸のたびに聞こえる小さな吐息も…はっきり言ってエ◯い。
br
……、(こんなん、電車が満員でたってたら絶対痴漢されるな)
そんなことを考えながら絶対 きんさんは椅子に座らすことを誓った
br
きんさん、お水持っときな?飲めそうな時に飲めるようにね
kn
ん…、。わかった
3番ホームに渋谷行き普通電車が参ります 危ないですので黄色い点字ブロックより後ろにお下がりください
br
ん、座れるまで僕の片手絶対離さないようにね?
kn
うん、!
kn
うわ…っ、!?
br
ん〜…長距離便でも、まだ満員ほどではないなしろやっぱり混んでるねぇ…、
br
きんさんっこっちだよ
kn
ぅ、あ……
br
大丈夫だからねぇ〜…、。
br
ん、!此処なら2人座れる
kn
ぶるっ…く…。ぁ、つぃ…からだ、ぴりぴりする…
br
!、早く座って、きんさん
きんさんは呼吸が荒く真っ赤で汗だくで苦しそうで、今にも泣きそうだった。限界のようだ
まさか暑さで此処までなるとは予想していなかった…。確かに最近の日本は暑すぎると思うけど人魚にとっては此処まで苦しいことなんだと知った
br
…、。
隣に座れば手元にある買ったばかりの冷たいペットボトルできんさんの首を冷やしてあげる
すると きんさんは気持ちいいのか嬉しそうに頬を緩めた
br
きんさん、大丈夫?
kn
うん…、ぶるーくのおかげでマシになって、。きた
br
そっか、よかったぁ
br
……。
やっぱり視線を感じる。 感じる方を少し見れば全員やっぱり きんさんを見ていることがわかる
br
……、、。(そりゃ、美青年がこんなことなってると見るよね)
仕方ないと思ってもやっぱり少し腹が立つ
きんさんは僕の大事な友達ってわからせてやりだけど、今はきんさんの為に我慢だ。
次は◯◯駅〜、〇〇駅〜
br
…、(ちら)
隣にいる きんさんを見てみる
kn
…(こくっ…こくっ…)
眠たそうに首が落ちては上げどうにか耐えているようだ
br
きんさん、wこの駅で結構な人降りてくからもう寝て大丈夫だよ?
kn
ん…、。わかった
そう頷くときんさんは僕の肩に頭を乗せ目を閉じる。長いまつ毛がわかりやすい。
br
……、。( 素でこんなことしちゃうんだから、本当きんさんは )
ずるいなぁ…