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そう話すきんさんの着ている僕のTシャツは 透けている
相当熱いらしく顔も赤くなってる
呼吸のたびに聞こえる小さな吐息も…はっきり言ってエ◯い。
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そんなことを考えながら絶対 きんさんは椅子に座らすことを誓った
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3番ホームに渋谷行き普通電車が参ります 危ないですので黄色い点字ブロックより後ろにお下がりください
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きんさんは呼吸が荒く真っ赤で汗だくで苦しそうで、今にも泣きそうだった。限界のようだ
まさか暑さで此処までなるとは予想していなかった…。確かに最近の日本は暑すぎると思うけど人魚にとっては此処まで苦しいことなんだと知った
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隣に座れば手元にある買ったばかりの冷たいペットボトルできんさんの首を冷やしてあげる
すると きんさんは気持ちいいのか嬉しそうに頬を緩めた
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やっぱり視線を感じる。 感じる方を少し見れば全員やっぱり きんさんを見ていることがわかる
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仕方ないと思ってもやっぱり少し腹が立つ
きんさんは僕の大事な友達ってわからせてやりだけど、今はきんさんの為に我慢だ。
次は◯◯駅〜、〇〇駅〜
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隣にいる きんさんを見てみる
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眠たそうに首が落ちては上げどうにか耐えているようだ
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そう頷くときんさんは僕の肩に頭を乗せ目を閉じる。長いまつ毛がわかりやすい。
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ずるいなぁ…