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優奈
だ、誰ですか！？…って
優奈
玲！
玲
ははっ、ごめんごめん、驚かせたくて
優奈
なーんだ、よかった
玲
…ってか、その大量の手紙、なんなの？
優奈
ん？あぁ、これは…
優奈は玲に大量の手紙のことを言った
玲
えっ…まじか
優奈
うん…最近玲と帰ってない時は必ずって言うほど
後ろから視線を感じてて…
後ろから視線を感じてて…
玲
そうだったのか…
玲
ごめん、俺のせいだよな…
優奈
そんなことないよ！（…でも私、ストーキングされるようなことしたっけなぁ…？）
優奈
でも、玲がいてくれるから大丈夫！
玲
そうか？…ありがと
優奈
ふふ、照れてる
玲
はっ、照れてねーし…//！！
優奈
あははっ
玲
…ったく、はい、デートいこ？
優奈
うん！
優奈
（でも、なんで玲がいない時だけストーキングされるんだろう…？）
翌日
優奈
あっ、紗良、昨日はごめんね！
紗良
あ、大丈夫だよ！私も何回かドタキャンしたことはあるし！
優奈
ほんっとごめん…。
紗良
大丈夫だって！（笑）
紗良
あっ、ていうか昨日気づいてなかったんだけど、あのメール、どうしたの？
優奈
あ、そ、それはね…
優奈は紗良にストーカーのことを話した
紗良
えっ、なにそれキモっ！！
優奈
でしょ？ほんとどこの誰が私の事をストーキングしてるのやら
紗良
えっ、でも優奈、それ警察に言わないの？
優奈
あー、まぁ別にそれはいいかな
紗良
あっ、そっか、いま優奈の家庭ちょっと複雑だもんね
優奈
うん、ちょっとね
実は、優奈の両親が離婚しそうなので、とてもピリピリしていてそんなことが 言えない雰囲気になっていたのだった。
優奈
ま、そのうちほっとけば私に興味がなくなってストーキングもやめるでしょ
紗良
そうだといいんだけどねぇ…
陽菜
あっ、紗良ちゃん！
紗良
陽菜ちゃん、どうしたの？
陽菜
先生が委員会のことで紗良ちゃんのこと、呼んでたよ！
紗良
えっ、まじかっ、今すぐ行く！
紗良は委員会の仕事で職員室へと向かった
優奈
ストーキング、はやく終わればいいのになぁ…
陽菜
どうしたの？優奈ちゃん
優奈
あっ、なんでもないよ！
陽菜
そう？ならよかった！
玲
優奈、ごめん。今日一緒に帰れない！
優奈
別に大丈夫だよ！🙆
玲
ほんとごめんなー！部活が今日長引きそうなんだ
玲
先に帰ってて！
優奈
うん！わざわざメールくれてありがとうね！
玲
おう！じゃあまた明日！
優奈
また明日！
優奈
（1人で帰るの、怖いなぁ…）
ｼﾞﾘｯ､ｼﾞﾘｯ…
優奈
…えっ？
優奈は後ろを見たが、誰もいなかった
優奈
き、気のせいよ、気のせい…
優奈が足を早めると、足音も早く歩いているように聞こえた
優奈
（や、やっぱりストーカーだ…どうしよう、どうしよう…）
優奈
（足音が凄く近く聞こえる…怖い…）
優奈
（走らなきゃ…）
優奈は走り始めた
優奈
（怖い、怖い…逃げなきゃっ…）
優奈
（っあ、おっきい石があるっ…こ、こけちゃう…！！）
ダンっ！
優奈
（あぁ、もうダメだ…。逃げきれなかった…）
優奈
（…っあれ？なにも聞こえない…？）
優奈
…なーんだ、やっぱ気のせいか。疲れてるんだな…
優奈は安心し、家に帰っていった
？？
…優奈
？？
気のせいじゃないからね…
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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