シュワァ……
興奮した眼差しでビー玉の入った瓶を見つめる
ヒュー……チリン
風が吹いて
風鈴がなびき
ラムネの泡を連れてゆく
1本あるラムネ瓶を2人口をつけて飲む
いわゆる関節キス
ラムネ瓶を持ち こちらをむく
涼しい夏色の髪が瓶に口をつける
『夏祭りあるんだって』
キャラン……
瓶の中のビー玉が細かにガラスに当たる
さっきまでの笑顔を不安そうな顔に変える
そう一言言うと 硝子細工のように微笑む
客室にかけてある振り子時計を見て時間を確認する
まだ夕方の4時
普段と変わらぬ口調
こちらも同じように返す
『ラムネ』
そう言うと彼はラムネの泡のようにぷわぁっと頬を広げた
(((こんな日が続けばいいのにな
コメント
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神だぁ… ちなみにラムネってことは僕を飲んだってこt((殴 神作美味し( "´༥`" )
『あーあwなんで僕ってこんなに不幸なんだろwポロッ』 二人の幸せが雫になった溢れてくる ラムネの泡のように
めっちゃ好き、