千冬
まだか?
優
ごめんな
千冬
おせーぞ
優
ごめんな
優
話をしよう
優
質問は、ある?
千冬
なんで僕だけ見えるんだ?
優
それは、少年が霊感があるからだ
千冬
でも、他の幽霊が見えないな
優
じゃあ違うな
千冬
じゃあ何で、お前しか見えないのか?
優
それは、
優
知らん
千冬
え?
優
最近、幽霊になったからな
千冬
うそ
優
いや、本当だ
千冬
じゃあ、お前は、自分以外の幽霊を見たことは、あるか?
優
いや、無いな
千冬
え?
千冬
本当は、生きてる?
優
じゃあ何で、お前以外は、見えないんだよ
千冬
そうだよなー
店員
お待たせしました
店員
チョコレートパフェです
千冬
ありがとうございます
優
お前、頼んだのか?
千冬
おう
千冬
てか、お前の名前知らなかったな
優
僕は、北村 優だ
千冬
俺は、松野 千冬だ
優
それ、食べたら行くぞ
千冬
どこへ?
優
千冬の学校だ
千冬
何でだ?
優
そこで、死んだから
千冬
そっか
千冬
でも、なんで死んだんだ?
優
それは、
優
わかんないんだ
千冬
え?
優
こっちに来たときからわかんないんだ
千冬
でも、なんで死んだとわかったんだ?
優
それは、友達に話そうとしたら
優
無視されて
優
学校に着いたら、机に花があったから
優
死んだとわかった
千冬
そう、なんだ
優
ごめんな
優
こんな、暗い話
千冬
大丈夫だ