私
すごい!
私
私空飛んでる!
私
スゲー
私
そして羽も生えてるし
はあ。吸血気になる薬を飲んだから当然だろ?
いちいちうるさいな
私
相変わらずあなたは冷たいですねー。
私
私があなたの血を全部吸う事だってできるんですよ?
俺も吸血鬼っていうのを忘れてないか
逆にお前の血を全部吸う事だってできるんだぞ?
私
あぁ。そうでしたね
私
あーあ。せっかくの体験なのにあなたのせいで台無しです
私
私もう帰るんで。
勝手に帰っとけよ
私
ハイハイ帰ります
そして私は目をつぶり、 本を閉じる様子を思い浮かべた
パタン と現実世界で本が閉じるのを感じた。
そして今居る世界が崩れた。 パラパラパラと、パズルを壊すように崩れた
その先に、自分の部屋が目に入った
私
よし。
私
ただいま我が家よ
私
主人公が吸血気になる本。なかなかおもしろかったな、、、
私
次はなんの本に入ろうかな?
私
あ、図書館に行ったら何かあるかも!
私
よし!早速しゅっぱーつ!
私は本の中に入り、その本の主人公になることができる
吸血鬼にさっきなったのも、 本の中に入った時の話だ
そうして、私はまた次の冒険へ出発する