壱
『人の子』を拾った…!?
弐
「参」、正気なのか?
弐
お前らしくないけど
参
…別にいいだろ
参
「壱」だって昔に『人の子』を拾ってたでしょ
肆
「壱」がやるのとお前がやるのは話が違くないか?
参
「肆」は黙ってて
肆
…お前は確かに俺より位が高い
肆
だから俺がお前に口答えする権利は一つもない
壱
まぁまぁ、二人とも落ち着け
参
…
肆
だが、お前が「壱」と「弐」にそのクソ見たいな態度で接するなら
肆
俺はお前に礼儀の欠片も見せるつもりはない
弐
…「参」「肆」話はそのくらいにしておこうか
弐
私達が言い合いをしてどうする。
弐
我々は味方であり、敵は『人の子』のみーー
肆
ーーだから、「参」がその『人の子』を…!
弐
…
肆
も、申し訳ございません…
弐
…続けるね
弐
『人の子』は敵。それは変わらないよ
弐
「肆」、お前には俺が共感できない程の恨みを『人の子』へと向けていることはご存じだ。
弐
だが、「伍」を見てみなさい
伍
…
肆
…
弐
彼はとても優秀だ
伍
…光栄です
弐
「参」が見つけた『人の子』の様子も少し見てみようよ
参
…
弐
様子を見た後でも「肆」が気にいらないければ、その時は食い尽くしていい。
弐
俺が許可する
弐
それでいいですか、「壱」様?
壱
…正直この件については我はあまり言い分がない
壱
この件はお前の判断に任せるよ、「弐」
弐
光栄でございます
弐
って事で、分かったかい?
弐
「参」、「肆」
肆
…御意
参
……御意
壱
…さぁ、解散だ
壱
「伍」、仕事に戻るよ
伍
はい、お供させて頂きます。
壱
…「参」
参
…はい
壱
期待している
参
…
あぅーぅ
でゃっでゃっ!!
参
…俺はなんでお前を拾ったのだろう、、、
月日は流れーー
みかさ
ロゼぇ、俺もう嫌だよぉ泣
みかさ
こんな修行ばっかりつまらない…!
ロゼ
いやいや、みかちゃん
ロゼ
飛行能力は大事よ?
みかさ
まだ浮かぶ練習すらさせてくれてないじゃん!
ロゼ
走るためには歩けなきゃいけない
ロゼ
飛ぶためには、空中移動に優れてないと出来ないよ
みかさ
…
ロゼ
だからまずは木から木へと跳ねて移動するのが大事。
ロゼ
歩けるようになる前のはいはい見たいなもんさ
みかさ
…俺赤ちゃんじゃないんだけど
ロゼ
あはははw
ロゼ
俺からしたら赤ちゃん以下だよw
みかさ
お前がジジィなだけだろ!!
ロゼ
…はい、森の周りを5週追加
みかさ
なんで!?
ロゼ
「ジジィ」って言ったから
みかさ
お前千年以上は生きてるだろ!泣
ロゼ
さぁねw
この神話は
『妖』に育て上げられた『人の子』の話…
始まりはこんな感じ、
昔々、ある所に
5人の妖が居ました
ある日、一人の妖が『人の子』を持ち帰った
異界の他の妖には『人の子』だと言う事を隠しながら彼は『人の子』を「妖」として育て上げた
まだ異界の物にはその真実は知られていない
5人の妖は拾われた『人の子』をこう呼ぶーー
「妖を制覇した『人の子』」






