11月に入ると休憩室にあるお知らせが貼られた。
「11月16日に飲み会をします!もうすぐ一年で1番売れる時期です。がんばりましょう!」
さくらが働くアパレルにはもうすぐ一年に二度ある大セールの時期が来る。それがあるのは5月と11月だ。
大須賀さくら
そんなことを考えていたある日、バイトに行くと悠哉が休憩室にいた。
大須賀さくら
中村悠哉
大須賀さくら
中村悠哉
大須賀さくら
さくらはなんとなく頷いたが今ひとつ意味が理解できなかった。
大須賀さくら
この解釈は間違っている。悠哉が言いたかったのは「2次会だけ来るなら2次会は一緒に飲もう」と言うことだった。これに関しては言葉足らずだ。
大須賀さくら
さくらはそんなことも考えていた。
そしてその日、さくらはシフトが同じだった社員の日下部とタクシーに乗って行くことになった。
大須賀さくら
日下部大夢
大須賀さくら
日下部大夢
大須賀さくら
さくらは何回か飲み会の後に自転車で帰る人を見送ったことがあるが黙っておいた。
大須賀さくら
日下部大夢
大須賀さくら
そしてさくらは日下部とタクシーに乗り込んだ。
さくらと日下部が飲み会の場に現れるとまず社員の深川が声をかけた。
深川あみ
日下部大夢
大須賀さくら
さくらは深川に急に抱きしめられた。深川は女性の社員だし、さくらも人として好きではあったので困惑はしたが嫌ではなかった。
深川あみ
大須賀さくら
中村悠哉
大須賀さくら
深川の腕が解かれさくらはなんとなく悠哉の右隣に誘導された。
中村悠哉
大須賀さくら
中村悠哉
大須賀さくら
三浦まゆ
大須賀さくら
中村悠哉
大須賀さくら
三浦まゆ
大須賀さくら
真島歩夢
深川あみ
真島歩夢
真島は向かいに誘導されて席に座った。
志木薫
全員
さくらはカシスソーダだけ飲んで、少しだけ料理をもらった後はひたすらお冷を飲んでいた。
深川あみ
真島歩夢
真島が両手をぐっと握って前に出した。 その真島を見ていたさくらと三浦は
大須賀さくら
三浦まゆ
と盛り上がっていた。
中村悠哉
さくらの肩に重さがかかる。悠哉がさくらの肩に肘掛けのように腕を乗せていた。
大須賀さくら
中村悠哉
大須賀さくら
中村悠哉
大須賀さくら
中村悠哉
大須賀さくら
そこで離れるかと思った悠哉の腕が一切さくらから離れない。悠哉はその体勢のままお冷を飲んだ。
真島歩夢
深川あみ
中村悠哉
深川あみ
大須賀さくら
さくらはひたすらお冷を飲みながら悠哉の腕を払いのけることもせず飲み会を楽しんでいた。そしてその腕が飲み会中にさくらから降りることはなかった。
そしてその帰り道、さくら、悠哉、三浦、真島は一緒に歩いていた。
中村悠哉
大須賀さくら
中村悠哉
三浦まゆ
真島歩夢
三浦まゆ
大須賀さくら
中村悠哉
大須賀さくら
真島歩夢
大須賀さくら
正直、気にしてないと思わないとやってられない。女子校育ちのさくらには悠哉の存在があまりにも刺激が強い。
三浦まゆ
真島歩夢
大須賀さくら
中村悠哉
三浦と真島を見送りさくらと悠哉は二人になった。
中村悠哉
大須賀さくら
中村悠哉
大須賀さくら
中村悠哉
大須賀さくら
中村悠哉
大須賀さくら
中村悠哉
悠哉がさくらの方を振り向いてせがむように言った。
中村悠哉
大須賀さくら
確実にさくらの中で気持ちが変わっていく気がした。
大須賀さくら
大須賀さくら
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