蔘
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蔘は小説更新を覚えた
蔘
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そう言いながら去っていく。
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出てみたいとは思った。
普通の人みたいに、
遊んだりできるなら
迷わず行きたいと言った。
でも怖かったんだ。
俺に取って外は毒みたいなもの
危険なことわかってて
もしそれで悪化して
いるまやなつ、すちに
会えなくなるのは…、
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そういえばなつが言ってた。
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誰もいない病室に1人呟く
元はすちがいたベットに目を向ける
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たった1日同じ部屋で過ごした
それだけだったのに
誰もいないと寂しさを覚える
なんでこうなったんだろ…w
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ベットの柵横から覗くすち
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すちは話さない。
なつが言ってたっけ。
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まぁここにいるってことは
成功はしたのかな?
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すちは書くものない?
と聞くような仕草をする。
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なつがくれたノートを渡す。
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《手術成功!》
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《声出したら悪化するから》
《出さないようにって!》
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《聞いたよ。》
《いるまちゃんがらんらんのこと 外に連れて行ってみたいって 話してたの。》
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どうしたいの。と聞きたいのね。
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《なんで?》
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俺が1人という孤独を感じたくない
そんなこと言ったら引かれる?
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《らんらんは孤独じゃないよ?》
《俺らがいるじゃん?》
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《それだけ俺らのこと大切って 思ってくれてるの?》
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《なら大丈夫。》
《そんな簡単に離れていくような 悪魔じゃないよ。》
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《挑戦は進む一歩になる。》
《ここでじっとしてるより、 夢探して追ってみるのも 面白くない?w》
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《それも挑戦!》
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《不安なら俺も行くよ。》
《いるまちゃんと暇ちゃんと らんらんと俺でみんなで行けば 怖くない?》
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《なら行ってみよ!》
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優しい手で撫でてくれる。
…誰かに撫でられたの
何気に初めて?
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🍵
🌸/この時間が
🍵/この子の笑顔が
🌸🍵/ずっと続けばいいのにな。
蔘
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