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仁花
……
夏海
仁花さん…
夏海
ご飯食ってませんよね…？
仁花
…食欲ない
夏海
でも食わなきゃダメですよ
仁花
食わない…
夏海
でも…
仁花
うるさい！！
夏海
ッ……
仁花
……放っておいてくれ
夏海
……わかりました
夏海
はぁ……
夏海
（仁花さんやっぱり元気なかったな…）
夏海
……次はあいつのところだな
夏海
あ、いた
千冬
……
夏海
松野、やっぱりここにいたか
千冬
……仁花さんは…
夏海
……家でぐったりしてる
千冬
そうか……
夏海
ほら、お前もちょっと来い
千冬
なんで……
夏海
見たらわかる。ご飯ちゃんと食ってないだろ
千冬
そんなこと…
夏海
お前の家に行った
夏海
お前の母さんに言われたんだよ
夏海
「最近、食欲がないのか前の半分の量しか食べない」ってね
千冬
……
夏海
ゼリーでもなんでもいいから
夏海
行こう？
千冬
……放っておけよ
千冬
元々お前はとうまんじゃねぇんだから
千冬
ここまで親切にする理由は……
夏海
……ウザイ
千冬
は？
夏海
場地さんは…とどまれって言ったの？
夏海
ここで止まってていいの？！
夏海
進みなよ！
夏海
まだやることがあるんじゃないの？
千冬
お前に…わかるかよ……
夏海
わかんないよ！
夏海
仁花さんも…落ち込んで
夏海
場地さんが亡くなって…
夏海
辛いのはわかるけど…
夏海
このまま終わるなんて…良くないよ
千冬
……な、泣くなって…
夏海
泣いてないバカ！
千冬
ば……
千冬
……場地さんなら多分
千冬
進めって言うんだろうけど
千冬
あの人に憧れてとうまんに入った
千冬
その憧れがいないのに…とうまんに居残るなんて……
マイキー
……
千冬
あ、マイキーくん…
夏海
！
マイキー
場地の墓参りか…
千冬
はい……
マイキー
なつみっちも来てくれたんだな
夏海
は、はい！こんにちは
夏海
私、これで失礼しますね
マイキー
うん、またね
夏海
はい！……松野もまたね
千冬
……おう
マイキー
……慰められてたの？
千冬
ち、違います！
千冬
あ、俺。マイキーくんに話が…
マイキー
うん、わかった
夏海
……はぁ
四葉
あ、いたいた！
夏海
え、四葉さん！？
四葉
うん！
夏海
具合悪くて倒れたって…貴音さんから……
四葉
貴音が大袈裟なの！全然平気！
四葉
それより…夏海、大丈夫？
夏海
え、私？
四葉
仁花と松野の所に行ったんだろ？
四葉
2人の心配をして…
夏海
……見抜いてたんですね
四葉
当然！
夏海
……2人とも辛そうで
夏海
何も出来ない自分が…情けなくて……
四葉
そんなことない
四葉
お前も少なからず場地と面識があった
四葉
お前も辛いはずなのに…仁花と松野の心配をしたんだ
四葉
お前はすごいやつだよ
夏海
……ありがとう…ございます
四葉
元気出せ！私も仁花のところ行くから！
夏海
はい！
四葉
あと、敬語じゃなくていいんだよ？
夏海
いえ！四葉さんの方が歳上なんで！
四葉
相変わらずだなw
四葉
じゃーな
夏海
はい！
夏海
（……私も頑張ろ！）
貴音
やれやれ
三ツ谷
なんか、四葉ってすげぇな
貴音
ほんとにお人好しすぎるんだよね
三ツ谷
まぁいいことなんじゃね？
貴音
私は不安だけどな
三ツ谷
なんでだ？
貴音
……人のことを気にしすぎて
貴音
自己犠牲で壊れないか…
三ツ谷
……
四葉
仁花
仁花
……四葉か
四葉
大丈夫…じゃ、なさそうだな
仁花
……放っておいて
四葉
放っておけないから来たんだよ
仁花
…
四葉
弱音ぐらい…聞かせて欲しいな？
仁花
……なんで…
仁花
なんであいつが……ﾀﾋななきゃ…いけなかったんだ……
四葉
……よしよし
四葉
辛かったな
仁花
うっ……
仁花
なぁ、圭介
場地
あ？
仁花
なんか最近元気ねぇな
仁花
なんかあったのか？
場地
別に
仁花
いや、なんかあったな！話せ！
場地
か、関係ねぇだろ
仁花
ある！
仁花
お前と私は似てる！
仁花
だからなんかわかる！
仁花
心配だから、教えてくれよ！
場地
……いや、いえねぇ
仁花
……
場地
でも…許してくれ
場地
覚悟を決めたんだ…
仁花
わかった
仁花
ならお前を信じる
場地
……ありがとな
仁花
待ってる！
仁花
だから、頑張れよ
仁花
あの時…私が止めていれば
仁花
何か変わったんじゃねぇかな…
四葉
……仁花
四葉
自分を責めるな…
もち
こんばんは！もちです！
もち
突然の重い展開に自分でもびっくりしてるw
もち
夏海ちゃんがいい子すぎる！
もち
では！「似ている君と僕だからPart7」で！
もち
(*^ー^)ノまたね~♪
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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