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将参　司類

第1話 - その時は突然に…

222

2023年09月26日

#司類

#類司

#ワンダショ

#プロセカ

#神代類

#天馬司

暁露　繼@睡眠大事

主

こんにちは〜！主です！

主

今回は司類の将参を書こうと思います！

類

神代類。ある日ショーの練習終わりに、ある事から
自身が昔演じた参謀になってしまう。
現実では恋人である司にどう接するべきか悩み中。

司

天馬司。参謀の事が恋愛的に好きだが、本人は無自覚。
何となく参謀の様子がいつもと違うな、くらいに思っている。
中身が入れ替わっているとは微塵も気付いていない

主

主な設定はこんな感じです！

主

地雷さん注意！それじゃ、スタート！

ドサッ…！！

類

痛…っ！！……ってあれ？

類

……ここ、どこだ…？

類

…というか、何だかこの風景、見たことある気が…

類

…どこで見たんだろうか…

司

参謀、大きい音がしたが大丈夫か…⁉︎入るぞ

類

……え？

ガチャッ

司

うわ…また書類が落ちてるじゃないか…。少しは整理したらどうだ？

類

（え…っ…、つ、司くん…？…というか、この格好って確か…）

類

将、校…？

司

…ん？呼んだか？

類

え、あ、いや何でもありません…！

類

（間違いない。あの衣装、宣伝公演の時の____！！）

司

ところで、大丈夫か？さっきからずっと座っているが……

類

…！あ、大丈夫です…！

僕が慌てて立つと、つい焦ってバランスを崩してしまった。

類

…あ…っ、

司

…っと、危ない。大丈夫か？参謀。らしくないぞ？

類

！！…いえ、何でもありません…！！

司

…？何をそんなに慌てている。ほら、立てるか？

そう言って司くん__いや、将校は支えてくれていた手を離した。

類

はい…。ありがとうございます

司

いや、礼には及ばん。それじゃあ、俺は仕事があるから失礼するぞ

類

…えぇ。ありがとうございました

司

ああ

ガチャッ

類

…はぁ…

類

（…いや、状況理解が追いついてない…。一旦落ち着け、僕）

類

（取り敢えず、状況を整理しよう…。確か、僕はショーの練習の終わりに…）

えむ

ねーねー、司くん！！私あの観覧車乗りたいなぁ！

司

な……っ！お前はまた急な事を…

寧々

良いじゃん、別に。今日はショーの練習早く終わったし

類

そうだね。それに、たまには息抜きも必要じゃないかな

司

……まぁ、それもそうだな。それじゃ、乗るか

えむ

わーい！！

乗車中

寧々

うわ…っ！綺麗…！！

類

あぁ、そうだね。……って

類

（…あれ？観覧車の窓が開いてる？普通は閉まってるものじゃ…）

司

類、どうした？

類

！！……いや、何でもないよ

えむ

ねぇ、みんな見て見て！ショーステージがあるよ！

寧々

ちょ、えむ。そんなに身を乗り出したら…！！

えむ

わー、高ーい！！！……って…

類

…っ、危ない…！！

えむの肩を掴んで反対方向に回す。

類

（！…マズい、バランスを崩して……っ！）

司

…っ！類_______！！！！

類

そして、現在に至る…と

類

いや、考えれば考える程訳がわからないね…

類

当然、あの高さからなら即死だろう。フェニランの観覧車は高いで有名だからね

類

…ということは、生まれ変わり？

類

…いや、あまりにも非現実的すぎる。…なら、一体…

類

（司くんのあれは、演技には見えなかった。…本当にどういうことなんだ…）

類

…とにかく元に戻る方法が見つかるまで、ここで生活しなければいけないようだね

類

折角だ。確認がてら、色々探検してみようかな

類

ここが図書室…。やはり、セットにしては凝り過ぎている…

類

にしても、やけに本の数が多いな…。どこから購入しているんだろうか…

類

っと、そんなこと考えている場合じゃないね

類

さて、次の部屋に行こうかな

類

ここは…教会、かな？

類

広いね…。天井も高い…。約、50メートルくらいかな？

類

色々探りたいところだけど、他にも部屋はあるし、後でいいかな

類

ここが庭だね…

類

えむくんが飛び移るばすの木は…。あぁ、あれか

類

セットでも目にしてるから、ここは特に違和感はないかな

類

後、行っていないのは…

類

将校殿、入っても良いでしょうか？

司

？…あぁ、構わんぞ。どうした？

類

（！…凄く豪華なところだね…。綺麗に整頓されている…）

類

…仕事を手伝おうかと思いまして

司

！本当か？助かる。じゃあ、あそこの書類の束持って行ってくれ

類

え…っと、あの量ですか？

司

？あぁ、そうだが

類

（こ、れは…僕がおかしいのかな…？）

類

分かりました。では、失礼しますね

司

待て待て、嘘だ

類

え…？

司

やはり、お前に冗談は通じないな、w

類

（！…笑っ、た…）

類

…将校殿の嘘がお上手なんでしょう

司

ふっ、褒め言葉として受け取っておこう

司

…それじゃあ、悪いが印鑑を押すのを手伝って貰えるか

類

えぇ、分かりました

数時間後

司

あ゛ー…やっと終わった…

類

お疲れ様です、将校殿。お茶をお持ちしましょうか？

司

いや、お前にだけそんな労働をさせるわけにはいかない

司

手伝ってくれたからな、たまには俺が淹れよう

類

！、本当ですか？

司

あぁ。参謀よりは上手く淹れられかんがな

類

ふふっ、またまたご冗談を

司

ははっ、では待っていろ。淹れてくる

類

承知致しました

類

……

類

司くんは、どこの世界でも良い人なんだね、w

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