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凛太郎-リンタロウ-

ただいまー

玲央-レオ-

な、なぁ急に
おしかして迷惑じゃないか?やっぱり

凛太郎-リンタロウ-

いいって父さんは
単身赴任だし
母さんは仕事終わって
飲み行くって
言ってたから

玲央-レオ-

(家に誰もいないのか)

玲央-レオ-

そう?それなら

祖母

あらあら、おかえり
凛太郎…あら?お友達?

凛太郎-リンタロウ-

そう

玲央-レオ-

あっ、雨宮玲央、です
お邪魔します

祖母

ふふ、ゆっくりしていってね。

凛太郎-リンタロウ-

じゃ、
俺ら2階にいるから

祖母

はいはい

凛太郎-リンタロウ-

荷物置いてて
俺、下から飲み物
とってくる

玲央-レオ-

おーわかった

パタンッ

玲央-レオ-

(これが
凛太郎の部屋…)

玲央-レオ-

綺麗にしてんなー…参考書とかもあるし…
あいつ成績いいもんな

玲央-レオ-

…ん?なんか落ちてる

凛太郎-リンタロウ-

___雨宮

玲央-レオ-

あ。おかえり

凛太郎-リンタロウ-

…何で立ってんの?

玲央-レオ-

え、あぁ!
ちょっと部屋見てた
…いやだった?

凛太郎-リンタロウ-

別にそんなことないよ

凛太郎-リンタロウ-

はい、麦茶でいい?
今ジュースとかないんだよね

玲央-レオ-

お茶好きだしむしろ
嬉しい

凛太郎-リンタロウ-

良かった

凛太郎-リンタロウ-

…でさ、あの話
してもいい?

玲央-レオ-

あの話…あっ

凛太郎-リンタロウ-

好きな奴の話

凛太郎-リンタロウ-

雨宮の

玲央-レオ-

う…やっぱりその話か

凛太郎-リンタロウ-

そいつと距離縮めようとか思ったことないの

玲央-レオ-

え?うーん…そうだな
でも、相手は異性しか無理かもしんないしさ

凛太郎-リンタロウ-

でも距離は縮めたいってことだろ?その言い方的には、

玲央-レオ-

まぁ、そう、だけど

凛太郎-リンタロウ-

ならさ

凛太郎-リンタロウ-

練習してみない?
俺と

玲央-レオ-

…へ?

玲央-レオ-

練習?!な、何の練習

玲央-レオ-

(何で好きなやつに好きなやつに向けての練習なんか……//)

凛太郎-リンタロウ-

そいつとは全く関係値がないわけではないんだよね?

玲央-レオ-

…まぁ、そうだけど

凛太郎-リンタロウ-

じゃ。最初に下の名前とかでさりげなく呼んで距離縮めてみたら?

凛太郎-リンタロウ-

やってみよ?玲央

玲央-レオ-

なっ…//

凛太郎-リンタロウ-

ほーら、俺の事も呼んでみてよ下の名前で

玲央-レオ-

えぇ、えと…その…
り、凛太郎…?

凛太郎-リンタロウ-

……ぷっ

玲央-レオ-

凛太郎-リンタロウ-

あはははははっ!
あー、面白い腹痛いわ

玲央-レオ-

は?え?!
何笑ってんの!!

凛太郎-リンタロウ-

いやだってさ
俺相手でそんな恥ずかしがる事なくない?
初心すぎ、可愛いね玲央は

玲央-レオ-

んなっ!そいつのこと意識してんだから
当たり前だろ!!

凛太郎-リンタロウ-

そーだね、確かに笑

玲央-レオ-

茶化すために家に呼んだのかよ?!

凛太郎-リンタロウ-

んなわけ、俺だって
友達の恋路は応援したいじゃん?

凛太郎-リンタロウ-

(誰か当ててさっさと処理しないとだし)

玲央-レオ-

お、俺はお前と違って経験豊富じゃないですからね!

凛太郎-リンタロウ-

知ってるよ…てかさ
今思ったけど

凛太郎-リンタロウ-

俺ら結構付き合い長いのにいまだに苗字呼びなの変じゃね?

玲央-レオ-

それは…そうかも

凛太郎-リンタロウ-

じゃ、これからは
下の名前で、いいよね玲央

玲央-レオ-

…うん、凛太郎…//

凛太郎-リンタロウ-

…ぷっ…ごめん
やっぱり…

玲央-レオ-

💢

玲央-レオ-

もう帰る!

凛太郎-リンタロウ-

あ、おい!

玲央-レオ-

バカにしやがって…

祖母

あら?もう帰るの?

玲央-レオ-

え、あぁはい

祖母

あらぁ…せっかくお夕飯用意したから食べていったらいいのに

凛太郎-リンタロウ-

…ちょ、待てって!
玲央!

凛太郎-リンタロウ-

あれ。ばあちゃん
何してんの

祖母

いやせっかくお夕飯3人分用意したから食べていったら?って言ってたのよ

凛太郎-リンタロウ-

…食べてけば?玲央

玲央-レオ-

……

ぐぅ〜

凛太郎-リンタロウ-

……腹鳴ってるけど

玲央-レオ-

いただきます…

祖母

ふふ、よかったわ

好きバレしそうな雨宮君

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