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なっしー受け多め。

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なっしー受け多め。

2 - わど×なし②(生温いr注意)

♥

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2025年03月28日

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わどるど

……………………………。

わどるどは悩んでいた。それはもうとても形容し難い程に頭を抱え悶絶すらしていた。

なっしー

ちょっと歩行が難しい…まずい…。

わどるど

(僕は一体ここからどう行動すれば良いんだ…?)

そう、わどるどの自宅周辺は道が狭くタクシーが入れなかった。 しかしまだ小降りだった雨に油断し、そこからなっしーを背負いゆっくり歩いて自宅へ向かったのが間違いだったのだ。 段々と雲行きが怪しくなる雨粒の多さに危機を感じつつも、わどるどは他に対策する術もなく、ただただ体がびしょ濡れになるのを感じながらひたすら歩くしか無かった。 結果的にわどるどもなっしーもずぶ濡れ。一刻も早く風呂に入らなければ風邪を引いてしまう恐れがあるが、奇跡的に起きたなっしーは見事なまでな酔いっぷりを披露し、一人でまともに歩く事すら難しい状況。

なっしー

……なっしーもだてに成人男性やってないですから……ひとりでお風呂くらい入れますよええ…!

わどるど

そう強がられても…、お風呂場で倒れる未来しか見えない…。

なっしー

……あ、じゃあさ…わどが一緒に入ってくれればいいじゃん…!

わどるど

い…っっ!?!?

なっしー

男同士、恥ずかしがることなんてないですよ!ねえわどさん

わどるど

いや…その……ウン…。

なっしー

大丈夫…!なっしーなんとか喋れはしますから!ちょっと歩行を手伝ってほしいだけ!このままだと二人とも風邪ひいちゃうよ!

わどるど

………わ、……かった。

本当に酔っているのかと疑いたくなるほどの勢いに押される。 わどるどは色々言いたいことも考えたいこともあったが、さすがに意中の相手に風邪を引かせたくはなかったので、大人しく首を縦に動かすことしか出来なかった。

なっしー

いや〜、悪いですねわどさんよ、背中まで流して貰っちゃって。

わどるど

……………。

なっしー

なっしーちょっと吐きそうだからわどるどの背中を流してあげることはできないけど……おぷ。

わどるど

…………。

なっしー

……わど、どうしてさっきからずっと無言なのさ

わどるど

……人にはパーソナルスペースというものがあるのだよ。

なっしー

そ、そう

わどるど

……絶対こっち見ないでね。

なっしー

りょ、了解しました

わどるど

…なっしー、酔いはどう?少しは治ったかい?

なっしー

う〜ん、まだかなり視界がぐらぐらするよ…かなり気持ち悪い。

わどるど

……そう…。

なんとかお風呂と言う名の試練を乗り越えて、なっしーを布団へ移動する事に成功した。……は良いものの

なっしー

でもびっくりしたよ。わどの服ってなっしーには少し大きいんだね

かなりあざといなっしーが完成してしまった。

わどるど

…まあ、普段から比較的ゆったりとした服を着ているからね。

たしかに〜、と横で納得しているなっしーを横目に、わどるどを嫌な予感を抱えながら自分の下半身をこっそりと確認する。

わどるど

(……や、やばい。かなりまずい。………勃ってる)

なっしー

…わど、どうしたの?

わどるど

いや、なんでもない…。

わどるど

(流石になっしー見てたら勃ってしまったなんてタヒんでも言えない。)

わどるどの名誉のために説明すると、 酔いが回っている。お風呂上がりで少し色っぽい。更に彼シャツ状態では飽き足らず、少し狭い布団で密着状態。 好きな人とこの状態でやましい妄想をするなと言う方が酷だ。

もうこれ以上変な考えを持たない様に寝ようとしたところだった。

なっしー

そいやっ!!

わどるど

!?

なっしーの掛け声と共に捲られたのは、今まさに僕が被っていた布団。 なっしー布団を剥ぎ取られるだなんて一切考えていなかった僕は、見事に勃ってしまったソレをなっしーに見られてしまった。

なっしー

でぇええ!?あっかん!わどおおお!?

どうやら布団を剥ぎ取った当の本人も予想と違うものがお出ましして焦っている様だ。

わどるど

せ、生理現象!!…だ、から…!!…仕方ない//

なっしー

まあ確かにね!?そう言う時はなっしーにもありますよ!
でもまさかこれがお出ましするとは…

わどるど

逆になにがでてくると思ったの…//

なっしー

いやあ、わどってば必要以上に布団潜るし、なっしーに見られない様に自分の懐に
18禁本とか隠し持ってるのかなと…

わどるど

…僕はそんなことしないよ。そもそもそう言う本とか持ってないし…。

なっしー

わどさんってば夜中にえっちな妄想でもしてたの…?

わどるど

………………

なっしー

え、ごめんごめん…今のはなっしーが悪かっ

わどるど

してた。

わどるど

なっしーで。

なっしー

……?

なっしー

……!?!?

なっしー

どええええええ!?!?

暫くの間をなっしーの叫び声が切り裂く。

わどるど

ちょっと、近所迷惑。

わどるどが慌ててなっしーの口を塞げば、わどるどは何かが吹っ切れた様に豹変した。

わどるどが辿り着いた結論、それは

わどるど

なっしーが全部悪い。

なっしー

なにがあ!?

元はと言えばこうたんがお酒を取り違えたので、全ての元凶はこうたんにある。よってなっしーからすれば風評被害もいいところだが、 なっしーは既にわどるどの早業によって両腕を拘束されていた。

わどるど

……ちょっとしたらすぐ離すから…//

なっしー

絶対あかんやつ!!…もしかしてわども酔ってるんじゃ

わどるど

だれも呑んでないとは言ってない

なっしー

ちょっとまっッッ__

時すでに遅しとはまさにこの事。 なっしーの口内をわどるどの舌が侵食していく。

わどるど

(もういいや…ここで堕とした方が手っ取り早い…♡)

なっしー

おあ……//

わどるど

なっしー、まだキスしただけだよ…?

つい夢中になってなっしーの口内を満喫しすぎた様で、 なっしーの意識が酸欠によって飛びそうになっている。 なっしーは浅い呼吸を何度か繰り返すと、再び目の焦点が戻ってくる。

なっしー

……わ…、ど…

わどるど

僕、なっしーのこと大好きなんだ。お付き合いしない?

わどるど

そうしたら、もっと凄いコトしてあげられるよ。

何かを企んでいそうな高揚としたわどるどの笑顔。 酔いが回っているなっしーは、その快楽に支配されまともに物事を判断する気力すらなく、ただ首を縦に振る事しか出来なかった。

こうたん

ええええ!!二人とも付き合ったの!?おめでとう!

あれから数週間経ち、付き合ったことをクリエ組の仲間であるこうたんに話すと、少し驚きながらも、すぐに祝福してくれた。

こうたん

わどってばかなり前から片想いしてたもんね〜!

わどるど

……ありがとう。

こうたん

う〜ん、でもわどもなっしーもあんまりぐいぐい行くタイプじゃないのに、
一体何がキッカケで付き合うことになったのさ。
……あ!まさかあの呑み会の後、酔った勢いで__ってやつ?笑

こうたんが冗談混じりに揶揄うが、当の本人達は顔を赤くするだけで何も言い返しては来ない。なっしーに至ってはそっぽを向いてしまった。

なっしー

………///

こうたん

……え、マジ?

わどるど

………内緒ってやつだね。

終われ

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