ミユキ
すいません。占い師さん。
占い師
はい。なんですか。
ミユキ
私。幸せになりたいんです。
占い師
幸せ。。。。ですか。
ミユキ
はい。
占い師
では、この水晶玉を家で大切に置いてください。そしたらきっと、あなたは幸せになります。
ミユキ
わかりました。お代はいくらですか?
占い師
お代はいりませんよ。
あなたに幸福が訪れますように。
あなたに幸福が訪れますように。
ミユキ
まいかー。
まいか
なに?ミユキ。
ミユキ
占い師さんから水晶玉貰ったー!
まいか
えぇ!凄いね。高かったでしょ。
ミユキ
そ・れ・が・
無料で手に入りましたー!
無料で手に入りましたー!
まいか
えー!凄!
ミユキ
でしょでしょ。
ミユキ
家に置いてたら幸せになるらしい!
まいか
よかったね!ミユキ!
ミユキ
うん!
この水晶玉を家に置いてから 不幸がミユキに降りかかった。
ミユキ
かずみ。話って何?
かずみ
俺たち別れよう。
ミユキ
え!?なんで!私
気に入らないことデモした?
気に入らないことデモした?
かずみ
その。特に理由はないんだけど。。。
ミユキ
なんで、、、、、、、、
まいか
彼氏と別れちゃったんだって?
ミユキ
うん。
まいか
ドンマイだよ。ミユキ。
他にもいい彼氏いるって!
他にもいい彼氏いるって!
ミユキ
そうだよね。
学校
ミユキ
あれ?教科書がない。
まいか
え?
探そうか?
探そうか?
ミユキ
いやいや。
まいかはいいよ。
まいかはいいよ。
まいか
そう、、、
なんかあったら
構わずなんでも言ってね。
なんかあったら
構わずなんでも言ってね。
ミユキ
うん。わかった。
ミユキの教科書はゴミ箱に入っていた
ミユキ
なんでよ。
ミユキが泣いている時まいか以外は全員ミユキのことを無視した。
まいか
ミユキ元気ないね。
ミユキ
最近嫌なことだらけで...
ミユキ
教科書破れる、
制服汚れる、
食器割っちゃうわで
最悪なことだらけなんだよね。
制服汚れる、
食器割っちゃうわで
最悪なことだらけなんだよね。
まいか
うわぁ可哀想。。。
ミユキ
なんか水晶玉が来てから
不幸になった気がするの。
不幸になった気がするの。
まいか
確かに。ミユキ
家に水晶玉置いたー
とか言ってからだもんね。
家に水晶玉置いたー
とか言ってからだもんね。
ミユキ
うん。
ミユキが 寝ようとした時
カタ カタ
ミユキ
ん?なに?地震?
ミユキが寝るまでその謎の音は続いた。
何とかミユキは寝れたが次の日。
ミユキ
もう最悪!こんな水晶玉
貰わなきゃ良かった!
貰わなきゃ良かった!
バン 水晶玉を床に落とす。
ミユキ
もう!私の人生を
めちゃくちゃにしやがって!
めちゃくちゃにしやがって!
水晶玉を落とした日からミユキは おかしくなった。
まいか
ミユキ?
ミユキ
どしたん、どしたん。
まいたん、まいたん。
まいたん、まいたん。
まいか
ミユキ?
大丈夫?
大丈夫?
ミユキ
わあしはだいよーゔ!
まいか
ミユキがなんかおかしい!
学校の帰り
まいか
ミユキ?
ミユキ
どしたの?まいか。
まいか
あれ?普通だ
ミユキ
え?いまさっきから普通だけど、、、
まいか
え?なに?なんで??
ミユキ
どうしたのまいか
まいか
いや。
だってミユキ
学校行く前
変なこと言ってたし。
だってミユキ
学校行く前
変なこと言ってたし。
ミユキ
え?普通にどうしたの?
わたしは大丈夫って言っただけだけど、、、
わたしは大丈夫って言っただけだけど、、、
まいか
まぁ夢かなにかだよね。
ミユキ
そうだよ。私が
おかしい事言うわけない。
おかしい事言うわけない。
まいか
そ、そうだよねー!
ミユキ
あれ?なんか車こっち来てない?
まいか
確かに。大丈夫かな。
ミユキ
まぁ大丈夫っしょ!
車は完全にミユキ目掛けて走ってきた
ミユキ
キャーーーーーー!
まいか
ミユキ!!
ミユキ
た、タスケテ
まいか
・・・
ミユキ
まいか!早く
ミユキ
タ
ミユキ
ス
ミユキ
ケ
ミユキ
テ
ミユキの死体のそばには 水晶玉の破片があった。







