この作品はいかがでしたか?
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今日は休日
何もやることがない為に、 背伸びをしながらソファに体を沈めた
僕たち写真部は、休日に部活動が無い
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世界は色付けば色付くほど美しい
きっと、夏樹(kn)くんに会ってからだろうか
世界が明るく、そして色づき美しさに溢れかえったのは
本当に、彼は魅力的な存在だ
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もっと美しいものが撮りたい
もっと、見たい
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しっかり迷った
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目を閉じると、波の音と鳥が飛ぶ音が重なって綺麗な音色のように感じる
目をゆっくり開け、もう一度海の方を見た
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パシャッ
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なんか泊まることになってしまった
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紅瀬先輩は優しくそう言った
まぁ、今日くらいはその優しさに応えてもいいだろう ... 。多分 。
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先輩は扉が閉まるまで俺に手を振った
ザーッという音が小さい個室に響く
身体中の汚れを落としてくれる
やはり、風呂は気持ちがいいものだ
身体をよく洗ったあと 、 俺は先程先輩が張った湯に浸かることにした
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頭からその事が離れずにいた時
扉の向こうから話しかけられた
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凄い、扉越しなのに、 彼が今どんな顔をしているのか、 何故か想像出来る
盛大にドヤ顔をしながら 親指を真っ直ぐ上に立てている
そんな顔が
そんな太陽のような笑顔が
俺の頭をよぎった
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そんなことを思いながら、ハキハキと手を動かす
今日の料理は 和食
白米に、卵焼き、味噌汁に、鯖、
そしてデザートには 杏仁豆腐
それはそれは凄く手の込んだ料理
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料理を机に運ぶ
すると扉が少し開いているのに気がついた
開けっ放しにしていただろうか
閉めようと近づくと、透き通った青色の瞳がひょこっとこちらを覗いた
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" いただきます "
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服がでかいせいとはいえ、細い首が丸見えである
鎖骨が綺麗に浮き出ていて、 つい触りたくなってしまう
彼が袖をまくると、骸骨ですか? という程の細い腕
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ぎゅっ ...
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君は顔をあからめる
その顔は、いつもの林とした顔ではなく
子猫が小さく鳴いているときのように 可愛く見えた
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パシャッ ..
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恥ずかしそうに自分の腕に顔を埋める
耳まで真っ赤になる彼を見て
僕の心にはもっと色々な彼の顔を撮りたいという欲望で詰まっていた
廊下から、小さいけれど ザーッとシャワーの音が聞こえる
そーっと扉を閉じ、大きなベッドへ体を預けた
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なんでダブルベッドなんだ!!
数分前
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扉が閉まった音が部屋に響いた
そして今に至る
あの時は咄嗟に OK と言ってしまったが ...
正直恥ずかしい
まだあまり関わっていない先輩と一緒のベッドで寝るということは容易いことでは無いのだ
なんなら気まずい
布団の中に入って、息を吸って吐いてを繰り返しても何故か心は落ち着かないままだった
緊張 ... に近い
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早く寝ないと ...
がちゃっ
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僕はゆっくり寝ている彼の枕元へと足を運んだ
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寝ているという安心から彼の顔をまじまじと見る
あぁ、この違和感の答えが出た
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自分で言ってて恥ずかしくなる
そう、この気持ちは『恋』なのだ
写真を見返す度に、彼と話をしたい。 彼に会いたい。彼の声を聞きたい。
そんな思いがいつも浮かぶ
これが恋なのか、
これが 好きってやつなんだ
今度、学校でnakamuときりやんに報告しよう
自分の気持ちに答えが出たことを
僕は優しく彼の髪に触れた
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じっくり、ゆっくりと頭を撫でたあと
彼の頬に手を添えた
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𓇬𓂂𓈒໒꒱𓏸𓈒𓂃 𓋜𓏸𓈒 𓂃𝕟𝕖𝕩𝕥𓂃 𓈒𓏸 𓋜 𓂃 𓈒𓏸໒꒱𓈒𓂂𓇬
コメント
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ヘルカ)とりま♡100で