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#pp
Sara
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タップ数縛りチャレンジ ksk編 67タップ
死ネタかもしれない
「星は好きか」
そう聞かれたら、あなたはどう答えるだろうか
好きでもないし嫌いでもない、
ちょっと疲れた時に見上げるくらいがちょうどいい。
その辺りの答えが一番多いだろう
そう、星はふとした時に見上げるものだった
だから、突然深く強い印象を残して沈んでいくこともある
あの日、空に昇っていた星々
丸く大きな月とシリウス、それに他の眩しい一等星
冬は空気が澄んでいるから一等星が多いらしい
クリスマスなんて大嫌いだ
人々に罪はないと分かっている
それでも、あの日に無念のまま死んじまったあいつらを差し置いて
大層楽しそうに騒がれていると無性に腹が立つ
きっと誰も、今日のことなんて覚えていない
覚えていても、悲しんでいる奴なんて誰もいないはずだ
俺は一年前、「サンタ色」に染まったあの場所に来てみた
あの日は珍しく雪が降っていた
何センチも積もって、電車やバスが止まって
俺からしたらそんなんじゃやっていけないと思う、なんて話はさておき
ksk
俺は廃墟になったそういう類の店の前で足を止めた
まだネオンの痕跡が残っていた
一年前と変わらず、何の店も入っていなかった
あいつらは何とかして生き延びようとこの廃墟に逃げ込んだ
ky
hr
fj
赤い跡がまだ残っている
そりゃあ廃墟なのだから誰も修理しようとはしない
まだ、生臭い匂いがして来そうだ
ksk
今や俺一人のための別荘と化したその家に俺は来た
今日はここに泊まっていこう
まだ片付けられずにいる、楽しかった日々の痕跡が残っている
変なぬいぐるみからよくわからないグッズまで
よくあいつらと遊んだものだった
……一人で飲む酒はあまり美味しくない
あいつら、まあkyは酒呑まないから例外だけど、
がいないと楽しくない
ってまたあいつらのこと考えてばっかじゃねーか
ksk
って言ったくせに
いつも引きずってばっか
本当に恥ずかしくてたまらない
こんな姿はあいつには見せられない
……そう思いながら、ふとカーテンを開けた
イルミネーションのせいで見えづらいが、
確かにあの日と同じ空をしていた
シリウスも、一等星も
去年とほとんど同じ場所にいた
ただ月だけが見えなくなっていた
確か年周運動、だったか
あいつらと出会う前に__
ダメだ、
またあいつらのこと考えちまってる
ksk
星になるとはいい表現をしたものだ
肉体が朽ちて、居場所を失った魂は手の届かないところまで昇る
そして盆のように一年のある時期、同じ場所へと帰ってくる
皆既日食のような奇跡で真っ昼間に戻ってくることもある
魂がそんな存在である以上、
俺は星を見る度にあいつらを思い出す
冬はやっぱり眩しい星が多い
俺もいつか、
あの世界でクリスマスやら正月やらを祝うようになるのだろうか
あいつらとまた会えるのだろうか
コメント
1件
ああ、これは…めっちゃ刺さるやつだわ。kskの「前に進むって言ったくせに引きずってばっか」のとこ、グッときた。星を見るたびにあいつらを思い出すって表現、切なくて綺麗だよな。冬の一等星が眩しいってのも、なんかリアルで泣ける。クリスマス嫌いな気持ちもわかるわ…。