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撮影部屋は機械が多くて少し狭かった。
刀也
叶
叶くんが丸椅子を持ってきてくれて、ゲーミングチェアの隣に座った。
叶くんは『座ってていいからね』って言いながらテキパキと準備をしてくれた。申し訳ない。
刀也
叶
お互いのこと…
言われてみれば確かに初めましてで叶くんのこと何も知らない。
これからも何回かコラボできるかなぁと思いながら『わかりました』と笑顔で頷いた。
どんなことが知れるんだろうとワクワクする。
突然ヴヴッとスマホが振動して画面を開いた。
葛葉
刀也
葛葉
葛葉
刀也
葛葉
刀也
葛葉
葛葉
なんか機嫌悪い?
…もしかして黙って家出たからかな。
葛葉に申し訳なく思っていると突然ポンッと肩を叩かれてビクリと肩が跳ねた。
叶
刀也
カチリとスマホを消音モードにしてカバンに戻した。
叶
叶
視聴者
視聴者
叶
視聴者
視聴者
視聴者
葛葉
視聴者
視聴者
刀也
葛葉
刀也
叶
叶
刀也
カァッと耳まで熱くなる。
叶さんはニヤニヤしながら『配信中だからダメだとか言ってたでしょ』と意地悪された。
恥ずかしくなってペシペシ軽く叩くと叶さんはクスクス笑った。
叶
刀也
ムスッとそっぽを向く。
ブーブーとスマホが鳴り続け、断りを入れてスマホを開くと僕は目を丸くした。
刀也
葛葉
え、葛葉の嫉妬可愛すぎない?
僕は痛いくらいに心臓をキュンキュンさせながらL〇NEで『来ちゃダメ』と返した。