私は,産まれた頃から【快楽】と言うものを知らなかった…
だけれど……
今…私が、受けているのはその【快楽】
と言うものなのだろう…
〇〇
ん……ぁ…♡
何故…というか
何時それが仕込まれたのか…不思議で仕方がなかった…
MOB1
ドゥフフフフ♡
MOB1
さて…お嬢ちゃん♡
MOB1
おじさんと楽しい事しようか♡
私は…これまで色々と恐怖を味わってきたが…
それ以上に比べ物にならないくらい…
身体が凍りついてしまった…
この人には、捕まっちゃ駄目だ逃げろと、脳が命令を出している
〇〇
…ッ!
この部屋には、監視カメラが付けられている…
だけれど…
今は、殆どの人が寝てしまっている為
誰も助けに来てくれない…
だけどッ!
〇〇
異能力……
〇〇
『カラクリ物語』ッ!
私が、そう叫ぶと部屋にあった、本,食器,帽子などが宙に浮いた
MOB1
?!
〇〇
ッ…♡
快楽に溺れてしまわないように、ちゃんと自分の理性を保つ
そして…
〇〇
(ブンッ
私は、手を縦に振り、おじさんの方へと、物を飛ばす
MOB1
!
MOB1
ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!
おじさんは、悲鳴をあげ、その場に倒れた
〇〇
はぁ……はぁ……♡
恐らく、夕食の時に飲んだ水に何か入っていたのだろう…
〇〇
(ゲホゴホッ
何となく……身体がだるくて、咳が止まらない
〇〇
ッ…
〇〇
お風呂入ってこよ……
そう思い、ドアを開けると……
中也
……
〇〇
?!
まさかの中也幹部……
〇〇
ど、どうしたんですか?💦
そう私が尋ねると……
中也
手前……
中也
此奴に接吻されたンだろ?
〇〇
……
何故バレた?
〇〇
えっと……💦
中也
正直に答えろ…
中也
じゃねェとこの場で…
〇〇
わ、分かりましたッ!💦
〇〇
されましたッ!💦
〇〇
接吻されましたッ!(ヤケクソ)
中也
…
私がそう言うと、中也幹部は……
片手で、帽子を被り直し……
中也
そうか…
と,だけ言いその場を去った
〇〇
……
〇〇
(なんだろう…何だか…中也幹部)
〇〇
悲しそうだった気が…する
暫くその場に立ち尽くしてしまったけれど…
お風呂場に向かった