私は当分、学校に行けなくなった
不登校とかそういうのじゃなくて
今、裁判だったりなんだったりで学校側は忙しい。
事情聴取の為、他のクラスとかにもテレビや警察が来ているらしい
で、私は被害者。
だから学校に行けない。
お父さんにもいじめの事を話された
お父さんは驚いて私に「ごめん、気づいてやれなくて」と泣きながら言った。
結は最近見ない。
関崎 維統
父
ガチャと、ドアを開けてお父さんが部屋に入ってくる。
関崎 維統
父
父
関崎 維統
関崎 維統
関崎 維統
父
関崎 維統
お父さんは短くなってくるんくるんにはねた私の髪を触って言う。
父
関崎 維統
久しぶりに感じるお父さんの温もり
お母さんがいなくなってから、こうして触れ合うこともなかった。
関崎 維統
結は何処にいる?
弘末 結
維統には内緒で警察署に行ってきた
尋問している所や、資料を覗いてきた。意外と見つからないものだ。
弘末 結
きっと維統なら俺がいないことに気がついている。
ドタバタしてようとなんだろうと、維統は今も昔もきっと変わらない。
弘末 結
弘末 結
結が帰ってきたのは夜の10時頃
弘末 結
と、ふらり。
関崎 維統
私は、帰ってきてすぐの結に問い詰める。
弘末 結
関崎 維統
弘末 結
弘末 結
関崎 維統
弘末 結
弘末 結
関崎 維統
弘末 結
関崎 維統
弘末 結
弘末 結
関崎 維統
弘末 結
関崎 維統
関崎 維統
弘末 結
関崎 維統
関崎 維統
弘末 結
弘末 結
関崎 維統
弘末 結
結に大事だと言われた
未来の彼氏とはいえ、そんなことをストレートに言われるとすごく恥ずかしくて、嬉しい。
弘末 結
関崎 維統
嬉しいのと恥ずかしいのでごちゃ混ぜになった感情は顔に出ていたらしい。
関崎 維統
弘末 結
関崎 維統
いえた
「ありがとう」の一言は、簡単に言えるようで言えない。
だからこそ、私は達成感に溢れる。
弘末 結
弘末 結
弘末 結
初めて照れ笑いをした結はすごく可愛くて、綺麗だった。
維統は、一昨日髪を切られた
そして、その後自分で短く切った
世の女子が言う、「ボブカット」って言うやつ。
猫っ毛で、癖毛で。
そんな維統はボブカット初日には頭が大変なことになっていて、
2人して腹を抱えて笑った。
弘末 結
幸せと言えるかどうかは別として
俺は楽しかった
イライラしたりもしたけれど、
維統と一緒にいれて。
弘末 結
本当の時代にはいつ帰れる?
明日?
明後日?
1ヶ月後?
1年後?
分からない。
弘末 結
また明日維統に笑いかけれるように
笑顔の練習を
今日もする
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