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精霊使い

第12話 - 第7話

2023年01月09日

#ドズル社

#精霊

#ファンタジー…?

りりぃ

ジェンナ

黄金の薔薇ね？ｺｿｯ

ぺいんと

そのはずｺｿｯ

クロノア(変装中)

ようこそいらっしゃいました

ジェンナ

久しぶりね、クロノア

クロノア(変装中)

お待ちしてました、大公爵令嬢様

ぺいんと

よぅ頑張ってるか？ｺｿｯ

クロノア(変装中)

そりゃあバッチリですよｺｿｯ

ジェンナ

正直、このパーティだけでは力になれないと思うけど私も頑張るからｺｿｯ

クロノア(変装中)

はい、伯爵令嬢様はもう少ししたらいらっしゃると思いますので、先にパーティ会場の方へお願い致します。

ジェンナ

じゃあまた後で

ぺいんと

行きましょう。ジェンナ様

クロノア(変装中)

…(ぺいんとがバートナーとしてエスコートしてるのか、ちょっと不安だな)

ジェンナ

ぺいんとは他のところで情報集めて。クロノアと一緒にしてもいいし

ジェンナ

私は伯爵令嬢の所へ行ってくるわ

ぺいんと

了解、

ジェンナ

ごきげんよう。伯爵令嬢

伯爵令嬢

あら、ジェンナ様ではありませんか。お久しぶりです

ジェンナ

あら？前回あったのはいつでしたっけ？

伯爵令嬢

確かジェンナ様が向こうに行く前の大公爵様が開いたパーティでしたわ

ジェンナ

よく覚えていますわね

伯爵令嬢

それはもちろん。尊敬するジェンナ様ですから

ジェンナ

へぇ、尊敬するジェンナ様、ね

ジェンナ

貴方の兄は、私の事を尊敬していないようだけど？

伯爵令嬢

そ、そんなことないじゃないですか？！

ジェンナ

私との結婚を望んで、この国を危険に晒すところでは無いですか

伯爵令嬢

わ、私は反対しました！

伯爵令嬢

それよりパーティを楽しみましょうよ！

ジェンナ

そうね。貴方のパートナーはどこにいらっしゃるのかしら

伯爵令嬢

今友人と話しているところです。

伯爵令嬢

先程ご覧しましたが、ジェンナ様のパートナーは、なんというか、、平民、ですか？

ジェンナ

何が言いたいの？

伯爵令嬢

いえ、ちょっと雰囲気が違うなと思いまして。

ジェンナ

私のパートナーの侮辱は許しませんよ？

伯爵令嬢

もちろんそんなつもりはありませんわ！

伯爵令嬢

ただ、平民と一緒にいても、ジェンナ様は大丈夫なのかと思いまして、、そういえばいつもジェンナ様のパートナーになっていらっしゃた水色の髪のお方は？

クロノア(変装中)

、、(俺か)

ジェンナ

私は大丈夫だけど、彼を馬鹿にするのはダメよ？

ジェンナ

それと、いつもの彼は仕事が忙しくて、今日は来れないのよ

伯爵令嬢

そうなんですね！ちなみにあの方のお名前は、？

ジェンナ

ちら、(クロノアの方を見る)

クロノア(変装中)

ｺｸﾘ(大丈夫！)

ジェンナ

彼はクロノアよ。何？興味があるの？

伯爵令嬢

とても、かっこいいお方でしたので、、……///

ジェンナ

なるほどね、でも伯爵家は基本攻略結婚でなかった？

伯爵令嬢

はい！ですが身分も高そうでして、この国にあの様なお方はいらっしゃらないので、外国の貴族かなと思いまして、、

ジェンナ

ぷっあははっ、、

伯爵令嬢

ど、どうしました？

ジェンナ

いやぁ、まぁ想像は人の勝手ですからね

伯爵令嬢

、？？

ジェンナ

あぁ、そうだ

ジェンナ

貴方にいい提案があるのここではできないけれど、人気がないところに連れていってくれる？

伯爵令嬢

もちろんですよ！パートナーは、

ジェンナ

連れていきます？私は安全のためにも連れていった方がいいと思うけど

伯爵令嬢

そうですね！連れていきましょう

ジェンナ

パートナーはどんな方？

伯爵令嬢

エリン公爵です

ジェンナ

そう私もパートナーを呼んでくるわ

伯爵令嬢

はい！

ジェンナ

ごきげんよう

どこかの貴族

これはこれは大公爵令嬢のジェンナ様では無いですか？お帰りになったのですね

ジェンナ

えぇ、

どこかの貴族

なにか御用ですか？

ジェンナ

私はただ、パートナーを呼びに来ただけですが、お話は終わりましたか？

ぺいんと

あれ、どうしました？

ジェンナ

伯爵令嬢とお話をしに行くのあなたも来る？

ぺいんと

もちろん行きますよ。

どこかの貴族

こいつジェンナ様のパートナーだったのですか？

ぺいんと

そうですよ。

ジェンナ

だからなんですの？

どこかの貴族

い、いえなんでも

ジェンナ

それでは私はもう行かせていただきます

ぺいんと

どうしたんだ？

ジェンナ

チャンスができたからね

ジェンナ

クロノアに後で来てって言って。

ぺいんと

わかった

ジェンナ

伯爵令嬢の所に行くよ

ぺいんと

作戦は？

ジェンナ

伯爵令嬢に人気のないところに案内してもらうから、あの2人を気絶させて。

ジェンナ

探索の時間ができるから

ぺいんと

おぉ、さすがジェンナ様ですな

ジェンナ

いいから行くよ

伯爵令嬢

ここなら今日は人が来ませんわ

ジェンナ

ありがとう。でお話ですけど

ジェンナ

少しの間眠ってもらいますね

伯爵令嬢

？！バタ

ぺいんと

完璧

ジェンナ

行くわよ

ぺいんと

はぁーい

クロノア(変装中)

ﾀｯﾀｯﾀぺいんとぉ！

ぺいんと

クロノアさん！

ジェンナ

お疲れ様

ジェンナ

今から探索できるから場所を突き止めよう

クロノア(変装中)

帰ってきたばかりなのによく働くね〜

ジェンナ

そっちの作戦も始まったばっかりでしょ？

クロノア(変装中)

よくわかったね

ジェンナ

侵入にかかるのははだいたい1ヶ月くらいだからね

ぺいんと

やっぱ頭いいなぁ

ジェンナ

これでも大公爵令嬢だから

クロノア(変装中)

さぁさぁ行きますか

ジェンナ

そうだね

ジェンナ

クロノア、今トラゾーに連絡取れる？

クロノア(変装中)

そりゃもちろん

ジェンナ

連絡して、だいたいどこら辺にありそうなのか教えて貰って、あ、いやぺいんとにやってもらおう、クロノアは1回着替えてきて

クロノア(変装中)

あ、はーい

ぺいんと

俺がやるの？

ジェンナ

うんお願い

ぺいんと

了ー解

ぺいんと

怪しいのが、伯爵の執務室、地下、高い確率で隠し扉のおくらしい

クロノア

着替えてきました

ジェンナ

クロノアお帰り、行こうか

ジェンナ

私伯爵の執務室行ってくる2人は地下に行って何かあったらすぐに連絡すること

ぺいんと

わかった

クロノア

先に終わった方はもう片方を手伝いに行くこと

ジェンナ

防御の魔法を、ﾊﾟｧ

ぺいんと

ありがとう

クロノア(変装中)

作戦開始！

ジェンナ

キィー、パタン。

ジェンナ

(よし誰もいない)

ジェンナ

(あの伯爵なら、花瓶のところとか、薔薇の花に関係してそうなもの、)

ジェンナ

(薔薇の模様が彫られたかべ、葉っぱとか？)

ぺいんと

くらいな

クロノア

壁に模様もないし押せそうなところもない

クロノア

ここは、緊急脱出口か？

ぺいんと

ぽいね

ぺいんと

おそらく、伯爵家はここを通って避難するだろうな

クロノア

なさそうだね

ぺいんと

ジェンナから連絡来たぞ

ぺいんと

隠し扉あったって

クロノア

じゃあ早く行こう

ぺいんと

あったのか？

ジェンナ

ここの壁の模様、どれかしらはそうかなと思って、押してたら3つ通路がでてきた

ジェンナ

そっちはなかった？

クロノア

緊急脱出口みたいなのしか無かったよ

ジェンナ

じゃあどれかしらあるかもしれないということだ

ぺいんと

どうする？全部行く？

ジェンナ

いや、時間もないし今日は一つだけ、みんなで行こう

クロノア

えっもうそんなに時間が？

ジェンナ

クロノアは戻った方がいいかも

クロノア

そうだね俺は戻るよ

クロノア

じゃあ頑張って

ジェンナ

こっちから行こう

ぺいんと

残りのふたつは？

ジェンナ

今度、伯爵家が避難する時、透明化ポーションを持ってくるよそれで4人で頑張って

ぺいんと

わかった。ありがとう

ジェンナ

…ロッカーみたいなものが沢山

ジェンナ

違いそうだけど一応奥まで見てみる？

ぺいんと

絶対その方がいいと思う

ジェンナ

まって、なんか聞こえる

ｶﾞﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙ

ぺいんと

魔獣！

ジェンナ

これはこれは、、

ジェンナ

イグニス

あ〜久しぶりだァァ

ジェンナ

魔獣、ちょっとだけ遊んであげて。死なないようにね

イグニス

了解〜

🔥🔥🔥

ジェンナ

ジェシカ、

ジェシカ

はーい

ジェンナ

イグニスの火が燃え移らないようにして

ジェシカ

おやすい御用

💧💧

ぺいんと

おー、いつ見ても精霊ってすげぇわ

イグニス

これ以上やったら多分丸焦げになるぞ〜

ジェンナ

もういいよ。ありがとう

イグニス

じゃもう少しこっちに居させて

ジェンナ

好きなだけいればいいよ。私も力を回復したし

ジェシカ

私も！

ジェンナ

もちろん

ジェンナ

そういえばイグニス

イグニス

なんだ？

ジェンナ

あの先続いてた？

イグニス

いいや？魔獣の檻がいっぱいあって、その先に道はなかったな

ジェンナ

わかったありがとう。

ジェンナ

ぺいんと戻ろうか。

ぺいんと

そうですね〜

ジェンナ

誰にも会わなくて良かったよ

どこかの貴族

みんな！精霊王だぞ！

ジェンナ

あ、、まぁいっか。こっちの世界だし

イグニス

パーティ中だった？

ジェンナ

うんまぁ、

ジェシカ

私中庭行ってくる

ジェンナ

行ってらっしゃい

どこかの貴族

ジェンナ様！あれ、火の精霊王様ですよね！

ジェンナ

そうですわよ

どこかの貴族

さすがジェンナ様！精霊王をも呼んでしまうなんて

ジェンナ

呼べなかったら、最上級精霊使いの名が泣きますわよ

どこかの貴族

ジェンナ様かっこいい！

どこかの貴族

大公爵家は天才の血が流れてますな！

ジェンナ

その言い方は良くないですわよ？今後、もし大公爵家に生まれた子供が天才出なかったらどうするのですか？

どこかの貴族

ジェンナ様の言う通りですわ！ジェンナ様がたとえ平民の子を産んでもそれは最上級精霊使いの子供ですわ！

ジェンナ

私はもうそろそろ帰ることにします。(口ではなんとでも言えるな、)

伯爵

いらっしゃって頂きありがとうございました。こちらお土産として受け取りください

ジェンナ

ありがとう頂くわ

ジェンナ

お疲れ様。

ぺいんと

お疲れ様です！

ジェンナ

さっき貰ったもの、見たらクッキーだったの。まだ時間あるしお茶しない？

ぺいんと

いいですね。用意させますよ

ジェンナ

ありがとう

侍女

ｺﾝｺﾝ、ジェンナ様。お茶をご用意しました。

ジェンナ

ありがとう

ジェンナ

ﾊﾟｸｯ(クッキーを食べる)

ジェンナ

っ！、、

ぺいんと

どうしました？！

ジェンナ

大公爵からポーション貰ってきて、、ﾊﾟﾀっ

ぺいんと

まさか、毒？

ぺいんと

誰か！

侍女

はい、どうしましたか？

ぺいんと

ジェンナ様が倒れました。おそらくクッキーに毒が入っていたみたいです。

ぺいんと

早く大公爵様をお呼びください！

侍女

分かりました！今すぐ呼んできます

精霊使い

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