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*めちゃくちゃ学校ですけど気にしないでください

国王(nakamu)

ついたよ!

連れてこられた中庭は緑が多く、 所々にベンチなどの座る場所があり、とても気持ちいい場所だった。

国王(nakamu)

いい場所でしょ!

きんとき

そうですね。とても気持ちが落ち着きます

国王はとても誇らしげな顔でベンチに座った。

国王(nakamu)

来るまでゆっくりしときな!

国王は自分の隣をポンポンと叩く。

俺は言葉に甘えて隣に腰を下ろした。

国王(nakamu)

ねぇ名前聞いてもいい?

国王は俺に名前を尋ねて来た。

きんとき

(素直に本名言っていいのかな〜…)

一応偽名使っとくか…

きんとき

時也です

国王(nakamu)

時也か〜いい名前だね!

きんとき

左様ですか

国王(nakamu)

時也はどこから来たの?

きんとき

(おっと急に核心に迫る質問してくるな…)

たしかに最初ここの人じゃないって言ってたもんな〜…

ここは素直に答えとくか…

きんとき

M国から

国王(nakamu)

へ〜M国…どうして?

きんとき

なんとなく雰囲気がこっちの方が好きなだけです

これは実際の所事実だった。

あの硬っ苦しい雰囲気よりのこっちのふんわりとした、 自由な感じっていうのかな?っていうのが楽で好きだった。

国王(nakamu)

それは…へ〜……嬉しいな…

国王は照れ臭そうに笑った。

???

楽しそうだな

国王(nakamu)

お?シャケ!やっと来た

その人は上から落ちて来た。

???

お〜お待たせ

???

新人さんってその人?

国王(nakamu)

時也!紹介するね!

国王(nakamu)

この人はシャークん!うちの戦闘員だよ!

シャークん

どうも

そのシャークんという人物は俺より背が小さく小柄で とても強そうには見えなかった。

きんとき

初めまして、きn…時也といいます

シャークん

じゃあ早速するか?

きんとき

よろしくお願いします

国王(nakamu)

シャケ手加減してあげてね〜

シャークん

相手による

国王(nakamu)

じゃあ行きまーす

国王(nakamu)

スタート!

きんとき

(とりあえず様子見…)

しようかなと考えていたら相手は ギリギリ目で追えるくらいのスピードで俺の間合いに入り込んでくる。

きんとき

速っ?!

相手が俺の間合いに入った瞬間俺の顔面目掛けて拳が飛んできた。

俺はギリギリ…いやちょっと掠ったかなくらいでかわす。

きんとき

あッッぶない!?

シャークん

お?

国王(nakamu)

お〜!一般人だったら今ので終わってたよ!?

シャークん

今の避けれるんだ

シャークん

経験者か?

きんとき

ハハ、まさか……

マジで勝てる気がしない……

あの小柄な体を活かしてあのスピードを出してるのか…

きんとき

国王様…?

国王(nakamu)

ん?

きんとき

リタイアってありですか…?

シャークん

ナシだろ

きんとき

やっぱか…

シャークん

自ら軍入りたいって言い出すからどんなやつかと思ったけど

シャークん

そんなもんか…

きんとき

(腹立つなコイツ…)

シャークん

最初のやつ避けたからちょっとは出来るやつだと思ったのにな〜

きんとき

(コイツ俺のこと煽ってんのか?)

国王(nakamu)

がんばれ時也〜!

きんとき

(やるしかないか〜…)

だけどどうやって勝つ…?

スピードでは絶対敵わない

見た感じスピードに長けてて力はそんな強くないような気がする。

それなら…

シャークん

悠長に考え事してる場合か?

きんとき

(来る…!)

コイツもさっきのやつと同じように右利きだった

だから最初は右…!

しかし出して来たのは左だった。

右肩が上の体制で左腕はちょうど俺の腹の位置だった。

相手の攻撃は俺の鳩尾に入った。

きんとき

いッ…!

怯むな…!!

きんとき

っオラァ!!

俺は相手の腕を取り、背負い投げをした。

シャークん

うっ…?!

国王(nakamu)

おぉ!時也選手!シャークん選手に一撃を入れたぁ!!

国王は楽しそうに実況していた。

そして中庭は先程までいた訓練所から見えるらしく 窓から大勢の人が顔を覗かせ、歓声をあげていた。

数時間後

きんとき

はぁ…ハァ…もう無理ッ…

きんとき

俺の負けです!!……

シャークん

はぁ…はぁ……

俺はもう疲れすぎて座ってもいられなかった。

それに対して相手は息切れはあるがまだ立った状態で まだいけるぞ感を醸し出していた。

国王(nakamu)

随分長いことやってましたね〜

結局あの後はどちらも一発も入ることはなく、 守って攻めて守って攻めての繰り返しだった。

国王(nakamu)

やっぱり時也強いね…前の国で何してたの?

きんとき

ただの一般人だよ…ちょっとそういう系を習ってただけ

国王(nakamu)

へぇ…まぁそれならいいや

国王(nakamu)

シャケは本気は〜…出してないね

シャークん

まぁ本気出したら死ぬし…

国王(nakamu)

確かにそうだw

国王とその人は長い付き合いなのか、親しげに話していた。

マジかよ……あれで本気じゃないとか…

国王(nakamu)

本気を出してないにしてもここまで耐えたから実力は幹部くらいはあるよね…

シャークん

でも出会った日に幹部は早すぎね?

国王(nakamu)

そうだよな〜そうだよね〜……

二人は一緒に頭を抱えてしばらく考える素振りをした。

シャークん

もう良くね?

国王(nakamu)

いいか〜…?

シャークん

幹部は6人がいいって思ってたんだろ?ちょうどいいじゃん

国王(nakamu)

そうだね!

国王(nakamu)

どうする?時也

国王(nakamu)

幹部入る?

きんとき

随分早いですね…

国王(nakamu)

まぁまぁ…で?どうするの?

きんとき

…よろしくお願いします

断る理由もないので俺はその提案をのみ、幹部になった。

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