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水白 nmmn ご本人様に関係‪✕‬ 片依存 自傷行為や過度なメンタル崩壊

当然、僕の隣は彼だけだし彼しかありえないと思っていた

「幼なじみ」だけど、「双子みたい」なんて、ずっと小さい頃から言われてきて もはやそう思い込んでいた

何を考えているかわかるし、好きなものだってさほど変わらない

僕には彼しかいないし彼にも僕しかいないはず

ずっとそう言い聞かせた

言い聞かせてきた

H.⌒💎

……好きな人?

自室で彼との通話中、そんな話題になる

H.⌒💎

……居ないけど……初兎ちゃんはいるの?

少しの沈黙

少しだけ胸騒ぎがした

『少し、気になってる人はいる』

そう返ってきた

H.⌒💎

……ふぅん、?どんな人?

まぁどうせ優しいとか面白いとか、彼の好みは分かりきってるんだけど

『優しくてな、おもろいんよ、その人……。』

ほらビンゴ

でも少し歯切れが悪いのが気になる

H.⌒💎

……なにかあるの?

彼氏持ち?それとも僕が嫉妬してるってわかってる?

そんな妄想とは違いすぎる返答

H.⌒💎

……、

その後の記憶は無い。 でもただ、混乱していた気がする

S.⌒🐇

あ、いむくん、おはよ!!

H.⌒💎

おはよ~…

昨日の通話後、少し胸がドキドキして眠れなかった

でも、きっと彼ならこんな僕も認めてくれるだろう

いや、認めて欲しい

S.⌒🐇

なぁ、昨日の宿題やった?

H.⌒💎

やったけどほとんど空欄だよ??

S.⌒🐇

なんで平然としてんねん笑
今日早めに来たし2人でやろうや

H.⌒💎

そうだね~

教室には僕と彼だけ

H.⌒💎

好きな人ってさ、先輩なんでしょ??

S.⌒🐇

…!、うん

彼はノートに目を落としながら僕に問いかける

H.⌒💎

なんで好きになったの?

S.⌒🐇

ぇ、っと……助けて、くれて

H.⌒💎

……あの前から言ってたいじめっ子から?

S.⌒🐇

ぁ、うん……

彼にも助けて貰ったことがあるし、もちろん感謝している

H.⌒💎

まぁ、でも……応援してる

S.⌒🐇

……!!

S.⌒🐇

……んへへ、ありがとう

H.⌒💎

……うん

やっぱり、彼は僕の中で1番の親友だ

分かってはいた。 心の奥底でずっと、この恋は叶わないと

でもそれは「同性」だから諦めただけ

きっと彼も同じであって欲しい、と

しかし彼の好きになって先輩は男性だ

余計に、余計に悔しい

H.⌒💎

……初兎ちゃん、男の人でもいいんだ

S.⌒🐇

……え?

きょとんとした顔で僕を見つめる

S.⌒🐇

……うん、性別、あんま気にしたこと無かった

……あぁ、そうか

そうだった。

彼はそんな子だ

ずっと昔から男女分け隔てなく接していた

H.⌒💎

……告白するの

S.⌒🐇

……っ、と……

……思い立ったら即行動タイプではない彼。

まぁ……頃合いを見て行動するだろう

H.⌒💎

……もう少し距離詰めてから、の予定??

S.⌒🐇

ぁ、うん、……

……好きな人の話になると顔を真っ赤にして俯く

僕の話の時はそんな顔見せないくせに、なんて思っても無駄だよね

H.⌒💎

……ここ教えて

S.⌒🐇

っ、あぁ、……

距離を詰め耳元に寄ると少し反応した

……これ、使えるんじゃ

H.⌒💎

……

今頃彼は何をしているんだろう

まぁ多分、ネットでぬいぐるみ漁ったりゲーム漁ったり

H.⌒💎

……どうしたら僕に堕ちてくれるかな

どうにか気を引かせたい

でも、彼と彼の好きな人を傷つけるようなことはしたくない

でも、でも付き合うのは

H.⌒💎

……っ~……

喉が熱くなる

そんな僕を狙ったかのように一通のメッセージ

あぁもう、なんでこう追い討ち掛けてくるのかな

『マディ!?良かったじゃん!😭楽しんで!』 だなんて思ってもないことを送る

H.⌒💎

……ほんと、……どうしたらいいの

とりあえず、電話をかけたのはあまり頼りたくはなかった先輩

H.⌒💎

……もしもし

〖もしもし?ほとけ、どしたん〗

H.⌒💎

……好きな、子が

〖初兎がどしたの〗

察しのいい先輩だ。 僕の好きな人はバレているみたい

H.⌒💎

……っ、初兎ちゃんに、好きな先輩が出来て

〖……あぁ、うん、知ってる。よく俺のクラス来るし〗

H.⌒💎

……!知ってる人、?

〖知ってるも何も、俺の友達やし〗

H.⌒💎

……ねぇ、その人どんな人

〖ん、うーん……優しい、お母さんみたいな人〗

〖まぁ、アニキって呼ばれとるだけはある〗

H.⌒💎

……

〖……、何考えとるかわからんけど、あにきが初兎の事好きかは分からんで。〗

〖多分まだ、懐いてくれる可愛い後輩、程度にしか思ってないと思う〗

H.⌒💎

そ、っか

〖……なぁ、お前あんま初兎に依存しすぎんなよ〗

H.⌒💎

わかってるよ!!

H.⌒💎

わかっ、てるんだけ、ど

〖……うん、堪えられないんやろ、知ってる〗

〖やから好きでもない、もはや嫌いな俺に電話かけとるんよな〗

全てがお見通し、って感じで少し気味が悪いかも

まぁ、逆にそれが居心地いいのかも

H.⌒💎

いふくん

〖なんや〗

H.⌒💎

どうしても叶わない恋って、やっぱり諦めるべきかな……

〖……わからん。諦めようとしても諦めきれない部分は絶対あるやろうし〗

〖とはいえ、今のほとけが吹っ切れて初兎が付き合って祝福する未来は見えんのやけど〗

H.⌒💎

……ぼくも

〖こればっかりは、初兎が振られるかほとけが諦めるかや〗

H.⌒💎

……

H.⌒💎

ごめん、ありがとう

〖基本的にいつでも暇やから……、またなんかあったら電話して〗

H.⌒💎

うん

H.⌒💎

通話終了

通話
05:23

H.⌒💎

諦めるって、どうやって諦めたらいいの……

S.⌒🐇

先輩と……でーと……

胸が高鳴るのがわかる

でも、まずは先輩に好きな人がいるかどうか確かめないと

……いむくん、今日元気なかったな

S.⌒🐇

……体調悪いのかな

正直、僕はいむくんが何を考えてるのかは分からない

いむくんは僕の体調の変化に気づいて気にかけてくれるけれど

S.⌒🐇

…電話しよ

ワンコールで電話に出てくれた

S.⌒🐇

もしも〜し

〖初兎ちゃん?どしたの?〗

S.⌒🐇

いや、今日元気なかったな〜って

〖心配してくれてありがと、大丈夫だよ〗

〖初兎ちゃんの声聴いたら元気出てきた〗

S.⌒🐇

……なんやそれ、笑

〖先輩とのデート、楽しみだね〗

S.⌒🐇

あ、うん、へへ、

〖応援してるね〗

S.⌒🐇

さすが僕の親友

〖……〗

S.⌒🐇

〖あ、えっとごめん、…お母さんに呼ばれて〗

S.⌒🐇

あぁ、言っておいで

S.⌒🐇

また明日

〖うん、また明日〗

なんだか、途中からいむくんのテンションがさがったような

S.⌒🐇

……先輩の話したあたり、?

……まさかいむくんは先輩のこと苦手やったとか……?

いや、でもその先輩はいむくんが仲良さそうな先輩の友達やし……

S.⌒🐇

……、んぅ、よくわからんな

I.⌒🥂

なんや、こんなとこに呼び出して

H.⌒💎

……や、

I.⌒🥂

……

いざ言おうとすると息が詰まる

I.⌒🥂

……何

H.⌒💎

初兎ちゃんのこと、忘れたくて

I.⌒🥂

……忘れる必要はないと思うんやけど?

H.⌒💎

この恋心、冷めないと、すごい

H.⌒💎

怖くて

初兎ちゃんに、酷いことをしてしまいそうで

I.⌒🥂

……相当目腫れてんな

H.⌒💎

……

I.⌒🥂

ちゃんと寝た?

H.⌒💎

……あんま

彼を好きになってしまおうか、なんて迷走

I.⌒🥂

……俺はお前と付き合わないし好きになられるつもりもない

H.⌒💎

は、はぁ?

I.⌒🥂

ちゃんと考え直せ

H.⌒💎

……だから、沢山考えて

H.⌒💎

これなんだよ、

I.⌒🥂

……俺は俺の事好きじゃない人と付き合いたくない

H.⌒💎

……っ

I.⌒🥂

無理やり好きになられるのも嫌だ

H.⌒💎

……

I.⌒🥂

……なぁ、ほとけ

H.⌒💎

……な、に

I.⌒🥂

……あにき、初兎の事

H.⌒💎

っ、聞きたくない

H.⌒💎

僕、親友のままで居たい

H.⌒💎

これ以上、初兎ちゃんのこと

I.⌒🥂

……言ってることちぐはぐやな

I.⌒🥂

恋愛的に好きなんやろ?

H.⌒💎

……

彼が酷く冷静なおかげで、取り乱しても帰って来れる

I.⌒🥂

……取り合いはしたくないんだ

H.⌒💎

多分、初兎ちゃんは……何があってもその人のこと好きだろうし

H.⌒💎

……『親友』らしいから

そう、初兎ちゃんからしたら僕はただの親友

I.⌒🥂

……親友以上恋人未満……って思ってんのはほとけだけってこと?

H.⌒💎

……多分

I.⌒🥂

……せやな。お前らいつどこで見ても絶対一緒やった

H.⌒💎

……僕、初兎ちゃんが居なかったら何なんだろう

I.⌒🥂

ほとけの支えは初兎だけなの

H.⌒💎

……最近はいふくんも

I.⌒🥂

そりゃどうも

H.⌒💎

……初兎ちゃんがどうしようも無く好きなのに

H.⌒💎

僕のものにしたいのに

H.⌒💎

ずっと僕のものって思ってたからっ……

H.⌒💎

ど、っ……して"……

H.⌒💎

な、んで……っ

I.⌒🥂

ほとけ

H.⌒💎

ぼくっ、"……初兎ちゃんのためにっ"

H.⌒💎

今、までっ、……親友演じてきたのに……っ

H.⌒💎

好きって、伝えてきたのに……っ

H.⌒💎

っ"ぅ"……っ

何かが逆流してくる

僕の恋心のように堪えきれなくなって

H.⌒💎

ごぷっ、"……ぅ"

全てを吐き出してしまう

I.⌒🥂

ほとけっ、……!

H.⌒💎

っヒュ"~……け"ほっ、……

I.⌒🥂

……落ち着け、頼むから

H.⌒💎

っ、ぼ、く

I.⌒🥂

わかった、わかったから。

包み込むように抱きしめてくれる彼

I.⌒🥂

……今日は学校休もう、大丈夫

H.⌒💎

……ぃ、ふく

I.⌒🥂

大丈夫やから。落ち着くまでここに居よう

生憎ここは人通りのある廊下側の窓

たくさんの人目に着いてしまう

H.⌒💎

も、大丈夫だから……はやく離れて

I.⌒🥂

やだ。

H.⌒💎

でもっ、

I.⌒🥂

変な噂?上等や、かかってこい

I.⌒🥂

今はお前の体が大事

H.⌒💎

……

……初兎ちゃんのこと好きじゃなかったら多分惚れてた

なんで嫌われてる相手にそこまで優しくできるのさ

I.⌒🥂

……水買ってこようか?

H.⌒💎

……もうちょっと

H.⌒💎

ぎゅってしてて

I.⌒🥂

……ん。

I.⌒🥂

……それ受け止めちゃったなら手とか洗った方がいいんじゃない。

H.⌒💎

……連れてって

I.⌒🥂

可愛くねぇな、もっと愛想良くお願いしろよ

H.⌒💎

悪かったね可愛くなくて

L.⌒🐤

初兎ちゃん聞いた……!?

S.⌒🐇

……うん、いむくんやろ?

クラスメイトから聞いて少しびっくりした

いむくんが校舎裏で戻していたこと、それを先輩に介護されていたこと

『先輩の抱きしめ方が少女漫画みたいで少しドキドキしちゃった』

と騒ぐ女子生徒

S.⌒🐇

……やっぱり体調悪かったんや……

L.⌒🐤

最近元気なかったもんね……

それでも無理をしたという事なのだろう、少しモヤモヤする

S.⌒🐇

……頼ってくれていいのに

L.⌒🐤

初兎ちゃん…………

僕に言えないような内容で体調が悪かったのだろうか

それともストレスなのか

あまり考えすぎていむくんに余計な心配をかけたくない

とりあえず連絡をしよう

『いむくん大丈夫?てか大丈夫じゃないよな> <՞ ՞ 少しは僕のことも頼って!今日はゆっくり休んでな~』

S.⌒🐇

……明日には元気になってるといいけど

L.⌒🐤

……うん、そうだね……

今日一日はいむくんの事で頭がいっぱいになりそう

I.⌒🥂

落ち着いた?

俺の腕の中で眠そうに目を擦る彼

H.⌒💎

ん、……ごめん、ありがとう

I.⌒🥂

大丈夫。眠いなら寝れば

H.⌒💎

……おやすみ

I.⌒🥂

……ん。1時間くらいたったら起こすわ

先程より呼吸も震えも落ち着いている

こじらせた恋心はまるで愛の罠だ

I.⌒🥂

……初兎がそれに気づくのもすぐやろうな

ほとけの話から予想するに、何かと流されやすく影響されやすいのだろう

ほとけが初兎の事で悩んでいると、更に初兎が恋愛的に好きだと分かれば、初兎の恋心はきっとほとけに移る

I.⌒🥂

……ま、その方が有難いんやけど

兎に角、初兎の話題で取り乱して嘔吐するくらいこいつは歪んでいる

もはや狂気だ

自傷行為や自殺行為、それに手を出したらどうしようか

どうしようも無いのか

I.⌒🥂

……初兎が諦めるかあにきが振ってくれたら俺もほとけもハッピーエンドなんやけど。

だなんて性格の悪い一言

「後輩お持ち帰りしてるって噂、ほんと?」

I.⌒🥂

……っ、……ないこ……

よりによってこのタイミングか

N.⌒🍣

何その顔〜……

I.⌒🥂

最悪なタイミングや思って

I.⌒🥂

……てか何その傷

N.⌒🍣

あ、これ?りうら誘ってサボろうとしたら殴られた

I.⌒🥂

相変わらずやな

オブラートに包めば不良、包まなかったらクソやばい男

何がやばいって、?見ればわかるやろ

I.⌒🥂

……なあ

N.⌒🍣

ん?

I.⌒🥂

ほとけ、……こいつな

N.⌒🍣

あぁ、うん。ほとけっちでしょ?

I.⌒🥂

……知り合い?

N.⌒🍣

りうらのお友達

I.⌒🥂

……ふぅん、。

I.⌒🥂

こいつ、とある人の事がすっごい好きで、ほぼ依存しとるんよ

N.⌒🍣

……へぇ

I.⌒🥂

でもその人はな、別に好きな人がおって。

N.⌒🍣

……それ俺に相談してどうしようっていうの?

I.⌒🥂

……なんか、恋愛経験豊富そうだし

N.⌒🍣

……まぁ、少しくらいならアドバイス出来るかもね

I.⌒🥂

無理に止めたくはないんよ、でもな

I.⌒🥂

こいつその人のこと思いながら話すだけで過呼吸と動悸起こすし吐くし泣くしで大変で

N.⌒🍣

……相当やばくない?

I.⌒🥂

……そうなんよ

N.⌒🍣

……幼なじみだったりする?

I.⌒🥂

……え、あ、うんそうだよ……

N.⌒🍣

……あぁ、あの白髪のふわふわした子か……

I.⌒🥂

お前怖いよ……

N.⌒🍣

一学期の時可愛い1年いるなーって思ってマークしておいたんだよね

I.⌒🥂

……

怖いよだから

N.⌒🍣

……でも多分、その子なら大丈夫

I.⌒🥂

……え

N.⌒🍣

……多分、あにきはその子のこと好きじゃないよ

I.⌒🥂

……おまっ、……

そんな自信もって言う事か……?

N.⌒🍣

……あ、でもわかんない。その子があにきの好みの子になったら別かも

I.⌒🥂

……

今のところは、ありえない

てことか

N.⌒🍣

……でもまぁ、……どちらかが諦めなきゃね

I.⌒🥂

……まぁ、ね

H.⌒💎

……ん……

N.⌒🍣

お、丁度いいとこに

H.⌒💎

……へ、

I.⌒🥂

……ここじゃアレや。俺ん家来い

N.⌒🍣

ひろ〜……

I.⌒🥂

……なんも無い家ですが

H.⌒💎

……えと、その人は……

N.⌒🍣

俺ないこ、りうらの彼氏

I.⌒🥂

自称な??

……あぁ、あの……

H.⌒💎

りうちゃんがよく愚痴ってる……

N.⌒🍣

……え、俺愚痴られてる?

H.⌒💎

「なんか彼氏面してきてうざい。黙っとけばかっこいいのに」って

N.⌒🍣

……へぇ……??

I.⌒🥂

……なんやその緩みきった顔

N.⌒🍣

えへぇ、?……緩んでないよぉ

I.⌒🥂

……緩みまくってる

H.⌒💎

……えと、……

I.⌒🥂

……今日は遊ぼう

H.⌒💎

へっ、

N.⌒🍣

そーそー、ほとけっちの好きなことしよう

I.⌒🥂

何やりたい?家でできること限定になるけど

H.⌒💎

ゲームとか、すき

I.⌒🥂

ゲームか、……これならあるけど

N.⌒🍣

え!俺これ好きだよ〜!ほとけっちは?

H.⌒💎

ぼ、くも、……ぼくもすき!

I.⌒🥂

……よし、じゃあ今日はリフレッシュしよう

……自然と、胸が軽くなる 先輩たちの空気に飲まれて、心から笑えて

H.⌒💎

っぷ……笑

N.⌒🍣

うぇ〜い馬鹿笑笑

I.⌒🥂

っ💢

H.⌒💎

あははっ笑もう無理笑お腹痛い笑笑

N.⌒🍣

ふふっ笑

I.⌒🥂

……もう……っ、ひひ笑

久しぶりに、こんなに笑えた

I.⌒🥂

……じゃ、気をつけて帰れよ

N.⌒🍣

ほとけっち送ってくよ

H.⌒💎

ありがとう~

N.⌒🍣

ここでいい?

H.⌒💎

うん!

N.⌒🍣

……ま、なんかあったら連絡よこしな。

H.⌒💎

……わっ

N.⌒🍣

ふふ、俺の電話番号とLINE、ありがたく貰っといてよね

H.⌒💎

……うん、ありがとう

N.⌒🍣

……なんでそんな嬉しそうなのよ

H.⌒💎

……初兎ちゃんとりうちゃんといふくん以外、電話する人居ないから……

N.⌒🍣

……と言うか、めっちゃ昼だけど親御さん心配しない?

H.⌒💎

あ、今日は2人とも仕事で……

N.⌒🍣

なるほど、じゃ、……また学校でね

H.⌒💎

うん、ありがとうないちゃん

H.⌒💎

学校サボったのとか久々……

H.⌒💎

……でも、楽しかったな

先程撮った写真を眺める

H.⌒💎

……ふふ、いふくんの顔……笑

……初兎ちゃんにも見せたいなぁ

H.⌒💎

今度見せよっと……

ピコン、と連絡が入る

H.⌒💎

?何この番号……

UNKNOWN とかかれた名前

H.⌒💎

……?

開いてみれば、謎の録音

H.⌒💎

……なにこれ、

『___ザザッ……_むくん? ___なら……ッザザ……』

H.⌒💎

……初兎ちゃんの声?

心臓がドクン、ドクンと熱く波打つ

恋なんかじゃない、もっと命の危機を感じる痛み

『ちょ、ッ……ただの___親友__からッザザ……』

『恋人___ッ、ザー……ちょっと__ッジジッ……』

H.⌒💎

……

ただの親友やから、恋人とか言うのはちょっと なんて聞こえた気がする

あぁ、まぁそうだよね

知ってた

H.⌒💎

……っ、

あぁもうほんと、

H.⌒💎

っ、死ね……っ

ガシャン、と壁にスマホを投げつける

H.⌒💎

っ、もうほんとッ……

早朝の学校に意味も無くフラフラと立ち寄る

あんな証拠のない音声でこんなにも傷つく自分が心底馬鹿らしい

H.⌒💎

みんな来るまであと20分とかかな

どうせ暇なんだし、屋上で暇つぶししよう

H.⌒💎

……はぁ……

ヒタヒタと指先から血液が流れる

どうやらあの音声を聞いてから一晩中リストカットやアームカットを繰り返していたらしい

H.⌒💎

……痛い、よね

まだ痛みを覚えている自分に安心した

H.⌒💎

……もう、ほんと

H.⌒💎

……死にたい

ふと零した一言

目の前には高いフェンス

ここから飛び降りたら間違いなく

H.⌒💎

……

H.⌒💎

もう、いいかな

初兎ちゃんが僕のことを恋愛対象として見れないなら、この好意も気持ち悪いものだろう

下に見えた黒髪と白髪

まさかね、なんて思いながらぼうっと眺める

H.⌒💎

……

H.⌒💎

……?

なにか、こっちに向かって叫んでるような

でも当然聞こえる訳が無い

H.⌒💎

あれ、初兎ちゃん……どこに

先程までいた初兎ちゃんらしき人物が居なくなった

H.⌒💎

…傷口、開いてきたかな

冷たい風が傷に染みてきた

H.⌒💎

……早いところ飛び降りちゃおうか

震える足はきっと寒さのせい

フェンスを超えてしまえばきっと怖くなんてない

カシャン

H.⌒💎

……ッ

まだ、待っていて欲しい。

H.⌒💎

……

さっきから僕の声がうるさい

もう早いところ楽になりたいはずなのに

H.⌒💎

……怖い……ッ……

S.⌒🐇

いむくんっ!!!

H.⌒💎

……な、んで

H.⌒💎

なんで……?

なぜ彼がここにいるのか

なんでそんなに目を腫らして泣くのか

どうしてそんなに悲しそうな顔をするのか

H.⌒💎

……僕のことなんて、好きじゃないと思ってた

S.⌒🐇

……馬鹿

酷く顔を歪ませて彼は怒鳴った

S.⌒🐇

大好きや、いむくんのことは、でもそんなことするいむくんは大っ嫌いや!

左頬に熱い衝撃

H.⌒💎

っん"……

S.⌒🐇

なぁっ、……なんで……っ、なんで……

H.⌒💎

……僕は、

もういいだろう、潮時だ。この気持ちも全部全部彼に伝えてしまおう

H.⌒💎

僕は自分でも怖いくらい初兎ちゃんのことが大好きで!

H.⌒💎

僕の隣は絶対初兎ちゃんが良かったし、初兎ちゃんの隣も僕が良かった

H.⌒💎

でも同性だからって理由でずっとずっと我慢してきて!

H.⌒💎

なのにっ、初兎ちゃんは同性の先輩が好きになって……っ!

H.⌒💎

おまけに僕はただの親友としか見られてなくて、

H.⌒💎

幼なじみですらなくて、

H.⌒💎

勝手に意識してた僕が馬鹿みたいで……っ

H.⌒💎

こんな僕、……っ僕も大っ嫌い……

自然と涙が溢れる

子供のように泣きわめきながら地べたに座り込んだ

H.⌒💎

ぅ"あ"〜……ッ……(泣)

S.⌒🐇

……ぃ、むく……っ

S.⌒🐇

……なぁ、いむくん

初兎ちゃんも同じように座り、僕を抱きしめた

S.⌒🐇

……ずっと、傷つけてたんやな……ごめんなさい……

H.⌒💎

……っ

違う、謝罪なんて聞きたくない

S.⌒🐇

……僕、振られたよ。悠くんに

H.⌒💎

……えっ、

彼は困ったように笑っていた

S.⌒🐇

……どちらかと言えば、……僕から断った

H.⌒💎

……な、んで、

あんなに嬉しそうに先輩の話してたのに、

S.⌒🐇

……あのな、たしかに先輩のことは好きやった。でもな、

S.⌒🐇

恋愛対象か、って言われたらちょっと違う気がして。

S.⌒🐇

いむくんが早退した日、僕嫉妬した。

彼の口から信じられない言葉がつらつら出てくる

H.⌒💎

でも、だって、これ……

昨日の昼に送られてきた音声動画

S.⌒🐇

……なに、それ……僕言ってないよ

H.⌒💎

でも……っ

……彼の目はまっすぐで澄んでいて

S.⌒🐇

……なぁ、いむくん

S.⌒🐇

いむくんは、僕のこと嫌い?

H.⌒💎

……んーん、大好き……

S.⌒🐇

……やろ?

S.⌒🐇

僕も、いむくんのこと大好き

S.⌒🐇

ずっと、ずっと前から、いむくんと居たらすごく落ち着いた

S.⌒🐇

でもそれは、家族みたいだからってずっと思ってて

S.⌒🐇

……でも、いむくんに触られたり近づかれたりする度、すごくドキドキして

H.⌒💎

……でも僕、初兎ちゃんに好かれてる悠佑先輩に嫉妬して、

H.⌒💎

初兎ちゃんのこと思い出すだけで、過呼吸になったりしちゃうような人だよ、

H.⌒💎

怖いでしょ、気持ち悪いでしょ……

知っている、拒絶されることは

S.⌒🐇

……

S.⌒🐇

……そんなこと言わんとって。

S.⌒🐇

僕のことでそんなに悩ませちゃって、辛い思いさせちゃってるんよな

S.⌒🐇

ごめんね、

H.⌒💎

ちが、っ

H.⌒💎

謝って欲しいわけじゃ……

S.⌒🐇

僕のこと、誰よりも思ってくれてありがとう

H.⌒💎

……ぁ、

S.⌒🐇

……僕と、付き合ってくれませんか

H.⌒💎

い、いの

S.⌒🐇

いむくんだから。

H.⌒💎

……っ、こちらこそ……

H.⌒💎

お願いします……

S.⌒🐇

……ごめん、振り回しちゃって

S.⌒🐇

愛してるよ、世界一

H.⌒💎

ぼくも……っ

I.⌒🥂

ったく、

H.⌒💎

いふく、

I.⌒🥂

スマホ見ろアホ

H.⌒💎

……スマホ、?

I.⌒🥂

……は?持ってないの?

H.⌒💎

持ってるけど……

画面がバキバキすぎて操作どころじゃ無かった

N.⌒🍣

な、何事?

H.⌒💎

……色々あって

Y.⌒🦁

お、無事やったか、……えっと……

H.⌒💎

ほとけ

Y.⌒🦁

ほとけ。

I.⌒🥂

……あにき、

Y.⌒🦁

初兎の事なら気にすんな。

Y.⌒🦁

あと俺元々恋愛対象として見られてないの知ってたし笑

S.⌒🐇

えっ、

Y.⌒🦁

……ほとけを見る目が、俺と全然違った。

S.⌒🐇

ごめんなさ……

Y.⌒🦁

謝っちゃだーめ。いいのそれで。

S.⌒🐇

……ん

H.⌒💎

……

I.⌒🥂

……って、……お前何その体……

N.⌒🍣

うわっ、血だらけ……と言うか……ズボンどこよ!?

I.⌒🥂

パーカーデカいからって……

S.⌒🐇

……消毒するよ

H.⌒💎

え、と

Y.⌒🦁

……でも多分保健室は空いてないで

N.⌒🍣

じゃありうらの家行こう!

I.⌒🥂

……迷惑やろ……

N.⌒🍣

あいつ一人暮らしだし!行ける行ける!

S.⌒🐇

……連絡はしとく

Y.⌒🦁

ほとけ、背中乗って。

H.⌒💎

え、でも……

Y.⌒🦁

そんな体じゃ歩けんやろ。おいで

H.⌒💎

えと、ありがとう……

L.⌒🐤

……ほとけっち

H.⌒💎

ごめん

L.⌒🐤

……

深深と頭を下げ今にも泣きそうな顔で謝る

L.⌒🐤

……わかった。もう謝らなくていいよ

L.⌒🐤

気づけなくてごめん

薄々、と言うか、明らかにほとけっちと初兎ちゃんの関係が歪んでいたことは知っていた

でも、このふたりなら大丈夫という油断だろうか

S.⌒🐇

……りうちゃん、消毒ある?

L.⌒🐤

あるよ、はい

Y.⌒🦁

初兎、それ貸して

S.⌒🐇

Y.⌒🦁

ほとけ、ここ座って

H.⌒💎

うん……

H.⌒💎

……聞かないの、みんな

L.⌒🐤

……聞いて欲しくなさそうだし

N.⌒🍣

……それに、もう解決したしね

I.⌒🥂

……世話のかかるやつ

H.⌒💎

うぅ、……ごめん、えっと、ありがとう……

S.⌒🐇

いむくんはもっと人を頼ってや

S.⌒🐇

まろちゃんが連絡せんやったら誰も気づけんやったかもしれんのよ

H.⌒💎

……え、?

N.⌒🍣

まろが、俺とあにきに連絡くれたの。

N.⌒🍣

ほとけと連絡がつかないって。

H.⌒💎

……あ、……

I.⌒🥂

……家にいなかったから、学校かなって思って。

H.⌒💎

……えと、……

N.⌒🍣

変に責任感じなくていい。

L.⌒🐤

……とりあえずは生きててよかった、でしょ?

N.⌒🍣

……さっすがりうら♡俺の彼女♡

L.⌒🐤

違うから。黙って

N.⌒🍣

……ひぃん、……

H.⌒💎

……ふふっ、笑

Y.⌒🦁

今日はもう……6人でカラオケ行くか〜……

S.⌒🐇

えっ、

N.⌒🍣

サボっちゃう?✨

I.⌒🥂

なんで嬉しそうなん……

L.⌒🐤

……たまには、いいんじゃない?

とりあえず、今のりうらにできるのは

S.⌒🐇

……ま、まぁ……りうちゃんが言うなら……

H.⌒💎

……え、……えっ、?

N.⌒🍣

ほらほら、ほとけっち。りうらー、服貸して!

L.⌒🐤

ん、はーい。

Y.⌒🦁

俺らも一旦帰って着替えるか?

I.⌒🥂

いや、このまま行こう笑

L.⌒🐤

よっしゃー!楽しむぞ!

Y.⌒🦁

あといむしょーのお祝い!

N.⌒🍣

そだ!確かに!

S.⌒🐇

ほら、いむくん

H.⌒💎

わっ、

沢山沢山2人を楽しませるだけ

愛の罠 END.

キャラ設定やサムネ紹介(全て保存禁止)

💎設定 (文字が見えにくいので) ・メンヘラ寄り ・何かある度に病む ・🐇と付き合い初めて精神が安定した(かも) ・時々🐇が悪口を言ってくる夢を見たり、過去のイタズラがフラッシュバックして情緒不安定に。 ・🥂、🍣の事は割とすき ・🐤は友達、🦁は最初苦手だったが、(一応🐇が惚れた相手のため)優しすぎて苦手意識が吹っ飛んだ。 ・何かと無自覚に罠を仕掛けているタイプなので注意が必要 ・表面は優しく人懐っこい性格

🐇設定 ・ヤンデレ寄り ・いむくんよしよしマシーン(メンタル強) ・💎のこと好きすぎてもはや怖い ・💎がメンタル崩壊した時一緒に泣いたり笑わせたり。 「ぶっちゃけ病んでるいむくんかわええからそのままでもええよ❤︎」 ・🥂、🍣のことヤバいやつだと思ってる(特に🍣) ・🐤は友達、🦁は色々巻き込んで申し訳ないと思ってる 🐇「マジごめん……」 🦁「気にすんな!大丈夫や!!」 ・時々💎の罠にハマってお互いズブズブさらに依存して行く ・表面は大人しく心優しい性格(時々おちゃらける)

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コメント

10

ユーザー

もう引退されてるのかこの方… そういえば途中の録音は誰が撮ったんでしょうね、??🤔

ユーザー

やっぱぽまえ天才好き

ユーザー

結苺ちゃん最強っすよ…… このお話の2️⃣さん性格がドギャーンズドドってきてそこによしよしマシーン3️⃣さんこんちはで最高にすきです. 好きの形が歪であればあるほど好きなお話なんでふ🙄 嘔吐はだいすきなのでいっぱい吐いて倒れててくださいうぇるかむです 神作助かりますありがとうございます:) あと関係ないですけど百合垢で書きました

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