TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

新話

一覧ページ

「新話」のメインビジュアル

新話

11 - 家族会議

♥

27

2021年10月10日

シェアするシェアする
報告する

母上

あいな、席について宜しくてよ

あいな

ありがとう存じます。失礼致します

父上

さぁ、まず事件の時何があったか教えてくれないか

みな

分かりました。私が温室にお花を取りに行ってる時、あいなには水をくんできていただきました。その時、私は1人だったのですがいきなり黒い布に包まれて身動きが取れなくなってしまったのです。

みな

それで、何かあったら叫べと言われていたので叫びました。けれど誰も駆けつけて来ず、腕に注射を打たれてそのまま眠ってしまったのです。

あいな

…え?私には叫び声など聞こえませんでしたが…

怜央

俺も聞こえなかった…

母上

…ということは、みなに付けられた布に何かしらの細工がしてあった。それか、叫んでいるつもりだったけれど叫んでいなかった。またはいつの間にか口を塞がれていた、と…

怜央

その可能性が高そうですね。

みな

私はちゃんと叫びました。私の声は私の耳に届いていました。

母上

では、いつの間にか口を塞がれていたか、布に何かしらの細工がしてあった…と

怜央

記憶を改ざんされたなどは…無いか……

みな

その後のことはあまり覚えてないのですか……気がついたらのいるさん?のアジトに居て……

怜央

そこまでがみなの知ってる情報か、

みな

はい、そうです。

あいな

私は水をくみ終わってみな様の所へ行きました。ですがみな様は、居なかったのです。その後怜央様に伝えるべく、屋敷内を走ってしまいました…申し訳ございません。

父上

非常事態だったからな、仕方ないだろう

怜央

……何故あいつに「さん」を付ける……

みな

だって、他人ですし……あの人…いいえ、なをでもありません。

怜央

…?

父上

それでは次へ行こう。

怜央

はい、ここからは私が話します。

怜央

まず、あいなに伝えられてから門番のセベクの所へ行きました。
しかし、強行突破されていたらしくセベクは門の前で倒れていました。
なので、逆探知をかけて犯人を特定し あいなが一時的にメイド長の資格を受け取ってから犯人に電話をかけて時間を貰ってから犯人の元へと向かいました。
着いたのは洞窟で入口にはたくさんの門番がいたので四季符春四季を使い、中に入りました。その先では2人の敵がいて、苦戦しましたが何とか倒して犯人の元へと生きました。

あいな

2匹目(?)の蜘蛛なのですが…時間を停めましたが、通用しませんでした。そのようなことは初めてで…すこし動揺致しました。

怜央

犯人のところで、まずあいなが戦闘不能状態にされられ、私が魔力や呪力、神力などで戦い、最後のところで相手が逃亡し、みなを取り戻すことが出来ました。相手を仕留めることが出来なかったこと、深く反省申し上げます。

母上

みなを取り戻すことが出来たのです。それだけでもかなりのお手柄です。2人とも、よくやりましたね。…あなたも、そんな吃驚した面ばかりしていないで、少しは褒めてあげても良いのではなくて?(クスクス)

父上

まぁ、そうだな 3人とも無事だったことはよかった、よく頑張ったな
今後のことについて早めに対策を決めなくては行けないな

あいな

あ、ありがとう存じます

みな

兄様…あの……セベクは大丈夫なのですか……?

怜央

あぁ、切り傷などが多かっただけで命に別状はなかった 数日経てばいつものようにできると言っていた

みな

よかった……( *´꒳`* )…あ、お父様。その、対策なのですが、門番を増やしてもダメだと思うのです。

父上

それは同意見だ 館の内側の対策をした方が良いと思う

みな

それと、侵入者がいた場合に警報がなるようにする、とか…

父上

あぁ、それも取り付けておこう

あいな

その侵入者が館内に入ってきた場合、横木家の皆様が避難する場所があった方がよろしいのでは?

父上

避難する、と言うよりかは館から出た方が安全だ、もしその場所に来たら逃げることが出来ない。

あいな

…館内、ですか…

母上

どこか、安全に避難できるところなどあったかしら?それに、敷地から出るとなると、周りを囲まれていた場合かなり厳しいわ。

怜央

隠し部屋など作ってみてはどうでしょうか、横木家以外は入れないようなものなど…

みな

そ、それだと、あいなが…あいなが入れないではありませんか。それは嫌です。

母上

ならば、あいなと横木家にすればよろしいのではなくて?感情を乱さず、冷静に考えることが出来てこそ横木家の娘ですよ

怜央

……メイドなども入れるようにすればいいのではなのか?

母上

と、なると、かなり大きい場所になりますね……あなた、敷地に心当たりはございますの?それとも、魔力で?

怜央

魔力で作り出す……などがいいかと…

みな

なら、いつ作るかを決めなくてはならないのではないでしょうか?お父様、どうなさいますか?

父上

早めに作っておいた方がいいだろう。
しかし、そんなに広い場所をすぐさま作ることが出来るのか…

あいな

私達メイドの魔力も合わせ、お父様、お母様、みな様、玲央様の魔力で作り出すのならば………でも…さすがに難しいでしょうか…

怜央

(´・ω・`)ゔゔ・・。
ならばやはり別の場所に移動させる方がいいのでしょうか……

母上

しかし…その余裕があるのですか?

怜央

……ございません………

あいな

…近いうちに、魔力で作ることを考えた方がよろしいのでは?

怜央

そう……だな…

母上

では、日程だけ決めてしまいましょう。あなた、何日ならばできるかしら?

父上

だいたい8日程なら出来ると思う

母上

承知致しましたわ。玲央、みな。予定は空けておいてちょうだい。あいな。あいなからメイド全体に知らせてちょうだい。詳細が決まり次第、お知らせするわ。

怜央

承知致しました。

みな

わかりました。

あいな

かしこまりました

この作品はいかがでしたか?

27

コメント

1

ユーザー

みなさん。すみません 垢が消えちゃったのでこっちで引き続き活動します この物語の次から書いていきますので是非フォローお願いします

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚