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悠真
20**年。 地球は危機。いや終わる。
宇宙から飛来する謎の光線「H_リア」により地球上の生物はほぼ死滅した。
俺の通う高校も、校舎も人も焼き払われ 今は部室棟の半分しか残っていない。
陸
陸
大和
最後の食料となったポイ●ルを均等に分けてる横で、部員の陸と大和がぼやいている。
___「H_リア」光線の猛威により、パリピ彼ピ卍な運動部の人間は滅んでしまった。
残ったのは半分の部室棟と、 文芸部の奴らと我が「自堕落部」のメンバーだけだ。
一体ここからどう巻き返すと言うのか。 俺達は、少なくとも俺は諦めに入っていた___…
コンコン
__チビチビと ●イフルを舐めていると、「自堕落部」のドアがノックされた。
そして 常にメガネのブリッジを中指で押さえつけてる小柄な男子生徒が入って来た。
文芸部
大和
文芸部
文芸部
悠真
文芸部
悠真
文芸部
文芸部
大和
陸
悠真
文芸部
文芸部が置いて行ったのは、アニメキャラが印刷されてる、どこにでもあるノートだった。
陸
大和
とりあえずデカデカと紙面を飾る、タイトルらしき物を目で追って見る____
🌹やがて無に帰す世界に残す俺と彼女の黙示録🌹 [Dirty Prince] ~序(はじまり)の章~
悠真
陸
大和
陸
大和
悠真
悠真
🌹やがて無に帰す世界に残す俺と彼女の黙示録🌹 [Dirty Prince] ~序の章~
April,10 その日俺は女神を見た。High schoolのFirst day、俺は女神を見た。
名をSAYAKA。斜め前に座す。正(まさ)しく女神。輝いていた。 彼女を前にすると万物は霞む。人がまるでゴミのよ(後略)
鳥は歌い俺は踊る4月25日 「くらすらいん」とやらに誘われた。
俺は生来、猿山の猿どもとは馴れ合わない主義だったが、他でも無い女神(SAYAKA)の誘いだ。断る理由がどこにある?
しかし光学迷彩を身に着けていた俺をよく見つけた物だ。やはり彼女は「こちら側」の人間なのか…? 或いは
俺の事が好きか……だな…
悠真
陸
大和
悠真
大和
悠真
悠真
陸
悠真
悠真
世界の風は俺に向かって吹いている5月 薄々気づいていた。
やはりSAYAKAは俺に気がある…。しかし悲しいかな俺はこの星の生命体ではない。
あまり干渉しすぎると身を滅ぼす運命(さだめ)……くっ…っ…またか体が熱い。動悸もっ……はあはあっ
「神」なる者は残酷かな………………
7月3日 彼氏いるとか聞いてねぇよ
ふざけんな世界。糞が。復讐しか無いのか。
滅びろ世界。
悠真
悠真
今度こそギブアップだ。 しかし陸と大和はのたうち回る俺を尻目に、ノートを読み込んでいる。
陸
大和
悠真
陸
大和
陸
大和
悠真
部員2人の性根の悪さに俺が戦慄していると___…
コンコン
再び部室のドアがノックされた。
陸
大和
悠真
悠真
悠真
文芸部
悠真
ござるメガネは相変わらず中指でメガネを押さえ付けたまま、勢い良く頭を下げた。
文芸部
文芸部
文芸部
悠真
文芸部
悠真
文芸部
文芸部
文芸部
悠真
文芸部
文芸部
悠真
文芸部
悠真
文芸部
文芸部
文芸部
文芸部