日記　太中・芥敦

本編と関係は全く無いです。

○月✕日

俺は今太宰から逃げている

知らぬ間に連れ去られ

知らない部屋に監禁され

食事がねぇのは勿論

暴力を振るわれ

刺され撃たれていた。

最後の力を振り絞り

俺は走った…

逃げたい

こんな気持ちは初めてだった。

辛い

太宰がいない間

全力で走った。

すると

机の上に

ノートがあった。

"日記　太宰治"

そう書かれていた。

彼奴がおかしくなった理由が

わかるかもしれない。

そう思い俺は

日記を開いた。

12がつ25にち

きょうはくりすますです。

ゆきがふってます。

ちちうえとははうえはいないけど

さんたさんはきてくれるかな？

きてくれるといいな

さいきんいえにひとりがおおいのですこしさびしいです。

6がつ19にち

おへやからでると

へやがまっかでした。

ちちうえとははうえは

たおれていました。

さわるとまだあったかいです。

でも

ちちうえとははうえはいきをしてなかったです。

ふたりともほうちょうをもってました。

なぜかめからおみずがでてきました。

なぜかのどがいたかったです。

だれかのさけびごえがきこえます。

でもきずいたんだ。

ぼくのさけびごえだったんだなと。

きがつくとぱとかーがきてました。

たくさんのおとがきこえました。

そのあとお兄さんに

つれていかれました。

6がつ20にち

よこはまにきました。

たくさんのたてものがあります。

そのなかでもいちばんたかいたてものにはいりました。

ぽーとまふぃあという場所です。

これからいろいろなひとにそだててもらうんだろうな。

ぼくをひろってくれたのはもりさんって人だそうです。

どーやってせいかつするのか楽しみです

だけど

ちちうえとははうえが死んじゃったのは

すごく悲しいです。

4月10日

少し漢字が書けるようになった。

あねさんと森さんが育ててくれた。

もちろん先代も。

どれだけの事があろうと

あの事はわれられない。

もうわすれたい。

母上と父上が死んだ時のこうけい。

目に焼き付いてはなれない。

どんな時でも。

つらい。

だれか…

わすれさせてほしい。

助けて。

今日は任務で面白い人にあった！！

中原中也という

重力を操る異能力者

犬みたいに吠える姿がたまらなく面白い

顔立ちが綺麗なのがムカつくけど。

森さんのとこ連れて行ったら

少しの間相棒になるんだってさ

超面白そう

まぁ気は合わなそう。

身長低いのに生意気なのも

ムカつく

面白い所ばかりだ

中也かぁ〜

これからが楽しみっ！

わからない

何故か

中也を見てるだけで

ドキドキして

暑くなる

これが恋？

ないない…。

中也が？

あのチビに恋なんて…。

でも日に日におかしくなってる

中也といると

昔のことが

忘れられる気がする。

すごいよ！

中也が私に告白した！

嬉しい…。

こんな気持ちは今までなかった。

付き合うんだ…。これから

楽しみっ

初めてのデートの後

中也を犯した。

すっごく可愛く喘ぐのがたまらない

腰を振って私のモノを求めてる姿は

たまらなく可愛かった。

長い夜

身体が交わった。

私もこういうのやった事ないから

めっちゃ緊張したけど

やってみると気持ちい。

快楽に耐えられない。

中也のナカ良かったなぁ

何回でもヤれる

これで

中也は私の物なんだ。

中也が他の女と歩いてた。

あームカつく

害虫は排除しなきゃ

だから

その女を

殺した。

中也が怒った。

私が女を殺したから。

中也が悪い。

私以外を見るから、

その時は中也により嫌われないよう

嘘をついてしまった。

やっていないと。

躾し直さないと。

害虫がむらがらないよう

綺麗にしてあげなきゃ

私しか

考えられない身体に

してあげる

安吾が行方知らずになった。

あの日飲んだのを堺に消えてしまった。

織田作も心配している。

早く見つけ出さなきゃ

織田作が死んだ。

私がついた頃には

もう

もう助けられない状態だった。

どうすればいいかわからなかった。

でも織田作が

正義のある人間に生きろと

孤児を助けろと

だから

私はポートマフィアを辞める

バイバイ

織田作

中也と別れるのは苦しい。

一緒に戦い

一緒にデートもした。

夜を共に過ごした。

離れたくない。

離れたくない

離れたくない

だって中也は…

私のだ。

心配でたまらない

誰かに取られると思うだけで

胸が苦しくなる

ポートマフィアをはなれても

中也からは絶対に…

離れないから。

離さないから。

これかも中也の監視はする事にした。

中也が別れようと

いった。

何で…。

何で…。

何で…。

私という人がいながら

別れようとするの？

酷いよ中也

また躾し直すね

監禁して

私以外とは

関われないようにしてあげる

日記はここで終わっていた。

ｸﾞｻｯ（中也を刺す）

ｸﾞｻｯｸﾞｻｯｸﾞｻｯｸﾞｻｯ

もう中也は喋る体力がなくなっていた。

それでも。

ｷﾞｭｯ（太宰を抱きしめる）

太宰

そして中也は

息絶えた。

太宰はそこでやっと

自分が犯した過ちに気付いた。

そっちに行くから。

そして部屋に銃声が響きわたった。

のちに二人は手を繋いだまま

遺体で発見された。

ポートマフィア幹部が一人死んだことにメディアが注目する。

様々な噂が飛び交う中

事件は迷宮入りとなり

幕を閉じた。

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