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剛side 7月の下旬。 美羽は回復傾向が続き 約束していた 花火大会の前日に退院予定らしい。
石黒
椎葉
蝉の鳴き声が 響き渡り 朝から暑い日差しの中 佑弥と一緒にグランドに向かう。
藤田
椎葉
何の確認なのか 分からないが とりあえずスマホ画面を 健斗に見せつける。
藤田
椎葉
石黒
椎葉
美羽に電話をかけたら すぐに電話に出てくれて 要件を聞くと 退院日を間違えて 伝えていたらしく 正しい退院日が今日らしい。
椎葉
美羽
椎葉
美羽
美羽が通話を切ったのを確認し スマホをカバンの中に入れた。
石黒
椎葉
藤田
石黒
2軍監督
椎葉
さっきの電話で 遠いところから看護師さんが ご飯の運搬の音が聞こえていた。 つくづく看護師さんって 偉大だなぁ〜って思いながら 美羽の話を聞いていた。
2軍監督
椎葉
石黒
椎葉
病院のお会計が終わり 外に出ると夏特有の暑さが 体にまとわりつく。 スマホの時計を見ると お昼時だった。
美羽
美羽父
美羽
美羽父
着いてきてくれる代わりに 何か頼んでいいとの事で その誘いに乗ることにした。
車で10分ぐらいのところにあった ファミレスに足を運んだ。 お互い好きな物を頼み 並んできたごはんを 口に運んでいく。
美羽父
美羽
美羽父
美羽
美羽父
美羽
女子高生のような父親に 若干引きながらも 目の前にあるチョコのミニパフェを 口に運ぶ。
美羽父
美羽
美羽父
美羽
入院中もパソコンと睨めっしてた おかげか分からないが 有難いことにお仕事の幅が広がり 色んな方面から取材や 本の監修のお仕事の依頼を 頂いていて 充実している。 七夕の日から剛とは会っていないが LINEとか電話は 予定が合うタイミングで いつもやっていた。 そんな話をしていたら いつの間にか食べ終えていて 父さんの運転で 一人暮らししている 家まで送ってもらった。
剛side お昼ご飯を食べに 食堂に向かうと 年下組が何やら輪になって騒いでいる。 様子を伺うように その中に加わると 純矢がとある女性を口説いていた。
椎葉
西純
石黒
美羽が困り顔で 俺の様子を伺っていたから 美羽の隣に座っていた 純矢を追い払い隣に座った。
西純
椎葉
西純
椎葉
西純
純矢が淡々と話す横で 美羽は段々顔を真っ赤にさせる すぐに持っていたパーカーを 美羽に着させて フードで顔を隠させる。 ついでに顔を見せないように 美羽の体を引き寄せた。
石黒
森木
美羽
椎葉
美羽の足元に 彼女に送ったエキザカムの花が 押し花としてしおりにされたものが 落ちていた。 大事そうに拾った美羽は それをカバンの中に入れようとすると 純矢が話を振る。
西純
椎葉
美羽
石黒
椎葉
ある程度出会ったエピソードを 話したが詳しいデート場所なんて 言ったことがなかったから 驚きを隠せない同い年たち。 いつの間にか俺が被せたパーカーを 脱いでお腹にかけた美羽が 食堂のキッチンに向かって 何かを持ってきた。
美羽
石黒
西純
椎葉
美羽
椎葉
小さいコップに少量ずつ 入った寮の新作を 各自食べ始める。
石黒
西純
椎葉
美羽
慌ててご飯を受け取りに行き 座ってた椅子に腰掛ける。 いつの間にか周りには 純矢と佑弥だけが椅子に座っていた。 他に輪になっていた選手は グランドに向かったはず。 みんなとは少し遅れた ご飯になったが 箸を進めていく。
西純
椎葉
石黒
美羽
椎葉
美羽
椎葉
西純
石黒
美羽
石黒
西純
椎葉
美羽
椎葉
西純
石黒
西純
石黒
西純
美羽
西純
意味がわからない様子の 美羽を横に 彼女が作ったご飯を完食した。 美羽はこの後家に戻り仕事の続きを する予定とのことで 純矢と佑弥と一緒に グランドに向かった。