テラーノベル

テラーノベル

テレビCM放送中!!
テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

ある朝の出来事

一覧ページ

「ある朝の出来事」のメインビジュアル

ある朝の出来事

1 - ある朝の出来事

♥

10

2019年07月14日

シェアするシェアする
報告する

お母さん

大樹、早く起きてきなさい。学校遅れるわよ。

母さんの大きな声は聞こえていたが、僕は布団から出られなかった

昨日の夜も友達とメールのやり取りをしていた

内容はさほど大切なことではないのだが、始めてしまうと簡単にやめられない。

結局、寝たのは12時を過ぎていた

お母さん

大樹!

ついに母さんに布団を剥ぎ取られ、寝ぼけ眼で学校へ行くための支度を始めた

大樹

今日の時間割は....

眠くてランドセルに入れるものの用意に戸惑っていると、玄関のチャイムが鳴った

いつも一緒に行っているケイタが迎えにきたのだ

大樹

今行く

大きな声で答え、急いで玄関に向かった

お母さん

ちゃんとご飯食べないとダメよ

大樹

大丈夫給食まで我慢できるよ

お母さん

朝ごはんを食べないと、体が動かないし、頭も働かないわよ

大樹

今までも食べないで行ったことが何度もあったけど、ちゃんと授業は受けられたよ

僕は、母さんの言葉にイライラしながら返事をして玄関を出た。

ケイタと学校の近くまで来ると校門にたくさんの人が並んでいるのが見えた

大樹

あっ、今日は挨拶当番だった

ぼくは、校門に立って挨拶する当番だったことを思い出した

大樹

ごめん当番だから急ぐね

ケイタにそういうと、僕は学校へ向かって走り出した。

焦っていたため、左右確認もせず車道に飛び出してしまった

その時に、

ケイタ

大樹危ない!!

ケイタが叫んだ

キィーーーッ

車道に出た僕は、トラックにひかれそうになっていた。

ギリギリでトラックは止まったが、僕の心臓は、ばくばくいっていた

教室にランドセルを置いて、ようやく挨拶当番だったの例に入ったが、しばらくすると気持ちが悪くなってしゃがみこんだ僕は保健室に連れて行ってもらった

しばらく横になっていると少し体調も落ち着いてきた

山田先生

気分はどう?

と保健室の先生の山田先生が話しかけてくれた

鈴木先生

大樹さん、ケイタさんから聞きましたよ

鈴木先生

トラックにひかれそうになったそうね

鈴木先生

車道を渡るときは左右の安全を確認すること、横断歩道があったらそこを渡ることは知ってますよよね

鈴木先生

どうして急に車道に飛び出したの?

担任の鈴木先生に言われたが、「寝坊して急いでいて、安全確認ができませんでした。」とは言い返すことはできなかった

山田先生

はやおきはできていますか?朝ごはんはちゃんと食べましたか?

山田先生

朝ごはんを食べないと、力が出ないだけでなく、頭も体も

山田先生

エネルギー不足になってしまい、倒れてしまうことがあるのよ

山田先生が優しく教えてくれた

loading

この作品はいかがでしたか?

10

loading
チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚