黒猫
はいどうも黒猫と
コノハ
コノハです
黒猫
今回は雫ちゃんとすまない先生がみずほの国に行きます
コノハ
それじゃあ本編へ…
黒猫
どうぞ!
雫
此処が…みずほの国…!
妖刀紅桜
中々良い所だな
すまない先生
でしょ?
どうも雫です。今私達はみずほの国に来ています!
雫
凄い〜!色々ある〜!✨
すまない先生
(はしゃぐ雫ちゃんも可愛いなぁ…)あんまり動くと迷子になるよ〜?
雫
はーい
妖刀紅桜
てかそんな事してないで早く秀郎殿の友人に会いに行くぞ
すまない先生
嗚呼そうだったね!
雫
それじゃあ行きましょう
すまない先生
そうだね
妖刀紅桜
にしてもどんな人物だろうな?
雫
聞いた話によると…どうやらお面を売ってるらしい
すまない先生
お面を?でも僕は知らないな〜…(汗)
妖刀紅桜
地図によるとどうやら此処から少し離れた場所にあるらしい…(地図を見る)
雫
じゃあそこに行ってみよう
妖刀紅桜
だな…
こうして私達は目的地に向かうのであった…
街から少し離れた場所
すまない先生
此処かな?
雫
みたいですね…
妖刀紅桜
んじゃ早速…(ノックする)
コンコンッ
お面屋
はーい
雫
!居た
お面屋
おや?これはこれは…英雄の"Mr.すまない"ではないですか
すまない先生
ど…どうも…
雫
あの…貴方が祖父の?
お面屋
?…!その髪色と瞳…もしかして秀郎の孫か!?(汗)
雫
はっはい…はじめまして秀郎の孫の雫と言います!
お面屋
噂で聞いたいたが…秀郎の息子の嫁さんに似てべっぴんさんだな〜!
雫
は…はぁ…(汗)あのこれ…(箱を渡す)
お面屋
それは?
雫
祖父にこれを貴方に渡して欲しいと…(汗)
お面屋
…成程な。わざわざありがとうね(箱を受け取る)それにしても相変わらずだな彼奴は…
すまない先生
?昔の秀郎さんってどんな人だったんですか?
お面屋
そうだな〜…彼奴は結構不思議な奴だったからなけど優しくて頭も良くてかっこいい奴だがちょっと頑固で負けず嫌いな所があってな…おまけに何時も面を付けてたし…
すまない先生
な…成程…(汗)
妖刀紅桜
なんか想像つくな…(汗)
お面屋
そうだろう……え?(汗)
雫
あっ…紹介します私の相棒喋る刀の…(汗)
妖刀紅桜
妖刀紅桜だ
お面屋
…本当に喋る刀って居るんだ…(汗)
すまない先生
あれ?思ってたよりあんまりびっくりしてない…?(汗)
雫
みたいですね…(汗)
お面屋
いや十分びっくりしてるよ〜…(汗)ただ昔に秀郎から稀に喋る刀が存在するって聞いてたから実在するんだな〜って思った(汗)
妖刀紅桜
成程な…(汗)
お面屋
あっそうだ。もし良かったら此処でお茶しないかい?
雫
え?良いんですか?(汗)
お面屋
勿論…今日は丁度お休みだからな…それじゃあ入って
雫
おっお邪魔します…(汗)
お店の中にて
雫
わぁ…広い…!
すまない先生
意外と広いね…!
お面屋
フフッ…ゆっくりしてね(お茶とお菓子を置く)
すまない先生
ありがとうございます!
お面屋
いえいえ…にしてもあの"暴れん坊"が此処まで大人になったとはな…
雫
?暴れん坊?
妖刀紅桜
どういう事だ?
お面屋
いや…この男はな昔は結構な暴れん坊でよく家とか破壊しまくっててよく怒られてた所を見ててな
すまない先生
……(汗)
雫
へぇ意外…!(汗)
妖刀紅桜
たまにドアを壊す癖があると思ったら…(汗)
雫
今でも破壊衝動は収まってないみたい…(汗)
色んな人に言われて(※特に教え子に)何も言えないすまない先生であった…
雫
……あっそう言えばすまない先生は此処に何か用があるって…
すまない先生
!…嗚呼まぁね…ちょっと僕出かけるからゆっくりしてて(店から出た)
雫
?はい
妖刀紅桜
何処行ったんだろう?
雫
さぁ…?
お面屋
気になるなら後を追えば?
雫
え?でも…(汗)
妖刀紅桜
ほら見失う前に行ってこい。我は此処で少しのんびりするから
雫
わっ分かった…それじゃあ行ってきます!
お面屋
行ってらっしゃい!
妖刀紅桜
気をつけてな〜!
私はこっそりすまない先生の後を追った
すまない先生
トコトコ…
雫
……一体何処に向かってるんだろう?(物陰に隠れながら)
墓場にて
雫
?此処は…墓場?
後を追うと何故か墓場に来ていた
雫
何で此処に?…!やばっ(汗)(近くの木の上で隠れた)
すまない先生
……(お墓の前で立ってる)
雫
?お墓に立ってるって事は…知り合いかな?(汗)
すまない先生
…父さん…母さん…
雫
!(汗)
そう…このお墓はすまない先生の両親のお墓らしい
すまない先生
僕は今英雄になって教師として頑張ってるよ…だから…絶対に"仇は取るからね"
雫
……(すまない先生…一体何が…?)ツルッ(滑った)
雫
ってキャッ!?(汗)(落ちた)
ドサッ!!
すまない先生
!?(汗)
雫
いてて…(汗)
すまない先生
雫ちゃん!?どうして此処に!?(汗)
雫
!ごめんなさい!ちょっと気になって付いて来てしまって…!(汗)
すまない先生
いや良いんだ…(汗)
雫
…それにしても…このお墓はやっぱり…
すまない先生
!…僕の両親の墓だよ…
雫
!…ごめんなさい…変な事聞いちゃって…(汗)
すまない先生
いや大丈夫だ…僕が10歳の頃…一度だけ"ヤマタノオロチの生贄"にされた事があるんだ
雫
!?(汗)
すまない先生
その時に父さんと母さんが助けてくれてでもそのせいで二人は…(悲しい顔)
雫
そうだったんですね…
すまない先生
嗚呼…だから僕はヤマタノオロチを倒し世界を平和にする…!だから強くなる為に英雄になったんだ…ってごめんね?こんな話しちゃっp
ギュッ…(先生を抱きしめる)
すまない先生
え…?
雫
先生…そんな辛い事があったんですね…でも大丈夫です…"私が先生の悲しみを慰めてあげます…!"
すまない先生
!
雫
前に私にこう言ってくれたじゃないですか…"何かあったら僕らを頼って君は1人じゃない皆が居る"って…だから今度は"私が先生や皆の役に立ちたいです…"
すまない先生
雫ちゃん…!ハハッ…君らしいね(泣)
雫
!…先生…泣いてます?
すまない先生
!あっいや別に…!
雫
気が済むまで泣いても良いですよ…"人間誰しも泣きたい時だってあるんですから"
すまない先生
ッ…!(泣)
雫
よしよし…先生は何時も頑張ってて偉いです…(優しく笑う)
すまない先生
ッ…すまない…少しの間…こうさせてくれ…!(泣)
雫
どうぞ
すまない先生
ありがとう…!(泣)
雫
……(先生も辛かったんだな…ひょっとすると他の皆も沢山辛い事や悲しい事があったんだろうな…帰ったら何でもしてあげっと…!)
うちの息子を頼んだぞ…!byすまない先生の父 よろしくね…剣士さん…!byすまない先生の母
雫
!はい…!
それからずっと先生の気が済むまで泣いてその場を離れて紅桜さん達と合流し用が済んで私達はそのまま帰ったとさ…ちなみにあの箱の中身はただのおまんじゅうであった。そしてしばらくすまない先生は気まずそうだった