不破湊
(カチャ、とドアの鍵を閉める)

甲斐田晴
……不破くん?
鍵まで閉めて、どうしたの……?

不破湊
……『不破くん』って呼ぶの、もうやめてほしいって言いましたよね。

不破湊
湊、って呼んでくれるまで離しません

甲斐田晴
……みなと。……でも、ここ学校だし、誰かに見られたら……

不破湊
誰も来えへんよ。
今は俺と、晴だけの時間。

不破湊
……ずっと、こうして独り占めしたかった

甲斐田晴
湊……、そんなに強く抱きしめられたら、苦しいよ……

不破湊
離したくないんです。

不破湊
……俺以外の奴と仲良くしてるの見ると、胸が締め付けられるくらい嫌になる。

不破湊
……晴、俺のことだけ見てて

甲斐田晴
……わかってる。僕だって、湊のことしか考えてないよ……

不破湊
……それ、本気で言ってます?じゃあ、もっと証明してください

不破湊
……晴の全部、俺のものにしてもええ?

甲斐田晴
……湊になら、いいよ。

甲斐田晴
……君がこんなに熱いなんて、知らなかった

不破湊
……俺も、自分でも驚いてる。

不破湊
晴の前やと、余裕がなくなってしまう

不破湊
晴……。俺、今までずっと我慢してたから、もう優しくできんかもよ?

甲斐田晴
ん……っ、みなと……っ。……いいよ、優しくしなくて、いいから……っ

不破湊
ふはっ、そんな誘い方するんや。……ほら、制服脱がしたる

不破湊
ここ、机の上やけど、背中痛くない?

甲斐田晴
痛く、ない……っ。それより、みなとが、見てる方が……はずかしい……

不破湊
恥ずかしがってる顔も全部見たい。……なぁ、キスして?

(深く唇が重なる音)
(激しい雨の音に混ざる微かなリップ音)
甲斐田晴
んむっ……、ん、ふ……ぁ、ん……っ

(不破の手が甲斐田の腰を割り、下着ごと衣服を滑り落とす)
甲斐田晴
ひゃっ!? ……急に、触らな……、そこ、弱い……っ!

不破湊
ここ? めっちゃビクビクしてんで。晴、もうこんなに熱くなって……俺の指、気持ちええ?

甲斐田晴
んあ、っ……! 変なこと、聞かないで……っ、あ、ん! 奥、指、はいって……くる……っ

不破湊
力抜いて。もっとドロドロに溶かしたるから。……ほら、俺のことギュッてして?

甲斐田晴
……っ、みなと、みなとぉ……っ。あ、そこ、ひゃぅ、無理……っ!

(不破が甲斐田を強く抱きしめ、二人の距離がさらに縮まる)
不破湊
晴。……もう、離さへんからな。全部、俺に預けて?

甲斐田晴
……っ。……うん。みなとの熱、すごく伝わってくる……

甲斐田晴
あ……っ、みなと……。
鼓動、速いね……っ

不破湊
お前のせいやって。……なぁ、俺のこと、もっと強く抱きしめてや

甲斐田晴
ん……っ、ふ……。……こう、かな……?

不破湊
……そう。最高や。……晴、好きやで

甲斐田晴
……っ、僕も。……みなとのこと、大好きだよ……っ

不破湊
晴……。俺、もう我慢できんわ。入れてええ?

甲斐田晴
……っ、うん……。みなとの、はやく、ちょうだい……っ

不破湊
ふはっ、可愛い。じゃあ、力抜いてな……

甲斐田晴
んがぁっ……!? ふ、ぁ……! お、奥、あつい、そこ、むり……っ!

不破湊
ふ、は……晴、中めっちゃ熱いし締め付けえぐ……。そんなに俺のこと好きなん?

甲斐田晴
ちが……っ、ひゃ、あ! 動かさ、ないで……っ、脳みそ、とける……っ

不破湊
嘘つけ、ここ突いたら、身体ビクビク跳ねてるやん。……なぁ、もっと鳴いてや

甲斐田晴
あ……っ、みなと……っ。苦しいくらい、心臓がうるさい……っ

不破湊
俺もや……。晴の全部が、俺の中に流れ込んでくるみたいや

(窓を叩く雨脚が強まり、二人の距離がさらに縮まる音)
甲斐田晴
ん、んん……っ! 離さないで……このまま、ずっと……っ

不破湊
ああ、離さん。お前が嫌やって言っても、絶対……

甲斐田晴
みなと……っ、あああぁっ!!

不破湊
は、ぁ……っ!!

(雨脚がさらに強まり、窓が激しくガタガタと鳴る音)
甲斐田晴
あ、あんっ……! みな、と……っ、そこ、だめぇ……! おかしく、なる……っ!

不破湊
おかしくなってええよ。俺も晴が可愛すぎて、もう頭おかしいわ

甲斐田晴
ん、んんぅっ!……ねぇ、声、外に……っ

不破湊
しー。声大きいって。

不破湊
聞こえたら、俺らここで何してるかバレんで?

不破湊
ほら、外に聞こえんように……俺の肩、噛んで我慢しぃ?

甲斐田晴
……っ! んむ……っ、ん、んぅ……っ!!

(甲斐田が不破の肩口に顔を埋め、涙をボロボロと溢れさせながら、声を殺して必死に耐える)
不破湊
ふはっ、めっちゃきつく締めてくるやん

不破湊
……。なぁ晴、俺の名前呼んで?噛んでてもええから、名前言うて?

甲斐田晴
……み、なと……っ。みなと、みなとぉ……っ!すき、好き、です……っ

不破湊
っ……反則。そんな顔で言われたら、俺もう引き返せへん

(不破が甲斐田の細い腰を両手でガッチリと固定し、さらに深く、容赦なく突き上げる)
甲斐田晴
ひゃ、あぁっ!? あ、つい……っ、むり、もう、いっちゃ……っ

不破湊
一緒にいこ。晴、俺のこと、ずっと離さんといてな……っ

甲斐田晴
みな、と……っ、ああぁーーっ!!

不破湊
は、ぁ……っ!! 晴……っっ!!
