テラーノベル
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数日後。 私はFSTに倒れたらしく、 目を覚ますと保険室のベッドの上にいた。
その事もあって、 その日、ついに私は自分の弱さを認めた。
病気に押しつぶされそうになりながらも、 寺刃に心を開いた。
霧隠ラント
寺刃ジンペイ
寺刃ジンペイ
寺刃の瞳に映るのは、 心配そうな嘘のない優しさだった。
その瞬間、私は一人じゃないと知った。
病がどんなに私を弱くしても、 寺刃がいれば戦える気がした。
霧隠ラント
霧隠ラント
私は深呼吸をして、起き上がった。
寺刃ジンペイ
霧隠ラント
霧隠ラント
寺刃ジンペイ
霧隠ラント
弱さも痛みも抱えながら、 それでも前を向いて。
どんな未来が待っていても、お前がいるから___
生きていける。
寺刃と私の絆は、確かに強くなっていた。
私の中の光は、確かにここにある。
ℯ𝓃𝒹.
コメント
2件
エエ話やのぉ……