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まじで泣いちゃいました、めちゃくちゃいい作品でした、もし書いてくれるなら、転生して、いるまくんとみことちゃんが出会ってまた再会みたいなの書いて欲しいです(*^^*)
めちゃめちゃ泣ける😭😭
手紙の部分で号泣した😭
主
主
主
主
地雷の方は見ないでください キャラ崩壊してます。 死ネタ入ってます。
いるま視点
あれから、どのくらいの月が経っただろうか
みことは、帰ってこない
今、どうなっているのかも分からずに
ただただみことのことを考える日々が続いていた
助けに行くという考えも気づけば頭の中から消えていた
なんでかって?
それは
”あいつ︎︎”が怖いからだ…!
今のあいつは、人を簡単に殺せるくらい
あの後、俺はみことを取り戻す策を考え続けた
だか、その策も全部壊滅的な状態で終わってしまった
結局、なんの結果も得られなかった
ただ、すちがあいつが!
ヤンデレ度がどんどん高くなっていることだけは分かった
何回も何回も
すちの家に乗り込んで
殺されかけたこともあった
目の前でイチャつくところも見せられて
俺は心が折れかけた
死にたい時だってあったし
いっその事、みことの前で殺して欲しいって思った
でも、俺は!
この日
今日、この日までは生きるって決めた
11月25日
この日は、みことの誕生日
でもあり、
俺たちが付き合って3年という
大切な日だった
その日だけは祝いたい
たとえ、1人だったとしても
この日、俺は家にこもって
みこと宛に日記、手紙を書いた
手が止まることなくすらすらと書き続けた
書いているうちに
みこと、との思い出がどんどん溢れてきて
とうとう、涙か溢れ出した
でも、俺の手は止まらなかった
書き終えた時には、夕方の薄暗いときだった
引き出しから、みことの誕生日プレゼントを出して
日記、手紙と一緒に机に置いた
それから……
家を飛び出して
今、70階のビルの屋上に立っている
正直、死ぬのは怖い
でも、これ以上耐えられない
さよなら
いるま
まただ、
最近、涙がよく出でくる
それも、そうだよな
恋人が他のやつに取られたのだから
もう、考えるのはやめよう
いるま
いるま
いるま
ずっと
愛してる
いるま
やっぱ70階だから下まで着くのに時間かかるなw
いるま
最後くらいは笑って死のう…
いるま
笑うのなんて久しぶり
さよなら
みこと
みこと視点
俺は、バカだ
大バカだ
なんで、もっと早くに……
俺が気づいた時には
もう…
いるまくんは
この世にいなかった
あの時、すちくんとテレビを見ていた時だった
速報です。
東京地区、○○ビルで倒れてる人がいると通報があり
救急車が駆けつけたところ死亡が確認されました。
身ともは
佐久類 瑋瑠茉(22才) さくるい いるま
ということが分かりました。
警察は自殺とみて捜査を進めています。
みこと
みこと
すち
すち
すち
すち
すち
すち
みこと視点
夢の中である男の子に
告白された
好き、大好き、愛してるって言ってた
絶対、守るからって言われて抱きしめられた
なんだか、こういうの前にあったような気がしたのは
気のせいではなかった
その瞬間
雷のように俺の記憶が全部戻った
思い出した
小さい時の記憶から今までの記憶まで
みこと
すち
みこと
すち
みこと
すち
みこと
すち
すち
みこと
すち
みこと
みこと
すち
すち
すち
すち
みこと
みこと
みこと
みこと
みこと
すち
みこと
すち
みこと
みこと
すち
すち
すち
すち
みこと
みこと
みこと
みこと
すち
すち視点
みこちゃんが
俺の事好きだったなんて
俺はなんてことをしてしまったんだ
心の中が罪悪感でいっぱいだった
最後のみこちゃんの笑顔
あれは、もう二度と見れないような気がした
また、どこがで会えたらいいな…
…俺なんて会う資格ないかww
さよなら
みこちゃん
みこと視点
すちくんの家を出て
いるまくんの家に向かった
いるまくんの家につくと
警察の人達がいるまくんの家を出入りしていた
その時
いるまくんはやっぱりもう居ないんだということを実感させられた
帰ろうと振り返った瞬間
警察の人に声を掛けられた
警察官
警察官
みこと
みこと
恋人です。なんて言う資格がない。
警察官
警察官
警察官
みこと
警察官
みこと
正直読むのが怖い
でも、俺のために書いてくれたんだというこの手紙たちは
持っていても伝わってくる
小さい頃遊んでいた
お花畑
凄く思い出のある場所だ
ここで読もう
そう思って日記を開いた
そこには
〇月〇日というのがいっぱい書かれており
全部俺のことだった
最後のページを開いた時
11月25日
俺の誕生日だった
それと同時に付き合ってから3年という大事な日でもあった
俺は、本当に自分が情けなく思えた
読んでいくうちに
いるまくんの思いがどんどん伝わってくる
好き、大好き、愛してる
という言葉がいっぱい入っていた
ダメだ…
みこと
泣かないようにしてたのに…
とりあえず、全部読んでしまおうと手紙を開いた
みことへ 元気ですか? 俺は〜元気でいたいけどいられなさそうです。 正直まだ、すちに取られたことを受け入れられない。 受け入れちゃったら、一緒このまますちのものになっちゃうんじゃないかって思って怖かった。 話は変わるけど、 俺が告った日のこと覚えてますか? あの日、俺はすちの事が好きだったお前に告白した。 あの時から俺はすちがやばいやつってことを知ってたからみことを助けたくて、守りたくて告白した。それとはまた別に素直に”好き”だった。 みこと、と一緒にいると落ち着くしずっと一緒に居たいって思えた。 みことの天然なところ可愛いところ全部全部大好き。 ずっと守り続けるって言ったし、自分でも誓った。 なのに、みことを守れなかった。 このことは、絶対忘れないし謝っても許してくれないよね。 そんなの分かりきってること。 でも、俺の気持ちは変わらない。 たとえ、みことが俺の事を 嫌っても 恨んでても 俺はみことのことが ずっとずっと 大好きだから。 許してくれなんて言わない。 けど、俺の事好きでいて欲しい。 みことが俺とのハグ好きって言ってくれて凄く嬉しかった。 ダメだw ハグしたくなってきたww 最後にハグしたかったな… 俺は、もうこの世に居ないと思う。 だけど、お前はこっちに来るなよ。 11月25日 みことの誕生日 それと 付き合って3年 俺にとって大切な日 日記と手紙それから、もう1個 誕生日プレゼント。 気に入ってくれるか分かんないけど 大切にして欲しい。 最後に、こんな形にになってごめん。 動画とかにしようかなって思ったんだけど、 ちょっと顔の調子が良くなくてさww ごめんな。 本当は直接お別れ言いたかったな。 また、来世で会おうな! 絶対探してやるから! 愛してるよ。 みこと… いるまより
読み終わった時には涙が溢れ出して、
ポタポタと手紙にたれていた
色んな、感情が飛びかっていた
そんな中でも、俺は箱の中に入ってるものを開けた
そこには、指輪が入っていた
1つではなく
2つ入っていた
みこと
みこと
みこと
みこと
こんなんじゃダメだ、
と思い、俺は決めた
いるまくんの分まで生きる
そう
心に誓った
あれから約3年が経った頃
11月25日
みこと
流石に指にはめるのは…
と思い、ネックレスに指輪をつけることにした
太陽があたりキラッと光る
みこと
墓参りに来た俺は、
いつも
この言葉を言う
愛してるよ…と
END
主
主
主
主
主
主
主
主