中1の10月頃
○○
真琴
人見知りの私にも1人の友達がいた
彼女はとても優しく強い正義感を持っていて、正直者だった
○○
真琴
中学生ってちょっと悪いことに憧れる時期でもあるから
クラスの人達はまっすぐな○○ちゃんがウザかったみたい
そんなある日、○○ちゃんがいない時にクラスの子が話しかけてきた
自称一軍
真琴
真琴
真琴
自称一軍
自称一軍
自称一軍
真琴
自称一軍
こんな私が逆らえるはずない
その子の言葉通り、○○ちゃんを無視した
○○
○○
○○
真琴
無視しなかったら私がどうなるか分からない
怖い
○○
真琴
自称一軍
自称一軍
○○
仕方ない
みんな無視してるもん
私は悪くない
悪くない!
ソフトテニス部 1走者目 テニス部先輩1 2走者目 テニス部先輩2 3走者目 テニス部先輩3 4走者目 神月 夜 5走者目 西村 真琴 アンカー 氷川 菜都
1走者につき、グラウンド1周 アンカーは2周
リレーに出る部活動生が列に並んで座る
菜都
菜都
陽木谷
陽木谷
真琴
放送部
パンッ!
ピストルの音がグラウンドに響き渡った
その瞬間、観客席の応援の声が大きくなる
放送部
放送部
放送部
放送部
放送部
菜都
真琴
放送部
放送部
放送部
夜
夜
3走者目にもバトンが渡り、ついに4走者目の番が迫ってきていた
陽木谷
陽木谷
菜都
真琴
菜都
菜都
夜
真琴
陽木谷
冗談なのかと思ったがなっちゃんはいつにも増して真剣な表情
夜
陽木谷
夜
そう言って神月さんが不敵な笑みを浮かべた
夜
真琴
夜
真琴
真琴
陽木谷
放送部
菜都
真琴
テニス部先輩3からバトンを受け取る夜
夜
放送部
放送部
放送部
放送部
菜都
陽木谷
真琴
さすがの神月さんでも全員を抜かすことは出来なかった
それでも15個の部活のうち、最下位から5位になった
その中でバスケ部も抜いていた
夜
菜都
そして私にバトンが渡される
真琴
真琴
ドンッ
真琴
右肩に衝撃が走る
誰かがぶつかってきたみたい
真琴
その瞬間───
菜都
ドサッ
コケてしまった
真琴
放送部
放送部
真琴
真琴
時間が経った今だから分かる
あの時の自分はなんて最低な人間だったんだろう
大切な友達だったのに…
いじめられるのが怖いから
裏切った
真琴
真琴
真琴
菜都
菜都
真琴
主
主
主
主
主
主
コメント
19件
菜都ちゃん応援してるの かわいい まこちゃん頑張って〜(๑•﹏•)