この世界はおかしい。
住民みな、色が見えない
なにもかも白と黒
俺は色が見える、
これは、…色以外見える俺の物語
2008年 7月
自分、日頼かなめがうまれた。
自分はこの時から世界の色が見えていた、
自分だけ、色が見える。空だって何色か分かる
自分だけ色が見えると気づいたのは、4才の頃
親父と母さんと遊んでいた。
かなめ
ねね!遊ぼ遊ぼ
あの頃は無邪気で……
可愛かった。
1つだけ。気になることがあった。
自分の服の色だ。
かなめ
んー。服の色嫌い!!
かなめ
自分の好きな色じゃないから!
よくわからない色にずっと気に食わなかった。
それを聞いた親は、、驚いてた。
親
え、、
親
、、かなめ、この木は何色?
そう聞いてきた親、
自分は当たり前のように答えた。
かなめ
?茶色と桃色だけど?
親
っ!!
親は、涙を出した、。
自分はその頃はなんで泣いているんだろうと、、しか思えなかった。
親
これは、だめよ。
親
かなめ、家に一旦帰りましょ。
かなめ
?なんで?まだ遊びたーい!
親
いいから、お願いお母さんの言うこと聞いて、!!
怒られた。
自分が親に怒られたのはこれが初めてだ。
家に帰って、お母さんに言われた。
親
かなめはね?
特殊な能力を持っていると
そのとき、なにいってんやろと思った。
だけど、母さんのまっすぐな瞳を見たら、 本当なんや、、って理解できた。
お母さん曰く、 この世界の住人は色が見えないんだ。
その中で、色が見える自分が生まれた。
親
、、あのね
親
かなめのおばあちゃんもね
俺の叔母は色が見えてたらしい。
その能力を受け継いだ俺が生まれた。
親
かなめ、
親
これは、私たち家族の秘密!
親
他の人には言ったらだめよ
かなめ
?はーい
そのときは、色が見えるだけで秘密にすることなくね?
って、思ってた、
だけど、俺が高校にはいったときには、
意味がよく分かった。