いじめ
それは人を傷つける行為である
殴られ、蹴られ、物を取られ、自殺を試みようとする人も数少なくはないだろう
皆さんは体験したことがありますか?
いじめということを、、、
これはいじめにて起こった出来事である
彼方
ふう
彼方
ようやく、、これた
彼方
これで、、、辛くなくなる
彼方
ようやく、、、楽になれる
彼方
いじめから解放される
彼方
痛い思いをしなくてすむ
僕はいじめが原因で自殺をしようとしていた
彼方
そろそろだな
僕はフェンスの手前に来ていた
下にいる人達が僕のことを見ている
当たり前だ
飛び降り自殺をしようと言うのだから
彼方
何をしているって見ればわかりますよね
彼方
僕はいじめによってこうなることになった
彼方
先生に相談しても考えすぎと言われ
彼方
家族に相談しても学校に行きなさいと言われる
彼方
この世の中は残酷だ
彼方
貴方が死ねと言ったから僕は死ぬんですよ
彼方
何か駄目なことでも?
彼方
貴方、僕に言いましたよね
彼方
生きている価値がない、死ねと
すぐこうだ
自分に都合が悪いと手の平返しをする
彼方
冗談でも言ったことは変わりないよね
彼方
だからその言葉の言う通りにしてやるよ
彼方
何がですか?
彼方
相談したじゃないですか
彼方
それで聞く耳も持たなかったのは貴方の方です
彼方
だから、、、
彼方
さよなら
僕は屋上から飛び降りた
体が地面に落ちていく
走馬灯が見えてくる
僕は届かない空を握るように手を握りしめた
視界が真っ暗になった
これでようやく、、、楽になれる
さよなら
醜い世界
咲良
え
咲良
彼方が、、、飛び降り自殺
咲良
どうして
口に言っても大体は想像がついていた
いじめに耐えきれなくなったのだ
私は、、いじめられていた
すると彼方が助けてくれた
助けてくれた時から何故か急にいじめられなくなった
それは彼方にターゲットを移り変えたからだ
私からすると彼方はヒーローのようなものだ
とても優しく勇敢だった
そんな彼に憧れていた
彼方の言葉には不思議なことに希望や応援のメッセージをくれる
彼が好きだった
咲良
なんで、、、自殺なんか、、、
咲良
私が助けてあげれば、、、
私の目から一粒の涙が溢れてきた
悔しかった
悲しかった
咲良
、、、
咲良
許さない、、、
咲良
彼方を死に追いやった奴等を
咲良
同じようなことをしてやる、、、
咲良
彼方がしてきたことにもっと残酷で苦しみながら死ねるような
咲良
ふふふ
咲良
楽しみだな
咲良
どんな顔するんだろ
私のどこかで何かが芽生えた
咲良
皆殺しだ
咲良
殺す為の技術は整ってある
咲良
さぁ
咲良
ショータイムだ






