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エナ=アヴァンス

わ〜!すごい!

エナ=アヴァンス

ねぇクラピカ!

エナ=アヴァンス

エナ達、船乗ってるよ!?船!!

私が興奮気味に 隣の席に座っている クラピカに話しかけると、 笑いながら言った。

クラピカ

ふふ、私もエナも初めてだもんな…ニコニコ

エナ=アヴァンス

ね〜!船、カッコいい!

クラピカ

“陽の音“になってるぞ笑

エナ=アヴァンス

えへへ…笑

  

その後はずっと寝ていたみたいで、 クラピカが起こしてくれた。

クラピカ

エナ、着いたぞ

エナ=アヴァンス

んん…

エナ=アヴァンス

おはよぉ〜

クラピカ

うん、おはよう

クラピカ

では行こうか

エナ=アヴァンス

うん!

私達が船を降りて 足を踏み入れた場所は…

くじら島だ。

エナ=アヴァンス

おぉ〜!賑やか〜!!

クラピカ

これが港街か…!

2人で興奮していると、 近くから歓声が聞こえた。

島民A

これが沼の主か…!

島民B

初めて見た…!!

島民C

ホントにこんなデッケェのを、

島民C

お前さん1人で釣り上げちまったのかい?!

???

うん!!そうだよ!

島民A

すげぇなぁ〜!

島民B

こりゃ大物になるさ!

???

へへへっ(*´罒`*)

なんと11歳ぐらいの少年が “沼の主“と呼ばれる、 巨大な魚を1人で 釣り上げたというのだ。

エナ=アヴァンス

うぉおお…!デカ…!

クラピカ

これを1人で…

エナ=アヴァンス

あの子、実は脱ぐとすごいタイプなのかな?!

クラピカ

え?(・д・)

エナ=アヴァンス

きっとムキムキなんだろうなぁ〜…✨

クラピカ

あぁ…なんだ、そういう意味か…笑

それから私達は次の船が来るまで、 時間を潰すために港を後にした。

久しぶりに自然の 多い場所だったので、 森の中を探検したりしていた。

けれど、気づいたらさっきまで 一緒に居たはずの クラピカとはぐれて、 自分が今、何処にいるのか わからない状況だった。

エナ=アヴァンス

まじで終わったぁ〜!!

空が曇り始めて、 雨が降りそうだった。

そのため、少し暗く、 余計不安になってきた。

エナ=アヴァンス

(このまま1人のままだったら、どうしよう…)

何より大切なクラピカが 傍に居ないと、 そんならしくないことも 考えてしまう。

そしてしばらく、 適当に辺りをうろついていると、 草むらからガサガサと音がした。

エナ=アヴァンス

クラピカ…?!?!

そう思ったけれど、出てきたのは 大きなキツネグマだった。

どうやら、ここが縄張りのようだ。

キツネグマ

グォオオオオッ!!

私にはあらゆる生き物に好かれやすいという、特殊な体質がある。

気が立っていても、 すぐに手懐けることができる。

特殊能力レベルまで、 聴力が発達している私達 メリフルー族は 生き物の言葉までもわかるのだ。

なので、いつもの調子で ゆっくりと歩み寄った。

エナ=アヴァンス

ごめんね、君のテリトリーだったんだよね?

キツネグマ

グルルル…!!

エナ=アヴァンス

大丈夫、敵じゃないよ

相変わらず牙を剥いてくるけれど、 臆せず、話しかけながら 歩みを進める。

けれど…

ザシュッ!!

エナ=アヴァンス

っ…!!

大きな爪で引っ掻かれてしまい、 手から血がポタポタと落ちる。

こんなことは滅多に無い。

可能性として考えられるのは、 誰かが先に手懐けて操作している ということ。

私とクラピカは ここに来るまでにも、 たくさんの人に審査されてきた。

それと同じく、ここにも ナビゲーター兼審査員なる人が 居るのかもしれない。

でも今はそんなことより、 この状況をどうするかだ。

傷は結構深いみたいだし、 この子を傷つける気は無いし、 逃げられそうにも無いし… 2人で睨み合うことしか できなかった。

すると、背の高い男の人が来た。

???

お前、なんでそんな気ぃ立ってんだ〜?

キツネグマ

グルルル…!!

エナ=アヴァンス

誰…?

その人の正体はいかに…!?

…To be continued

どんなに暗い夜だって

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コメント

27

ユーザー

待ってまず船に乗って船酔いしない2人がすごすぎるんだがw 私は全般の乗り物で乗り物酔いするからガチで尊敬するわ… そんでエナの発言の「脱いだらすごいんだろうなー!」に反応したクラピカが可愛すぎるw 全体的に尊い💓

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